「映画の中のワインで乾杯」



「映画の中に出てくるワインを探すのがそれほど面白いの?」と、よく聞かれるのですが、これが本当に面白いんです。映画の中に登場するワインは、場面の設定や、登場人物の懐具合、生い立ちや教育などをさりげなく観客に伝えるためにとてもよく考えられています。それはちょうどソムリエがお客様の注文された料理や、好み、懐具含を考えて一本のワインを選び出す作業によく似ています。

「映画の中のワインで乾杯」はじめにより


須賀さんはSROCのファーストメンバーで、自称「少しおっちょこちょいの食堂のおやじ」とのことですが、ただのおやじではありません。数年前、毎年SROCでボージョレーヌーボーランを行っていたときは、そのゴール地点に「レストラン神戸屋」を使わせていただきました。その事前ミーティングや名古屋ブランチのミーティングでも神戸屋を使わせていただいているのですが、もちろん議題や食事も大切ですがその席での須賀さんの話がとても面白く、たまに須賀さんが所用で欠席されると残念に思い、事前ミーティングをしに行ったのか須賀さんの話を聞きにいくつもりだったのか、まったく本末転倒とはこのことでしょう。

その話は、海外旅行記、自動車論、坂本竜馬論、映画女優論、政治経済論、などなど多岐にわたり中でもワインを含むお酒論には下戸の人も自分があたかも飲めるようになると勘違いするほどです。

もう十年前でしょうか、007シリーズの中のワインについて話を聞いたことがあります。もうそのころからこの本の計画はあったのでしょうか。娘さんとクリストフさん夫婦にかわいいお孫さんもでき、今はこのお孫さんに夢中の須賀さんですがこれからもたくさんの話題を提供してくれるでしょう。

(五嶋 学 1999.7.12)


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