SP/SRはすでに20年以上の歳月と場合によると数人のオーナーを経てきている。そしてその歴史の中でキーがつぶれたり、なくなったりして、今となっては一台に数本のスペアキーと金物屋やカーショップで作られた無粋なブランクキーを使っているオーナーも多いことでしょう。しかしSP/SRは片側だけの鍵山の切ってある古い型でなおかつキーそのものが摩耗しねじれているものもあり又、ほとんどがコピーキーであることからキーの修理についてはあきらめているオーナーも多いでしょう。
しかし数年前に福島氏が配布したパーツリストの巻末にスペアキーの挿し絵と番号を参考にしてまったくオリジナルではないがオリジナルに近い物が日産部販より入手できる事が分かりました。ブランクキーの無粋なキーと比べると雰囲気は抜群です。しかし、最近では一部材質が変更になったり、エナメルの塗装が無くなったものもあります。手に入ったのは、後期型のIGキーKEY00-00034、28、(440円)とサブキー(丸くない方)でありながらメインキーの長さを持つKEY00-19、17、16(510円)である。挿し絵の真ん中の表は鍵穴方向から見たキーの鍵溝の形である。


(挿し絵と番号などの全体の図面はここです)
IGキー先端にステアリングロックのつく前期SR311を持つ名古屋のIさんは付け根を削りロックの分を数ミリ長くして使いました。前期型SRにはメイン、サブキーの設定はありません。前期型SRは、取扱説明書にはライオンキーがついている写真が載っていますが、Iさんのワンオーナーの友人によると最初からライオンキーではなく普通のキーで、よくつぶれるフロアーコンソールキー注文するとそれにはライオンキー(SP310系と番号が同じなため)がついてきたそうです。SR以前のSPはメイン、サブ、の二種類があったようです。後期SRはIG、ドアーキーとも問題なく使えました。WASO,VOSSの表示は右ハンドル、左ハンドルの規格の差でしょうか?右ハンドルはWASOのようです。
さて鍵山を削る方法ですが幸運にもオリジナルのキーを持っている人はキーが摩耗してもキーに打ち込んである数字から鍵山を削る方法があります。今のキーより材質が硬く加工には少し時間がかかるようです。車体側のキーシリンダーに打ってある番号から鍵山を削る方法もあります。又左右のドアー、トランクと鍵が異なっていても鍵屋さんで統一することもできるようです。しかし片側キーは加工ができない鍵屋さんもあり、NTTタウンページで工作機械のそろった鍵屋さんを探しましょう。
又大変細かいことだが、各種取説を見ていると新車からついてくるキーホルダーがある様だ。42年と43年の取説にまたパーツリストのキーセットの絵にキーホルダーが載っています。裏側にリベットが二つあり、やや円錐形で黒いものだ、写真からは材質は判断できないがビニールだろう。文字どうりのキーホルダーで純正キーと違いこちらは純正が無粋である。およそ10年ぐらい前の一部の車についているものがほとんど同じ形をしている。部品番号がわかりましたので以下に記します。80690-E6000(470円)。

(1999.11 五嶋 学)
後期型SP/SRオーナーにおしらせ。
ルームミラーはかなり以前から入手困難だったが、スバルのある軽四輪車のミラーが同じ物とわかった。ただし「足」部分が異なり、鏡が「白」ではなく「青」の防幻タイプとなる。裏側のEVERWINGの刻印、「しぼ」も同じです。すなわち同じ金型から作られたものであると推測される。鏡部分だけ割れたり、なくなってしまっている後期型SP/SRのオーナーはスバルのディーラーへさっそく部品注文を。
スバルでの部品番号は691001433です。価格は3,140円でした。但し、軽四輪の補修部品であることから海外での入手が可能かどうかは不明です。
(1998.11 五嶋 学 )
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