魔術・まじないについて
指輪物語には様々な魔法があふれています。その一端をご紹介しましょう。
ルーン文字
古地図などによく書かれている、古い文字で基本的にアルファベットに対応します。
The Hobbitの付録Bに掲載されているルーン文字対応表です。
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 | H |
 | R |
まじないのことば
Ash nazg durbatuluk, ash nazg gimbatul, ash nazg thrakatuluk
agh burzum-ishi krimpatul. (THE FELLOWSHIP OF THE RING : THE COUNCIL OF ELROND)
一つの指輪はすべてを統べ、一つの指輪はすべてを見つけ、一つの指輪はすべてを捕えて
くらやみのなかにつなぎとめる(旅の仲間:エルロンドの御前会議)
解説:一つの指輪に刻まれている銘。モルドールの言葉であり
すべての力ある指輪を支配下に置く力を持つ言葉である。
nazgは指輪のことであり、人の指輪をはめた指輪の幽鬼はNazgulと呼ばれる。
mellon! (THE FELLOWSHIP OF THE RING : A JOURNEY IN THE DARK)
メロン!(旅の仲間:暗闇の旅)
解説:シンダリン語で友を意味する。
モリアの坑道における入り口の合い言葉
入り口には「唱えよ、友。そして、入れ」と書かれている
魔術とは
naur an edraith ammen! (THE FELLOWSHIP OF THE RING : THE RING GOES SOUTH)
ナウァ アン エドライス アムメン!(旅の仲間:指輪、南へ行く)
解説:naurとはシンダリン語で火を意味する
作中では火をつけるための魔術として、ガンダルフが唱えている
naur an edraith ammen! Naur dan i ngaurhoth!(THE FELLOWSHIP OF THE RING : A JOURNEY IN THE DARK)
ナウァ アン エドライス アムメン!ナウァ ダン イ ンガウアホス!(旅の仲間:暗闇の旅)
解説:前半は前記の火をつける呪文
ngaurhothは人狼、danは取るという意味になり、意味としては「火で人狼を捕まえる」となる
この世ならざる狼達に囲まれた時に、ガンダルフが唱え、狼達を追い返したものです。
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