INDEXページの「STAR TREKな一言」の過去ログです。


2002年1月2日

StarTrekな一言:「こんな状態で君とあったのは残念だ。われわれは種族も違うし住む世界も違うが友人になれたかもしれんのに。 (I regret that we meet in this way. You and I are of a kind.In a different reality,Icould have called friend.)」
(TOS:宇宙基地SOS:BALANCE OF TERROR)

解説:先日、不審船が領海に侵入、海上保安庁により迎撃された。どのような場合でも個人の信念と関係なく、
重荷を背負わされるのは前線の人間である。
新型の宇宙船で領域侵犯をしてきたロミュランの艦長が、エンタープライズに撃破された時にカーク艦長に言った台詞です。

2001年10月10日

StarTrekな一言:「何千万人も虐殺した。ちっぽけな地球のわずかな資源の分配で争って。 その前の400年は種族間の愚かな宗教論争で殺し合いをやっていた。人間はその頃と一向に変わっていない。 (At which time you slaughtered millions in silly arguments about how to divide the resources of your little world. And four hundred years before that you were murdering each other in quarrels over tribal god-images. And since there have been no indications that humans will ever change.)」
(TNG:未知への飛翔:ENCOUNTER AT FARPOINT)

解説:ついにアフガンの空爆が始まる。力には力をというのでよいのだろうか。疑問を感じる
上記の台詞はQがピカード艦長達に言った台詞です。

2001年9月30日

StarTrekな一言:「じゃ、あんたたちは全員、宇宙飛行士…星々を探検する (And you people, you're all astronauts...on some kind of STAR TREK.)」
(ST FC:スタートレックファーストコンタクト:STAR TREK FIRST CONTACT)

解説:ついにアメリカでは新しいスタートレックシリーズ「ENTERPRISE」が開始された。 今度の話は22世紀、連邦もまだ成立していない時代のお話だ。STAR TREKの歴史はず〜っと紡がれていくのだろう。
上記の台詞はワープエンジンを開発したコクレイン博士が、未来からきたライカーたちに言ったものです。

2001年6月7日

StarTrekな一言:「どうだね?彼は優生学的に作られた人間だと思うか? (Would you estimate him... to be a product of selected breeding.)」
(TOS:宇宙の帝王:SPACE SEED)

解説:クローン規制法が6日に施行された。基本的には人間の遺伝子、または動物と人間の交配遺伝子を使用したクローンを禁止するものだ。遺伝子技術は誤った方向に進めば社会を脅かしかねない。それは家畜となる人間、または人間以上の存在を作るかもしれない。
上記の台詞はS.S.BOTANYBAYから救出したカーンについてスポックに質問したものです。カーンは物語上1990年代に優生遺伝学的に作られた人間で戦争を起こし1992年〜1996年の間、アジアから中東までを征服、その後、宇宙へ冬眠船で脱出した人物です。映画の2作目にも登場した敵役です。

2001年5月19日

StarTrekな一言:「赤ちゃんは…ただちょっと引っ越ししただけ、平気よ。あなたの赤ちゃんはここよ。 (the Baby... just had a change of address, that's all.Your son's living here now.)」
(DS9:クワーク、絶体絶命:BODY PARTS)

解説:国内初の代理出産が発覚した。厚生省は禁止の方針を打ち出していたらしい。
どうしても子どもが欲しいが肉体的に不具合がある場合は仕方がないのだろうか?
上記の台詞はシャトルの事故で危なくなったケイコ・オブライエンのおなかの子を助けるため、
キラ・ネリスのお腹に移した後、マイルズ・オブライエンにキラが話した台詞です。
ちなみにこの時、キラ役のナナ・ヴィジターは本当に妊娠していたので今後の撮影を
考えての策なのでしょう。
ちなみに旦那さんはドクター・ベシア役のアレクサンダー・シディグです。

2001年4月4日

StarTrekな一言:「4月4日…、ファーストコンタクトの前日だ。(April 4.The day before First Contact)」
(ST FC:スタートレックファーストコンタクト:FIRST CONTACT)

解説:4月3日の早朝、日本テレビで「スタートレックファーストコンタクト」が放送していました。
狙ったかのような放映日で思わずくすりとしてしまいますね。
上記の台詞はタイムワープしたボーグ艦を追って過去に来たエンタープライズのブリッジで
正確な日付が2063年4月4日とわかった時にライカー副長が言ったものです。
ということで、4月5日は「初ワープ&異星人とのファーストコンタクト」の記念日です。

2001年3月23日

StarTrekな一言:「正しいんだろうか、私のしたことは(My God, Bones, what I have done.)」
(ST3:ミスタースポックを探せ:THE SEARCH FOR SPOCK)

解説:3月23日、南太平洋上にミールを落下させた。
フィジーから落下するミールが四つの火の玉となっているのを見ることが出来たという。
ミールに滞在したことのある人たちはどういう思いでその光景を見たのであろうか?
上記はエンタープライズを自爆させた後、惑星ジェネシス上で
大気圏に落下してくる光景を見てカーク艦長がつぶやいた台詞です。

2001年2月12日

StarTrekな一言:「全員船を脱出しろ!繰り返す!全員船を脱出しろ!(All hands abandon ship!Repeat,all hands aban...)」
(TNG:恐怖の宇宙時間連続体:CAUSE AND EFFECT)

解説:2月10日、水産高校の実習船「えひめ丸」が急速浮上してきた米国原子力潜水艦「グリーンビル」と
衝突し、「えひめ丸」が9人行方不明のまま、沈没してしまった。大変痛ましい事故である。
上記の台詞はU.S.S.エンタープライズが時空の歪みから現れたU.S.S.ボーズマンと
衝突し艦が爆発する直前にピカード艦長が叫んでいたものです。

2001年1月1日

StarTrekな一言:「24世紀へようこそ。(Welcome to the 24th century.)」
(VOY:生命体8472:Scorpion)

解説:新世紀あけましておめでとうございます。
このWWWページを見に来てくれるような奇特な方が多くありがたく思っております。
上記は22世紀から来たモーズリー博士にピカードが言った台詞です。

2000年10月9日

StarTrekな一言:「神様じゃなくて、悪魔にすがったら。(What if I made an appeal... to the devil?)」
(VOY:生命体8472:Scorpion)

解説:最悪な状況では、普通では考えられないような案が物事を切り抜けるきっかけとなることもある。
上記はジェインウェイ艦長がBORGと生命体8472の争いに巻き込まれたときにBORGとの同盟を
決意したときの台詞です。

2000年06月18日

StarTrekな一言:「レディとして扱え、そうすればいつも無事に家へ戻してくれる。(You treat her like a lady.She'll always bring you home....)」
(TNG:未知への飛翔:Encounter at FarPoint)

解説:今月はマッコイ役ことデフォレスト・ケリーの一回忌である。
この台詞は提督になったマッコイがエンタープライズDに表敬訪問したときのデータへの忠告の台詞です。

2000年4月1日

「未知の世界からのささやきが懇願に変わったな。無視することはとてもできん。(Your whisper from the dark has now become a plea. We cannot turn our backs.)」
(TNG:未知なるメッセージ:Pen Pals)

解説:3月31日有珠山が噴火した。住民はその前に皆、退避した模様でいまのところ人的被害はなさそうである。
噴火や地殻変動などといった自然災害には人間はほんろうされるだけである。
上記の台詞は惑星規模の地殻変動で壊滅の危機にあっている惑星を艦隊規則をまげて助けるか討論したところで
惑星上のおびえた少女からの通信を聞いたときのピカードの台詞です。

2000年2月27日

「今日は死ぬにはいい日かもしれんな。(Perhaps today is a good day to die.)」
(Movie :ファーストコンタクト:First Contact)

解説:戦国時代の強き武士は戦場において死人の境地をもって戦っていたという。
決死の覚悟が負け戦を勝ち戦にもすることができるのである。
スタートレックのクリンゴン人は、日本の武士を参考にしたともいわれている。
上記の台詞はクリンゴン人のウォーフがボーグ第二次地球進行の際に
武器を破壊されたデファイアントでボーグ船に体当たりしようと決意したときのものです。

2000年1月19日

「クロノワークスは終わりよ。私がつぶしてみせるわ。(Chronowerx stock is about to crash.)」
(VGR:29世紀からの警告:future's end)

解説:他社の技術を真似し、巨万の富を得る人もいる。
その独占力はさまざまな方面から反発を生み、攻撃される。
上記の台詞は20世紀にタイムスリップしたUSSヴォエジャーの艦長キャサリン・ジェインウェイが
クロノワークス社の社長スターリングに言った台詞です。
スターリングは29世紀からの難破タイムシップを不法に取得し、
その技術から20世紀のコンピュータ革命を起こした人物、そして、
そのタイムシップで未来に向かおうとして、29世紀の太陽系に時空爆発を起こして
人類を死滅させてしまう人物です。彼は今の自分とクロノワークスの繁栄のため、
未来(900年も先の事ですから)を破滅させようとします。
モデルはビル・ゲイツと言われています。

2000年1月9日

「悪魔の手にかかったら恐怖心は恐ろしい道具になる、人々を服従させ、思い通りに動かす。 (And in the hands of a con artist, fear can be used to motivate obedience,capitulation, the exploitation of innocent people.)」
(TNG:悪魔の契約:DEVIL'S DUE)

解説:人の恐怖や思い込みに便乗して人を騙す人がいる。さも神懸かりに思わせて人々を扇動する人もいる。
上記の台詞はピカードがベンタックス2号星のアードラについて話しているものです。
アードラとは1000年前にベンタックスの1000年間の繁栄を約束するかわりに
1000年後に星をもらい受けると契約した伝説の悪魔です。ただし、劇中では伝説に便乗した詐欺師です。
最後には正体を暴れ、裁きを受けます。今の世の中に同じように裁きを受けるべき人が2,3人はいますね。

1999年10月2日

「私の記憶では、地球人類は怪しげな原子炉をいじり回し、有毒な副作用を生んでいました。 (If memory serves, there was a dubious flirtation with nuclear fission reacters)」
(MOVIE:故郷への長い道:THE VOYAGE HOME)

解説:スタートレックの世界では、物質/反物質対消滅をエネルギー源にしている。
20世紀の核分裂によるエネルギー供給は極めて危険で不合理なものに見えるのだろう。
しかし、現在の技術では核融合すら実現できず、長期的なエネルギー供給を核分裂の原子炉に
依存しなければならない。それだけに9月30日に起きた放射能漏れの事故は大変痛ましいことである。
上記の台詞は20世紀にタイムスリップした時にスポックが言ったものです。

1999年8月2日

「抵抗は無駄だ。(resitance is futile.")」
(MOVIE:ファーストコンタクト:First Contact)

解説:何をしても無駄なことは多い。が、全てが無駄とは限らない。
乗客の安全を考えハイジャック犯に抵抗し殉職していった機長の冥福を祈りたい。
上記は全てを従属させ征服するBORGの台詞である。

1999年7月5日

今週のStarTrekな一言:「私はただの洋服屋にすぎませんよ。(I am only a simple clothing merchant.")」
(DS9:スペーステロリスト・ターナ・ロス:Past Prologue)

解説:世の中には「賞味期限切れの缶」だったり、「冷めたピザ」だったりする人がいます。
上記はDS9にただ一人残った、元軍人のカーデシア人で現洋服屋のガラックの台詞です。

1999年6月14日

今週のStarTrekな一言:「私は医者だ。石屋ではない。(I'm docter, not a bricklayer.")」
(TOS:地底怪獣ホルタ:THE DEVIL IN THE DARK)

解説:
マッコイ役のデフォルスト・ケリー氏が先週金曜日に御亡くなりになった。享年79歳だったそうだ。
TOSシリーズでもう一度映画を作ることも出来なくなってしまった。ご冥福を御祈りいたします。
上記はマッコイの極めて有名な台詞である。

1999年6月7日

今週のStarTrekな一言:「あなたの父上は未来をこう呼ばれた、”未知の世界”と。(Your father called the future..."the undiscovered country.")」
(MOVIE:未知の世界へ:THE UNDISCOVERED COUNTRY)

解説:
コソボ紛争もようやく、協議状態に入ったようだ。いわゆる国の体面とかを捨てて、
速やかに平和になって欲しいものである。
上記の台詞はキトマーキャンプで和平条約の協議中の暗殺計画を阻止したカーク艦長のものである。

1999年5月31日

今週のStarTrekな一言:「我々は宇宙誕生の瞬間まで時間をさかのぼっています。(it appears we've been transported back in time to the birth of the universe.)」
(VGR:Q1,Q2:DEATH WISH)

解説:
5月26日読売新聞夕刊によるとハッブル定数の測定精度が高めに計測でき、その結果、宇宙の年齢が120億歳との
計測ができた。宇宙の膨張速度が少しずつ速くなっているという理論を採用すると135億歳になるそうだ。
上記の台詞はQがVoyagerを宇宙誕生の瞬間に移動させたときのトゥボックの台詞である。

1999年5月24日

今週のStarTrekな一言:「君たちが片っ端から壊していたシリコン岩塊は卵だったんだ。(Those round silicon nodules that you've been,collecting and destroying? They're her eggs.)」
(TOS:地底怪獣ホルタ:THE DEVIL IN THE DARK)

解説:
21日に中国から寄贈されたトキが産んだ卵が無事孵化した。しかし、日本種のトキはもう絶滅するしかなくなってしまった。
すでに絶滅が危惧されていた種の保存が出来なかった人類にとって、未知の生物なら、なおのこと知らないうちに絶滅させて
しまうこともあるかもしれない。
この台詞は地底に住むシリコン生物ホルタが卵を守るために人間を襲っていたことを擁護するカーク艦長のものである。

1999年5月17日

今週のStarTrekな一言:「ホログラムの肺を作ることができるかもしれない。(I might be able to create a pair of holographic lungs for Mr. Neelex.)」
(盗まれた臓器:Phage)

解説:
先週、二例目の脳死による臓器移植が行われた。脳死者が出る度に一面で報道されるのだろうか?
それとも、三例目、四例目と重ねるうちに徐々に扱いが小さくなっていくのだろうか?
これは肺を奪われてしまったニーリクスに肺を再移植するまでの緊急処置を行う時のドクターの台詞だ。

1999年5月10日

今週のStarTrekな一言:「何人までなら悪くないのですか。(How many people does it take before it becomes wrong)」
(MOVIE:叛乱:insurrection)

解説:
この台詞はピカード艦長が提督に少数民族の強制移住について反論している所。
何人だろうと強制的に移住させるのは良くないと言いたいのだろう。こういう理不尽な
民族に対する扱いというものは現在の地球にもさまざまな形で存在する。
コソボの問題もその一つだ。

1999年5月1日

今週のStarTrekな一言「気に入ってたシャトルなんだ。(It's a perfectly good shuttlecraft.)」
(TNG:DEJA Q)

解説:
5月1日読売新聞夕刊の14面にNASAの無人新シャトルの公開記事が掲載されていた。
スタートレックでは転送できない時や少人数の移動の時などによくシャトルを利用する。
シャトルの一号機が「エンタープライズ」と名付けられたのを記憶している方も多いことだろう。
上記のセリフはQが自己犠牲の精神を起こしシャトルで囮になったところで、ピカードが連れ戻そうとした時の言い訳である。

1999年4月25日

今週のStarTrekな一言:「自分が優秀だってことをアピールするには演出も大切なんだぞ。(You've got alot to learn if you want people to think of you as a miracle worker.)」
(TNG:エンタープライズの面影:Relics)

解説:
スタートレックでエンタープライズの数々のトラブルを解決してきたモンゴメリー・スコット(日本語版ではチャーリー)。
映画「スタートレック3」でも仕事の見積もりを多く取っていたことをばらしているが、このセリフはエンタープライズDに
救出された後、仕事に律義なラ・フォージに忠告したもの。もちろん、普通に見積もりして自分のペースで仕事した結果
「奇跡の人」と言われるほど早くできたのだろう。私も見習いたいところだ。

1999年4月17日

「コンピュータ。コンピュータ?あぁ、ハローコンピュータ(Computer.Computer? Ah Hello Computer.)」
(スタートレック4 故郷への長い道:ST4 THE VOYAGE HOME)

解説:
4月13日の読売新聞1面に視覚障害者の人にもインターネットを快適に利用できるようにIBMの音声認識ソフトでの
実証実験を始めるという記事があった。で、思い出したのが上記のセリフ。20世紀にタイムトラベルしたカーク達が
クジラを連れ帰るために奔走する話だが、スコットが硝子工場で透明アルミニウムの化学式をマッキントッシュに
入力するときにマウスをマイクのようにして入力しようする。私はこれでマッキントッシュが好きになった。一昔前は
マックの方が音声認識とか進んでいたのになぁ。

1999年4月10日

「アールグレイをホットで(Tea,Earl Grey,hot)」
(TNG:埋もれた文明:CONTAGION)

解説:
アールグレイはベルガモットのさわやかな香りのする紅茶で24世紀でもよく飲まれている。
ピカード艦長は艦長控室でアールグレイを飲みながら仕事をしていることが多いらしい。上記のセリフは
ピカード艦長がフードレプリケータに命令するときのもの。(ちなみに「埋もれた文明」ではシステム異常の
せいで鉢植えがでてきました。)私も最近お気に入りでスリランカ産のアールグレイをよく飲んでいます。
20世紀の日本では特定の喫茶店で飲むことができます。さあ注文しよう「アールグレイをホットで」