赤兔山に高層湿原とニッコウキスゲを訪ねて

 7月4日三遠トレキングに久しぶりに参加する。今回は福井県勝山市の赤兔山の高層湿原とニッコウキスゲを訪ねる山旅で有る。参考書等では一般コースからは大変容易な山行で、下りに利用するコースも3時間程度で下れる容易なコースである。今回は登り口と、下り口が山を経て大変離れているため、豊橋からジャンボタクシーで出発する。
 豊橋から登山口まで大変時間が掛かり、登り始めは
11:30である。頂上には13:00で予定どおりである。頂上から避難小屋までは高原状で高層湿原もあり、ニッコウキスゲがあちこちに咲き、それなりに趣がある。又高原の池塘が上空の雲と相まって大変素晴らしい。しかし目前の白山連邦は雲で見えず大変残念だった。赤兔山の頂上に戻り14:00に下り口鳩ヶ島温泉向け発つ。多くの登山者がいるが鳩ヶ島温泉に降るのは我々グループのみである。降るの雪解け後このコースを利用するのは始めての様な、雑草の生え方である。途中ブナ林を1時間ほど歩く、素晴らしいブナ林が有った。

                  駐車場から赤兔山の登り


斜面に咲くニッコウキスゲ
 しかし案内書のコースタイムとは大変の違いで、鳩ヶ島温泉には17:20の着で3.30程掛かってしまった。その上大変歩きにくい山を巻くコースであった。時間が無かったので温泉で汗を流すことなくそのまま待っていたジャンボタクシーで帰途についた。

高層湿原の池塘
 

赤兔山頂上から避難小屋、白山連峰方面