恒例の正月の赤岳登山

   暮れの31日から正月の2日まで2泊3日で赤岳、横岳に写真登山を行った。31日の早朝浜松を発ち、美濃戸から北沢経有、赤岳鉱泉を経て行者小屋に2時に着く。今年の雪の量は普通である。 天候は曇りで写真には向かないので行者小屋でゆっくり休む。暮れの大晦日の小屋での年越しは初めてである。多少催しが有るかなと期待したが何もない。ただ夕食に少し年越しそばが付くのみあった。小屋も混んでいなく静かな大晦日であった。翌日は4時半に起床しパンで軽い朝食を取り5時半に地蔵を登った。星は見えず空は曇り空である。稜線についても富士は見えず佐久側はガスで被われていた。日の出の時間が過ぎてもガスは切れず富士の撮影はあきらめ、赤岳頂上に向かう。頂上に着くとガスが切れて南アルプス、阿弥陀方面が見えだした。頂上小屋に泊まり写真を撮っている人数人と、一緒におガスの切れ間と再度ガスが被われる間をぬって写真を撮った。横岳、硫黄岳を廻るため来た道を戻った。佐久側はガスで被われ富士は見えずじまいである。

               

  蓼科側はガスもきれ展望もきき、素晴らし冬の稜線を歩きながら12時頃硫黄山荘に着く。硫黄山荘で昼食のラーメンをいただき登山者の薦めで硫黄山荘で泊まり硫黄だけからの赤岳方面の夕景を撮ることにした。15.00頃小屋をでて硫黄岳の中腹まで登り日の沈むのを待った。しかし西の方は薄い雲が出て雪面の焼けは無くがっかりであった。夜は昨日と違って酒の飲み放題で元旦の夜を楽しいく過ごした。翌日の朝は吹雪き写真撮影はあきらめた。朝食後8時頃吹雪の中を下山した。硫黄岳の登りは吹雪が強く目が開いて入れなくて大変苦労して硫黄岳に着いた。このころから雪も止み前が見えだし新雪の中を赤岩の頭まで下山した。ここからは樹林帯だので安心して赤岳鉱泉を経て美濃戸口に下山した。