エピソード名

内容

スタートレック

約82天文単位の大きさの雲が地球に向かっているのが発見された。宇宙艦隊は地球で改装したてのエンタープライズを調査のために派遣することにした。提督になっていたカークはこれを機に艦長として返り咲く。デッカー艦長は副長にされて不満をもつ。改装されたばかりのエンタープライズでワープを行うと不安定なワームホールを作り出してしまう。ワープエンジンの整備を行っているとバルカン星からスポックがシャトルでやって来た。ワープエンジンを整備したエンタープライズは雲に接近する。雲からは強力なエネルギーが放射され、エンタープライズは危機を迎えた。雲の中に進入していくと強力な探査機が進入しコンピュータの記録を探査し始めた。探査機は最後にアイリーアを探査し消滅させてしまう。すると、アイリーアの部屋から生命体反応があった。そこにはアイリーアがいたが、それは精巧なアンドロイドだった。アンドロイドは雲のことをヴィジャーとよび、地球にクリエイターを探しに行く途中だといった。スポックはヴィジャーを探るために一人、宇宙服で中心部に向かう。スポックはそこでヴィジャーと精神融合を行い、このヴィジャーは機会生命の惑星から来た強力な機会であることを知る。ヴィジャーが地球に到着するとクリエイターに連絡をとり始めるが反応はない。炭素ユニット(人間)が邪魔をしていると思い排除を試み始める。カークはヴィジャーにクリエイターが応答しない理由を知っているとはったりをかける。カークたちはヴィジャーの中心部に向かい、そこに古い探査機のボイジャーを発見する。ボイジャーは探査中にブラックホールに落ちて行方不明になっていたものだった。エンタープライズから古い通信コードを使って応答を行う。ヴィジャーはこれを拒否する。ヴィジャーは知識をため込んだが新しい段階へ進む必要があった。デッカーはアイリーアと一体になることでヴィジャーにクリエイターとしての接触を行う。クリエイターは新たな知識を得、他の宇宙へ旅立っていた。

カーンの逆襲

コバヤシ丸からの遭難信号を受けてクリンゴン宙域へ進入したサーヴィックが率いるエンタープライズはクリンゴン艦に取り囲まれてしまう。攻撃を受けブリッジ内のクルーが次々と倒れていく。戦闘不能になったところで壁が開きカーク提督が現れる。これはエンタープライズのエミュレータで連邦士官学校のコバヤシ丸試験であった。エンタープライズは士官候補生の練習のための航海に出ていた。
USSリライアントはジェネシス実験のための無人の惑星を探すためにケティアルファ6へやって来た。そこには昔、カーク艦長が置き去りにしたカーンがいた。ケティアルファ6が爆発したためにケティアルファ5の軌道が変わってしまっていたのだった。USSリライアントを奪ったカーンはカークに復習するためにジェネシス計画を奪おうとする。ジェネシス実験の指導者で昔のカークの恋人のキャロル・マーカスはリライアントからのジェネシス実験の引き渡し要求を聞いてカークに連絡をとる。ジェネシス実験は不毛な惑星を生命あふれる惑星に変えるものだった。ジェネシス実験場にエンタープライズで向かう。USSリライアントとランデブーしたところでエンタープライズは不意の攻撃を受けてしまう。カーンはカークに降伏を勧告するが、リモートコントロールを利用して撃退する。ジェネシス実験場についたところで宇宙基地にはUSSリライアントの艦長とチェコフが監禁されていた。研究者達がだれもいないが惑星の地下へ非難したことを発見し地下へ向かう。そこでキャロルマーカス博士とその息子デヴィットと出会う。デヴィットはカークの息子だった。チャコフたちはカーンに操られておりジェネシス爆弾を奪ってしまう。カークを殺すよう命令されるがリライアント艦長は自殺し、チェコフは抵抗する。補助動力を直したエンタープライズはリライアントと対等に戦うために近くのムタラ星雲に向かう。互いにセンサーが効かなくなったところで戦闘を行い、カークは勝利する。が、カーンはジェネシス爆弾を起動させてしまう。エンタープライズは急いで離れるが、補助動力では逃げ切れない。スポックは放射能が充満する機関室でワープエンジンを修理してエンタープライズは脱出できた。カークはガラス越しにスポックの死を看取った。ムタラ星雲には新しい恒星と惑星が生まれていた。スポックをその惑星”ジェネシス”に宇宙葬し、地球に向かう。

ミスタースポックを探せ

エンタープライズは地球に向かっていた。スポックの船室にマッコイがおり、マッコイの口からはスポックの声が漏れてきた。地球に戻ってきたカーク達はジェネシス計画に関する箝口令がひかれムタラ宙域は立ち入り禁止になっていた。カークの家に皆が集まっているとサレク大使が現れた。彼はスポックが最後にカトラ(魂)を誰かに渡したという。カーク達はエンタープライズの記録からマッコイに渡されていることを発見する。マッコイは単独でジェネシスに向かおうとしたため当局に逮捕される。カーク達はマッコイを連れ出したうえでエンタープライズを奪取しジェネシスに向かう。ジェネシスでは探査船グリソムが調査をしていたが動物のいないはずの地表に人間の反応を発見する。サーヴィックとデヴィットが地表に降り調査をしているとグリソムがクリンゴン艦に攻撃を受け撃沈されてしまう。地表ではスポックがジェネシス効果で再生され、子供になっているのを発見する。彼はジェネシス惑星と同じ速度で成長しており、ジェネシス惑星は急速に変化し不安定であることを判明した。ジェネシスに到着したエンタープライズはグリソムがいないのを不審に思い、偽装されたクリンゴン艦を見つける。気づいていないふりをしながら、奇襲をかけるが、一時しのぎの修理ででてきたエンタープライズはシールドをはることができないため攻撃をまともに受けてしまう。クリンゴンは地表の3人を捕虜にしておりカークに降伏を勧告する。見せしめにデヴィッドを殺してしまう。カークは降伏するがエンタープライズの自爆シーケンスを起動し、地表に降りる。エンタープライズに乗船してきたクリンゴン達は無人の艦内で自爆に巻き込まれてしまう。カーク達はエンタープライズが自爆し地表に落下していくのを眺めていた。捕虜のいるところにカーク達が赴き、彼らを救出する。クリンゴン艦長と対決し彼を殺す。クリンゴン艦に乗り込みジェネシスが爆発する直前に脱出する。ヴァルカン星に行ったカーク達。そこでスポックにマッコイからカトラを戻す儀式を行う。再び生を取り戻したスポックだが記憶はなくしている。カーク達とあい、カークのことを思い出し始めるのであった。

故郷への長い道

地球に向かって謎の宇宙船が近づいてきた。その宇宙船は特殊な電波を発しながら進行してきているため、その進路上にある宇宙基地や宇宙船はエネルギーが無くなってしまう。地球ではその宇宙船の強力な探査によって、天候が荒れエネルギーが枯渇していった。大統領は惑星遭難信号を発信する。
命令不服従や船強奪の裁判を受けるために地球に戻ることにしたカーク達はクリンゴン艦をバウンティ号と名付けヴァルカン星を後にする。地球に到着する直前に惑星遭難信号を受信する。謎の宇宙船の発する信号を分析するとスポックはザトウクジラの歌でであるのを発見する。23世紀では絶滅しているためタイムワープで過去からつれてくることにした。太陽の重力を利用したタイムワープは成功し20世紀の地球に到着するが、その際にディリチウムを破損してしまう。。サンフランシスコから流れてくるザトウクジラの鳴き声を見つける。バウンティをゴールデンゲイト公園に透明偽装したまま着陸させる。カークはマッコイにもらった眼鏡を売り若干の軍資金をつくって、それぞれの任務を行う。カークとスポックはクジラを探しに、スコットとマッコイ、スールーは水槽を作るためのガラス、チェコフとウーラはディレチウムを再生させるために原子力空母へと向かう。
カークらはクジラ研究所へ到着する、そこには二頭のつがいのザトウクジラがいた。そこでクジラの研究をしているタイラー博士と会う。カーク達は博士に話をする。クジラは明日、海に帰されるのだという。スコットらはガラス工場に向かう。そこで将来、透明アルミニウムを開発するニコラス博士に透明アルミニウムをマック上に描いて見せてそれと引き換えにガラスをもらう。チェコフらは原子力空母エンタープライズに進入し、その原子炉から中性子を採集するが、チェコフが捕まってしまう。チェコフは逃げ出すがその途中転落し、瀕死の負傷をしてしまう。テイラー博士が翌日研究所に行ってみるとクジラは昨夜のうちに運ばれたあとだった。博士はカーク達にあうため公園に行く。カーク達はチェコフを救出するため病院へ向かい。原始的な切開手術前に治療を行い無事脱出する。博士を置いていこうとしたが艦内までついてきてしまった。クジラに付けられた発振器からクジラの現在位置を確認すると捕鯨船に追われているところだった。捕鯨船のもりを船体で阻止すると偽装がとれてしまう。そのまま、クジラを水槽に転送し、太陽をつかった未来へのタイムワープを行う。無事23世紀に戻ったが謎の宇宙船のために動力が切れ海に不時着する。クジラを海に離すと謎の宇宙船は探査をやめもとのコースを戻っていった。
カーク達は連邦の裁判を受けるが地球を助けた行為によって罪は帳消しにされた。唯一、命令不服従の罪に問われカークは降格で大佐にされ艦長となる。シャトルで向かったその先には新しいエンタープライズがあった。

新たなる未知へ

カーク、スポック、マッコイはヨセミテで休暇を取っていた。そこにウーラから連絡が入り、緊急の任務を受ける。エンタープライズはまだ、整備が済んでおらずまともに動いていなかった。任務とは中立宙域のニムバス3で連邦、クリンゴン、ロムランの代表が監禁されたというのだ。惑星で救出作戦を行うが代表達もグルであった。首謀者はサイボックといい、スポックの兄であった。彼は人の精神的に病んでる部分を表に出しその痛みをいやすことができるのであった。彼は神を見つけるため宇宙船を必要としていたのだ。エンタープライズを占拠したサイボックはその精神技術を使って乗組員を味方につける。カークはその痛みは自分に必要なのだと主張し、彼の精神技術を受けない。スポックとマッコイもそれに従う。エンタープライズは銀河系の中心のグレートバリアを突破する。銀河の中央にある惑星に到着し、カーク達はサイボックと一緒に上陸する。この惑星は地球人にとってのエデン、ヴァルカンのシャカリ、ロムランのボルターボ、クリンゴンのキエツーであるという。ここで強力な力を持った存在”神”にであう。が、カークは彼が船を必要としていることに疑問を問いただすと”神”に攻撃を受ける。サイボックは邪悪な存在にだまされていたこと悟り、彼と戦う。エンタープライズから攻撃を加えるが、”神”はまだ生きていた。カークらはシャトルに乗って逃げようとするが逃げられない。転送装置マッコイとスポックは転送した。エンタープライズはその後に、クリンゴン艦に攻撃されたためカークを転送できなくなってしまう。カークは山の上に追い詰められたが、その時クリンゴン艦が現れ”神”に攻撃を加える。カークはクリンゴン艦に転送された。指令席にスポックにいた。無事、助かったカークらは代表救出の歓迎会を行い、地球に戻る。そこでヨセミテの休暇の残りを楽しむのだった。

未知の世界

スールーが艦長をするエクセルシオはクリンゴン領域に近いところで強力なエネルギー波を受ける。エネルギーの発生元はクリンゴン星の衛星プラクシスで大規模な事故が起きたのだった。
スポックは連邦に会議を招集する。そこでクリンゴン星ではその事故のため酸素が50年分しか保持できず、それを回避するには軍事予算を減らして計画に使うしかない。それには連邦との敵対関係をやめ、平和条約を結ぶしかない。カークはクリンゴンが信用できないという理由で反対する。が、クリンゴンのゴルコン宰相を迎えるための任務を言い渡される。クリンゴン艦とランデブーし、エンタープライズで歓迎会を開くが、あまり友好的とまでは行かなかった。その夜、異常な中性子反応を検知したため、カークはブリッジに呼ばれる。ブリッジに来て調査をしているとエンタープライズから光子魚雷を2発発射した。クリンゴン艦は人工重力をやられ、そのどさくさに紛れ、連邦の宇宙服を着た暗殺者に宰相が暗殺されてしまう。将軍チャンはエンタープライズに攻撃を加えようとするがカークはすぐ降伏する。マッコイを伴って、宰相の元へ向かうと一度息を吹き返したが死亡してしまう。その場でカークとマッコイは逮捕されてしまう。スポックはエンタープライズのワープ装置が破損したため航行できないとうそをつき、司令部の命令に従わない。彼は戻ることによって暗殺者が証拠を隠滅することを防止したのだ。
カークとマッコイは裁判で有罪にされ、流刑星のルラペンテに送られてしまう。スポックは懸命に艦内の証拠を探させる。そこで、クリンゴン人の血がついた宇宙服を発見し、その持ち主が判明するがすでに殺されていた。
カーク達はルラペンテでカメロイド人の助けを借りて脱走する、がこれはクリンゴンの罠で脱走させ、殺害するつもりだった。最後に首謀者はだれかということを言おうとしたときにエンタープライズに救出される。カークは裁判に使われた証拠から艦内にいる裏切り者を見つける。それはスポックが後見人になっていたヴァレリスであった。ヴァレリスから精神融合で首謀者を探ると、連邦、ロムラン、クリンゴンの一部の将校の陰謀であった。和平会議が行われるキトマーへ向かう。そこで透明偽装したまま攻撃可能なクリンゴン艦に攻撃を受ける。エクセルシオの援軍も現れ、排気ガスを追尾する魚雷でクリンゴン艦を破壊する。連邦大統領を暗殺しようとしているところでカークはすんでのところで阻止し、平和を守るのであった。

ジェネレーションズ

退役したカークらはエンタープライズBの進宙式に出席する。試験航海の最中に移住船のラクールから遭難信号を受ける。付近にエンタープライズB以外の船がないため救出に向かう。そこには強力なエネルギーリボンに捕まっている2隻の移住船があった。トラクタービームも装備していなかったため、色々な手段をつかうが救出できない。艦長はカークに助けを求めると接近して転送するよういう。船が爆発する前に何人か救出できたがエンタープライズBもエネルギーリボンに捕まってしまう。光子魚雷も装備していなかったので、カークがデフレクター制御室まで行きデフレクターを利用して脱出を図る。脱出は成功したが最後にエネルギーリボンから発生したエネルギーに船体の一部を破壊される。そのためカークは行方不明になった。

24世紀、エンタープライズDではウォーフの昇進式をしていたが、アマルゴサの宇宙基地から遭難信号を受ける。到着すると敵船はすでにいなかった。生存者を捜索するとソラン博士を発見する。この基地を攻撃したのはロムラン人であることが判明した。ロムラン人は宇宙基地でトライリチウムを捜索していた。昇進式で人間のジョークがわからなかったデータは感情チップを取り付ける。宇宙基地で調査していたジョーディとデータはかくし部屋を発見する。そこにはトライリチウムを搭載した探査機がおいてあった。そこにソラン博士が現れ、ジョーディを気絶させてしまう。データは恐怖のため動けなくなってしまう。ピカードは昇進式の時に地球からのメッセージを受け取って以来何かを隠しているようだった。トロイがカウンセリングするとあの通信は兄のピエールと甥のジェネが火事で焼死した知らせだという。その時恒星が爆発した。探査機が恒星に打ち込まれたのだ。恒星から強力な衝撃波が発生したため、宇宙基地へ行った二人を救出にライカー副長とウォーフが向かう。ソラン博士は突如現れたクリンゴン艦にジョーディをつれて逃走する。データを回収したエンタープライズは急いでその星系を離れた。
ピカードはソラン博士を調べると彼はカーク艦長亡くなった事故での救出された一人で、同じく救出された一人としてガイナンがいるのがわかる。ガイナンに聞くとエネルギーリボンはネクサスという世界の入り口でそこに行くと自分の願いがすべてかなうという。ソランはそこに生きたがっているのだという。宙図作製室でデータとピカードはソランのたくらみがエネルギーリボンの航路を変更することだと判断し、次の目的地がヴェルディアン3ということが判明する。
ヴェルディアン3でソラン博士においついたがソラン博士はすでに地上に行っているという。ピカードはソラン博士と合わせることを条件に自分とジョーディとの捕虜交換を申し出る。エンタープライズに戻ったジョーディのバイザーには監視装置がついており、エンタープライズのシールド周波数を知られてしまう。一方エンタープライズはクリンゴン艦の攻撃を受ける。シールド周波数がばれているため効果がない。クリンゴン艦の偽装装置の欠陥を逆手にとってシールドをあげさせ、撃沈する。がエンタープライズの反物質抑制シールドが破損したため。円盤部を分離し脱出する。しかし、エンジン部の爆発の衝撃波で惑星上に不時着してしまう。ソランとあったピカードは説得を試みるが耳を貸さない。ソランのシールド内になんとか侵入するが阻止できず恒星に探査機を打ち込まれてしまう。恒星は爆発し、エネルギーリボンは惑星を通過しソランとピカードをネクサスへつれていってしまう。不時着したエンタープライズは恒星の衝撃波で惑星ごと破壊されてしまう。
ピカードは目隠しをされていた。目隠しをとると自分の子供たちがいた。子供を持ったこともないのに自分の子供だとわかる。ガイナンの影が現れここがネクサスだという。このネクサスでは自分は時間のどの時点にも行くことができ、何度でもやり直すことができるのだ。ピカードはネクサスを出てソランを阻止するため、ガイナンに援助を求める。ガイナンは自分は外に出れないのでかわりの人物を紹介する。80年前に行方不明になっていたカークであった。カークは自分の人生をやり直すつもりでいたが、幻にすぎないことに気が付きピカードの援助をする。
再び、エンタープライズの墜落から始まる。ソランが岩場を移動しているとその前にカークが立ちはだかった。カークとピカードに挟まれたソランは逃げ出す。ピカードは探査機をカークはソランを追う。カークはソランに捕まるがピカードが奇襲する。ソランを追い詰めるがソランは探査機を透明偽装してしまう。コントロール装置が橋に落ち、取りにいこうとしたところを橋を爆破される。ぶら下がった反対の橋にコントロール装置がありカークはピカードに探査機のところにいかせ自分は反対の橋に飛び移り、コントロール装置をキャッチし透明偽装をとく。その直後、橋は重みに耐え兼ね岩場を落下する。ピカードは探査機の前で操作するがソランが現れ追い払われる。ソランが操作機の前に立つとすでに発射ロックがかかっており打ち上げと同時に爆発してしまう。ピカードはカークのそばに行くとカークは最後の活躍に満足し目を閉じる。
エンタープライズは完全に墜落しており、皆私物を回収して救助船に移動している。データは飼い猫のスポットを探し当て、喜びの余り涙を流す。ピカードは家族のアルバムを見つけ、船を後にした。

ファーストコンタクト

ボーグの悪夢から目を覚ましたピカードだが、そのほほからボーグのプローブが現れ、さらに目を覚ます。通信機がなっておりボーグの地球進攻を知らされる。しかし、エンタープライズEは中立地帯の巡回を命令される。ピカードが昔同化されたのを不確定要素と感じているようだった。ピカードの内面では怒りが生まれていた。ついに連邦の艦隊とボーグ船一隻の戦闘が始まる。通信から聞こえる戦況は芳しくない。ピカードは命令を破り地球へ向かう。地球近くまでボーグ船は進攻してきており、ウォーフはディファイアントで参戦していたが攻撃を受け撃沈寸前であった。そこへエンタープライズが現れ、ウォーフは救出される。ピカードはボーグの声を感じ、ボーグ船のいちばん破損している部分を集中攻撃する。ボーグ艦は爆発したが、球形のシャトルが飛び出し地球に向かった。エンタープライズはその後を追うが、ボーグのシャトルは時刻粒子を発生させタイムワープする。その直後地球はボーグの支配する惑星に変わっていた。時刻粒子の影響で時空の変化から守られたエンタープライズはその後をおう。

エンタープライズがタイムワープするとそこでボーグのシャトルが地球のモンタナのミサイル基地を攻撃していた。エンタープライズはボーグ船を破壊する。時代を調べると21世紀、第三次世界大戦の後、人類初のワープ船の打ち上げの日、異星人とのファーストコンタクトの日の前日であった。ボーグはこれを阻止し地球の宇宙進出をなくしてしまったのだった。ピカードらは地球に降り、ワープ船の無事を確かめ、ワープ船の開発者ゼフレム・コクレインを探す。ワープ船フェニックスはボーグの攻撃で傷ついていたため、ジョーディらエンジニアを修理のため呼ぶ。船のそばで放射能汚染された女性を助けるためビバリーはエンタープライズに転送する。エンタープライズでは機関室のあるデッキで異常が起きていた。ピカードは再びボーグの声を聞く。異変を感じたピカードはデータとともに帰艦する。医務室では停電が起き、ドアの外からボーグが押し入ろうとしていた。ビバリーは21世紀の女性をつれて脱出するが、その女性は途中で逃げてしまう。
ブリッジに戻ってきたピカードは機関部の閉鎖を命じる。ボーグがコンピュータをハッキングし始めたためデータに暗号化させる。かわりに各デッキのエネルギーを落とされてしまった。ピカードは機関室を占拠したボーグを壊滅させるため、ワープエンジン冷却剤タンクを破壊して、その有毒物質でボーグを一掃する計画を立て開始する。しかし、機関室近くで進攻を食い止められ、データがさらわれてしまう。ピカードは一人メンテナンス通路を使って脱出するがそこで21世紀の女性リリーと会う。リリーはピカードを信用しないが宇宙にいることを見せ信用させる。データは目が覚め、ボーグがデータの改造を始める。地表ではライカーとトロイがコクレインを見つけていた。コクレインに望遠鏡でエンタープライズを見せ、すべてを説明し協力を求める。データの元にボーグクイーンが現れる。ボーグはデータに皮膚を移植し感触を味合わせる。ピカードはリリーを連れて、ブリッジに向かっているとボーグの集団にあう。ボーグに攻撃を加えホロデッキに逃げ込む。ホロデッキでは安全プロトコルを解除し銃弾でボーグを攻撃しメモリーチップを奪い取る。地表ではジョーディたちがフェニックスの修理を行っている。コクレインは作業員が皆、自分を英雄視するのに嫌気がさし逃げ出す。が、ジョーディやらライカーに追いかけられ捕まる。データは作業中にすきを見て逃げ出そうとするが、体に貼り付けられた皮膚の痛みで逃げられなかった。ボーグクイーンはデータを誘惑する。ピカードはブリッジについた。ボーグのメモリチップからデフレクターを亜空間ビーコンに変更し21世紀のボーグと連絡をとり地球を乗っ取る作戦を見つける。ピカードとウォーフ、ホークの3人は船の外壁に出てデフレクターで作業しているボーグを食い止める。計画を邪魔されたボーグは全艦を占拠しようと再び進攻し始めた。ピカードは食い止めることにする。ウォーフが艦を自爆させて退避するよう進言しても聞き入れない。リリーはそんなピカードを白鯨の船長のようだとなじる。ピカードはそこで自分が復讐のためにボーグと対しているの気がつき、艦の自爆と総員退避を命令する。

地上ではフェニックスの修理が完了し打ち上げのカウントダウンが開始される。同じころにエンタープライズの自爆シーケンスのカウントダウンを開始する。エンタープライズからは総員が退避するがピカードはデータを助けるために一人ボーグクイーンの元へ行く。ピカードはデータを開放すればロキュータスとしてボーグクイーンにつかえると申し出るが、データはボーグクイーンに寝返っており、ピカードの目の前でコンピュータの暗号化を解除し、自爆シーケンスを停止させてしまう。フェニックスはついに打ち上げられ、宇宙へ飛びだした。大気圏をでるとワープナセルを引きだし速度を上げ始める。その後方をエンタープライズが接近してくる。エンタープライズから量子魚雷が打ち出されるがフェニックスの後方をかすめて彼方に飛んでいく。その直後、フェニックスはワープに入る。データはその時、ワープエンジン冷却材タンクのそばにいて、それを破壊する。ピカードはケーブルを伝って上にのぼりその後をボーグクイーンも上ってきた。床に溜まった冷却材からデータの手が出てきて、ボーグクイーンを引きずり込む。ピカードは換気装置で冷却材を排出する。床にはボーグクイーンの残がいが転がっており、ピカードはそのせき髄を破壊する。データは有機皮膚の部分のみ溶けているだけだった。

夜、モンタナの空から宇宙船が降りてきて、人が出てきた。フードを取るとバルカン人であった。人類の異星人とのファーストコンタクトの瞬間である。ピカード達は気がつかれないように21世紀を後にする。21世紀の人とバルカン人の交流が開始されたのだった。