mazda323GTーRのコーナー
mazda323
GT−R
マツダは、今までWRCで活躍していた323GT−X(BFMR)にかわり
1989年6月より後継モデル323GT−X(BG8Z)を生産開始した。
1990年1000湖ラリー(現:ラリーフィンランド)でデビュー。
他のメーカーが「2000cc+4WD+turbo」のマシンにもかかわらず
「1800cc+4WD+turbo」の非力(?)さを「軽量」、「コンパクト」、
「ベストハンドリング」で対抗、他のメーカーとほぼ互角に戦った(?)。
(このころ トミ・マキネン(現:三菱ラリーアート、WRC’97チャンプ)、
ロッド・ミレン(パイクスピーク・の記録保持者)も乗っていた)
しかし、時代の流れは「ハイパワー!」(今のラリー車もそうですが・・)
323GT−Xは275HP(公表値)で非力。(ライバルは300HPだった)
どんどんライバルメーカーとのアドバンテ−ジは開いていく一方だった。
そこでマツダは1992年1月よりライバルに対抗するべくエボリューション
モデルである323GT−Rと323GT−Ae(競技モデル・限定300台)の
工場生産を開始した。(ホモロゲーションは5000台以上(全世界))
しかし、このころからバブルの崩壊等により、マツダの経営状況は悪化
レース・ラリー等のモータースポーツの表舞台から引いていったのである。
(この後、日産もワークス(NME)より撤退(パルサーGTI−R))
(ル・マン24Hもワークスから撤退(?)。現在はmazdaspeedで参戦)
こうして mazda323GTーRはGr.Aではほとんど日の目を見ることなく
生産を終えたのである。
いまのWRC人気を考えるともう少しがんばればね〜・・・・
323GT−Rのスペック
TOPページに戻る