写真クラブと仙丈ヶ岳を行く

   浜松を車で午前3.00に発ち飯田経由長谷村に7.00着、7.30発の北沢峠の臨時バスで大平小屋前8.30着、9時から藪沢コースを登り始める。天候は雨は降りそうではないが、ガスは出そうな雲行きである。。藪沢コースを登り、2ヶ所の滝ではザックをおろして思い思いのアングルで撮影し12.00には馬の背ヒュッテに着き昼食とした。さすが登山シーズンの最盛期である多くの登山者が昼食を取り小屋の周りは大変のにぎわいだった。12.30ヒュッテを後に仙丈小屋に向かった。途中の馬の背にはお花畑があり、黒百合、シナノキンバイ、ヨシバシオガマ、ハクサンチドリ等が今を盛りと咲き誇っていた。ザックをおろし花畑の撮影に30分時間をとった。小屋までにもコイワカガミ、イワウメのきれいな花が咲き絶好の被写体であった。小屋には15.00前につき夕食までの間を懇談し、日の入りをねっらてシャッターを構えたがあいにくの天候で、シャッターを切るチャンスに恵まれなかった。翌日は4時に小屋を出発し山頂に向かったが、天候はガスで山並みは見られない、しかし時々ガスが切れるのでそれを期待するしかない。山頂はガスで覆われ待つこと30分ガスの一瞬の切れ間にシャッターを押し、6.30に山頂での撮影を終え小仙丈岳を経て北沢峠へと下山した。途中からガスも切れ夏の青空も見え、稜線ではチングル、コイワカガミが見られ、その向こうには甲斐駒、鋸岳、鳳凰三山、アサヨ峰、遠くには八ケ岳連峰も顔を出し、小仙丈岳からは、最後までガスで覆われていた北岳、その向こうに富士山も見られ撮影山旅に花を添えてくれた。10.30には北沢峠に着き、11.30の臨時バスで下山し、仙流荘の風呂で山旅の疲れをとりさっぱりした。風呂上がりのビールで無事を乾杯し、昼食後14.00に帰途に着いた。