エピソード名

内容

ケイゾン戦士誕生

チャコティが父親の命日を伴う儀式のためシャトルで飛び立った。ケイゾン・オーグラの領域に入ってしまい、ケイゾン船に攻撃を受けてしまう。チャコティはやむなく応戦し、崩壊寸前のケイゾン船から乗組員を助け出す。ケイゾン船から救出されたのはカーという少年だった。しかしケイゾンの大型船に捕まってしまう。カーは戦士になるための儀式に失敗したということで死ななければいけなくなる。チャコティはカーをつれて脱走する。追撃をうけるが転送で惑星に降りる。転送した先はケイゾンが兵士の訓練を行う惑星であった。チャコティ捜索のためVoyagerは航跡を追って、惑星まできた。ケイゾンはこの惑星の存在を他のセクトに秘密にするためにVoyagerのクルーと共同で捜索にあたる。チャコティはVoyagerと連絡が取れたのでカーの名誉をばん回させるために自分を殺させようとする。しかし、カーは捜索に来たケイゾンの司令官を倒し、ジャコティと名乗り、ケイゾン船に戻っていった。

現実への脱出

キムが目覚めてみると地球のサンフランシスコに居た。そこでは彼はVoyagerに乗船しておらず、将来を期待された技術者だった。キムがVoyagerの記録を調べると機密扱いになっていた。乗務記録を調べるとトム・パリスもVoyagerに乗船していなかった。そこで彼に会いに行くと彼は落ちぶれていた。サンフランシスコに戻るとキムは機密情報をマキに流した疑いで尋問される。キムは自分がVoyagerに乗っていたことを正直に報告するが上層部は信じない。キムの近所のコーヒー店の店主がキムに話しかけてきた。彼は宇宙時間連続体を感知できる異星人で事故にあったキムを別の現実へ移動させたのだった。キムは異星人に元の現実に戻る可能性のあることを聞きシャトルへ行こうとする。保安部に取り押さえられるがそこにこの現実のパリスが現れ、キムを助ける。二人で新型のシャトルを奪い、時空連続体へ事故の状況を再現しながら突入する。最後に転送が必要だと気がつきシャトルが追撃で大破する直前にパリスがキムを転送させる。キムは無事、現実に戻ることが出来た。

地獄の星

パリスはケスに魅かれていたのだが本気にならないように避けていた。しかしニーリクスは嫉妬しパリスと喧嘩してしまう。そんな二人に食料確保のためシャトルで惑星に降りるように命令する。この惑星には有機体の反応があるのだが大気の成分のためセンサーも転送も通らないのだった。二人のシャトルは干渉波のため地表に墜落してしまう。センサーに反応した豊富な有機体は地表に存在しなかった。二人は有毒な大気を避けるために洞窟に入り、入り口を塞ぐ。その洞窟の中には卵があり、そのうちの一つが二人の目の前で孵化してしまう。その子はだんだん弱ってきた。大気の中の有機体を呼吸で摂取しているようだった。惑星に一隻の宇宙船が接近してきた。Voyagerは宇宙船を追って大気圏に入る。パリスとニーリクスは子供を洞窟から出して、宇宙船から降りてきたその親に引き渡した。

ボーサ人の攻撃

Voyagerはボーサ人の領域に入るために準備していた。ジェインウェイは過労のためドクターに休暇を命令される。ジェインウェイはホロデッキで休暇をとる。劇の途中でブリッジに呼びだされて戻った後、ホロデッキのキャラクタがジェインウェイの目の前に現れるようになる。原因を調べるが分からない。ストレスによる幻覚と思われたが、ジェインウェイの見た幻覚をケスも見た。ボーサ人の宇宙船が攻撃をかけてきた。宇宙船からの映像にはそれぞれの親しい人の幻影が現れ、多くのクルーが行動不能になる。トレスはワープフィールドを調整して共鳴波をだしテレパシーフィールドをブロックしようとするがチャコティの幻覚に捕らわれる。ケスとドクターが残り、ケスが作業を行う。ニーリクスの幻影が現れ邪魔をするがケスのテレパシー能力で幻影を跳ね返し、ボーサ人が姿を現す。ワープフィールドを起動し無事全員幻覚から覚めた。

天の精霊

ある惑星に降りたチャコティ達は地面に書かれた文様を見つける。その文様はチャコティの部族のインディアンに伝わっているものだった。その惑星から宇宙船の航跡をたどりある惑星にたどり着く。その惑星は大気の成分のため転送できない。チャコティらはシャトルで地表に降りる。突然の嵐のため避難するがチャコティだけは取り残される。その惑星で彼の部族に伝わる天の精霊に会う。彼らは何世代も前に地球に訪れ、彼の部族に力を貸していたのだった。チャコティは子供時代の事を回想しながら、今回の事を体験していたのだった。

管理者サスピリア

「管理者」の死骸が共鳴を起こす。どうやら近くに同じタイプの生命体がいるようだった。その反応のあるほうへVoyagerを進める。そこには管理者のステーションを同じ形をしたステーションを発見する。そこには2000人のオカンパ人が居た。代表者のタニスが「Voyager」に乗船してきた。ここのオカンパ人は寿命を延ばしており、通常9歳の寿命が40歳になっていた。また、超能力も延ばしてきていた。タニスはケスの超能力を訓練する。ケスの超能力が延びてきたが、トゥボックを超能力で殺しかけてしまい怖くなってしまう。タニスはケスの力を呼び覚まして自分たちの所に来させようとする。タニスは管理者「サスピリア」の指示でVoyagerをある宙域へおびき出す。サスピリアは「管理者」が死んだのはVoyagerのせいだと逆恨みをしていたためそのクルーに復讐しようとしていたのだった。サスピリアを薬で一時的に行動不能にして自分たちには敵対心がないことを説得すると、サスピリアはタニスをつれて去っていった。タニスが居なくなるとケスの超能力も弱くなってしまった。

ケイゾンの謀略

Voyagerは連邦の信号をキャッチし、その地点へ行く。そこにはケイゾン船が潜んでおり、強襲され転送装置のモジュールを奪われてしまう。その船には元マキのセスカが乗っていた。Voyagerは船体の修理の後その後を追う。転送モジュールを奪ったケイゾン・ニストリムはケイゾン・レローラと組んでVoyagerを奪取しようとするが、協力されなかったのでレローラの指導者を宇宙に転送で放り出し、他のセクトに協力を仰ぐ。Voyagerはアンチプロトンビームを使って転送モジュールを破壊しようとする。チャコティは単独で転送モジュールを破壊するためにシャトルで飛び出す。ケイゾン船に侵入し転送モジュールを破壊する。チャコティは捕まりVoyagerのコマンドコードを尋問される。Voyagerが到着し、ケイゾンと戦闘になる。チャコティを転送しようとすると邪魔される。ケイゾンの指導者達を転送し捕虜にし、チャコティとシャトルとの引き換えを要求する。無事救出された。セスカからのメッセージでチャコティのDNAを人工授精したと伝えられた。

レジスタンス

ジェインウェイらはテラリウムを補給するためにアルソリアン星のレジスタンスと取り引きをするが閉鎖的で敵意のあるモークラの兵士達に捕らわれてしまう。ジェインウェイはケイレムという老人に助けられる。彼はジェインウェイを自分の娘だと思い込んでいた。船はパワーを回復しチャコティは捕らえられた上陸班の返還の交渉を始める。ケイレムは妻がレジスタンス活動で命を落としていたのだが、まだ収容所に捕らわれていると信じており、何度も収容所に侵入していたのだった。ジェインウェイはケイレムの助けで収容所に潜り込み、仲間を助けようとする。ケイレムはモークラの行政官と差し違える。ジェインウェイはケイレムを父と呼び母は許していたと伝える。

ユニット3947

宇宙空間に漂っていたロボットを回収した。トレスはロボットを再起動するために色々手を尽くし、ワーププラズマをエネルギーとして使うことで再起動に成功した。ロボットは自分をコード番号3947と名乗り再起動に感謝した。そして、自分たちは滅亡の危機に瀕しており自分たちでは作成できないエネルギーユニットを作成して欲しいとトレスに頼む。艦長は「艦隊の誓い」から協力を拒否する。3947を彼の船に返そうとしたときにトレスがさらわれてしまう。トレスの変換を要求するが聞き入れないため攻撃を行うが反対に撃退されてしまう。トレスはVoyagerの安全を条件にエネルギーユニットを作成する。エネルギーユニットは各個体でエネルギーコードがすこしずつ違うため全く同じものを複製しても動作しないのだった。トレスはすべてのユニットに共通なエネルギーコードを持ったエネルギーユニットを作成し、試作ロボットを作成した。そこにもう一隻同型艦が現れ、もう一隻と戦闘を開始した。トレスの質問に3947は自分たちは戦争のためのロボットで相手のロボットと交戦しているのだと言った。さらに作成者達が和平したときにロボット達は自分たちを停止しようとした作成者達を滅ぼしたのだった。トレスはロボットの複製が出来ないように試作品を破壊した。交戦に夢中になっているすきにトレスを救出しVoyagerは離脱した。トレスは「艦隊の誓い」の意味をもう一度考え直すのであった。

平和協定

度重なるケイゾンの攻撃にチャコティはジェインウェイにケイゾンとの同盟を進める。そこでケイゾン・ニストリムと連絡をとるが交渉は決裂する。ニーリクスはケイゾン・ボマーと連絡をとるが捕らえられてしまう。そこで、ケイゾンに反逆されてしまった元の支配者のトレイブと接触する。彼らはこの宙域の平和を願ったいた。そこでケイゾンの各セクトの代表を集めて平和は締結しようとする。その会場でトレイブの代表メイバスが不審な動きをする。そこにトレイブの宇宙船が会場を襲撃してくる。メイバスはこの機会にケイゾンを排除して平和を取り戻そうとしたのだった。しかし、ジェインウェイはこのような策略をする人間を信用できないとし、同盟は出来なかった。

限界速度ワープ10

新しいディリチウム結晶によりワープの限界速度を超える可能性が出てきた。キムとパリス、トレスはホロデッキでシミュレーションを繰り返しトランスワープでワープ10が実現できた。シャトルにトランスワープエンジンを組み込み、パリスが有人飛行を試みる。Voyagerのセンサーから一時的にいなくなってしまったが無事帰還してきた。パリスは意識を失っていたが気がつくと彼は宇宙のあらゆるところに行ったと語る。事実、シャトルのコンピュータには宇宙中のセンサー記録が40ギガクワドも入力されていた。センサー記録を調査しているとパリスが突然倒れた。ドクターによると水にアレルギー反応が出たという。パリスの体の変異は激しく、治療の甲斐なく死亡してしまう。しかし、その夜、息を吹き返す。ドクターが調べるとパリスの体の構成が変化しており、DNAすらも秒単位で変化していた。ドクターは陽電子バーストを使用してパリスを治療しようとするがパリスは逃げ出し、艦長をつれて再びシャトルでワープ10を出してしまう。Voyagerが追跡し、シャトルが停止している惑星へ二人を捜索しに行くと、二人は山椒魚のような生物になっており、子供までいた。ドクターは二人を治療し元の姿に戻したが、パリスと艦長の子孫はその惑星に残してきたのだった。

殺人犯スーダー

機関部で死体が見つかった。勤務記録を調査すると一緒に勤務していたスーダーが怪しい。トゥボックがスーダーを尋問するが彼は否定する。しかしドクターが死体の調査でスーダーのDNAを発見する。この事実を突きつけるとあっさりと犯人だと認める。殺害の理由はただ、目つきが気に入らなかったと言うだけだった。トゥボックはこの理由に納得がいかず、精神融合でスーダーの心を調べる。彼は暴力的衝動を持ち続けていたのだった。艦長は彼を自室に監禁することにするが、トゥボックは処置が甘すぎると指摘する。その後、トゥボックは自分の中の暴力衝動が押さえられなくなってきた。彼は自分を自室に監禁する。ドクターに診断してもらうと脳の感情抑制がうまく行っていないようだった。感情抑制をとくことで治療を行ってみた。トゥボックは医療室を抜け出し、スーダーを殺人犯として処刑しようとするが、結局はできなかった。スーダーは故郷に戻るまで監禁することとなり、トゥボックは徐々に自制心を取り戻していった。

惑星破壊ミサイル

ヴォイジャーはデルタ宇宙域でカーデシアの惑星破壊ミサイルを発見する。これは昔、マキにいたときのベラナが再プログラミングしてカーデシアに向けて発射し、バッドランドで行方不明になったものだった。ミサイルは10光年先の惑星を目標の惑星と誤認しターゲットロックしていたのだった。ベラナはセキュリティロックを解除し、ミサイルに乗り込み停止させる。がその後、ミサイルは再び動きだす。ミサイルのコンピュータはベラナがカーデシアの脅迫で動いていたと判断し、従ったふりをしていたのだった。セキュリティコードが変更されているため転送できない。ヴォイジャーはミサイルを攻撃するが反撃を受けワープエンジンが故障する。修理後、再びミサイルを追いかけベラナはなんとかミサイルに侵入する。惑星から艦隊が出てくるが撃退される。ベラナはその間にシステムに侵入するがバックアップ回路で回避される。さらにベラナは論理プログラムを混乱させようとするが、失敗し生命維持システムを止められてしまう。ジェインウェイは乗員を避難させ、自爆プログラムを起動しミサイルを止めようとする。ベラナはコンピュータ内にあったカーデシアのプログラムを起動しコンピュータを混乱させその間にワープコアへ侵入する。ワープコアをフェイザーで破壊し無事ミサイルを爆発させた。

Q1,Q2

ある珍しい天体からサンプルを転送すると男が現れた。彼は自分をQと名乗る。Q(これ以後Q2)は監禁から助けられたと礼を言って、自殺を図ろうとする。が、間違えてクルーを全員消してしまう。そこにもう一人のQ(TNGに出演していたほう、これ以後Q1と呼ぶ)が現れた。Q1はQ2が自殺願望者で彼を自殺させないために監禁していたという。Q2はQ1から逃げるためヴォイジャーを宇宙の始まりや原子世界、はたまたクリスマスツリーの中に移動させる。逃げられないと悟ったQ2はヴォイジャーに亡命を求める。ジェインウェイは通常の連邦の手続きに従い聴聞会を開く。Q2は弁護人にトゥボックを選ぶ。Q1は彼が自殺をすることでQ連続体に大変な被害が発生すると主張する。Q1は自分自身を証人として召喚した後、さらにQが宇宙における影響力を証明するために証人として地球人を3人つれてくる。一人はニュートン、彼はQ2がリンゴの木をゆらしてリンゴを地面に落としたのをみて引力の法則を発見したという。もう一人はローリングストーンズのコンサートの裏方で彼がコンサート時の機器の不調を発見する手助けをしたのだった。そして、最後はエンタープライズのライカー中佐、彼の祖先は戦争の時にQ2に助けられていたのだ。Q1は休廷時にジェインウェイに聴聞会に勝たせてくれれば地球に運んでやると申し出る。Q2はQ連続体としての生き方をジェインウェイ達に見せる。そこはすべてを悟りきったQ達がただたたずんでいる世界でなんら新しい事も何もあり得ないのだった。そこでQ2はQ1の昔の無軌道ぶりを尊敬していたと告白する。Q1はパワーを取り上げられて追放された事件以後、標準的なQになったというのだ。(注:TNG「DEJA Q」)ジェインウェイはQ2の希望を聞き入れ、生きていく努力をすることを条件に亡命を承諾する。Q1はQ2のパワーを取り上げた。しかし、Q2は服毒自殺をする。毒を調達したのはQ1だった。

ドクターの恋

ヴィデイア人の女性からの救難信号を受け取り、救助した。しかし脳死状態になっていたため、転送記録を元にホログラムで体を再生し、神経信号を移動させる。ヴィデイア女性はダナラと名乗る。彼女はフェイジにかかっていたがホログラムで再生された自分の体を見て驚く。ドクターは本物の体の治療を開始する。ドクターの環境適応型プログラムはダナラに魅かれていく。手術中にダナラの気持ちを聞くが気まずくなってしまう。ドクターはパリスに助言を得、ダナラをデートに誘う。その後、ダナラの本物の体に毒物が投与された。ホログラムの体では神経パターンが2日間しか持たないのだが、ダナラはフェイジにかかっている自分の本当の体に戻るのを拒否したのだった。ドクターの説得で自分の体に戻り、再びフェイジと戦っていく決心をし、ヴィデイアへ戻っていった。

パリスの裏切り

最近、勤務態度の悪かったパリスはヴォイジャーを降りてタラクシアの輸送艦で働くことにした。ケイゾン・ニストリムの船がその輸送艦を襲い、パリスを連れ去ってしまう。ニーリクスはあまりにも早くパリスがさらわれたので、ヴォイジャー内にスパイがいると独自に捜査を始める。不自然な通信ログの破損を発見し、トゥボックに報告する。トゥボックは保安部で捜査をするといい、ニーリクスに危険だから手を引くように言う。しかしニーリクスは捜査を続け、その不審な通信ログがパリスの部屋から発進されたことを突き止め、艦内放送で皆に知らせる。ジェインウェイはニーリクスを呼び出し、秘密を打ち明ける。パリスはわざと勤務態度を悪くし、ヴォイジャーを降りることを不自然に思われないように工作していたのだった。そしてパリスをケイゾンに侵入させスパイを突き止めようとしていたのだった。ケイゾンに連れ去られたパリスはセスカの所へつれたいかれた。そこでケイゾンの通信ログを調べジョナスがスパイであることを突き止め、ケイゾン艦から逃げ出す。ジェインウェイはニーリクスにさらに捜査を進めさせ、スパイを追いつめようとした。そこにパリスからの通信が入る。機関室にジョナスとニーリクスがいた。ジョナスは転送装置を調整するふりをして、兵器システムをダウンさせ、機関室にフォースフィールドをはる。ジョナスとニーリクスは格闘しジョナスはプラズマを浴び死んでしまった。パリスは追撃を受けたが爆発寸前に転送でヴォイジャーに戻ることが出来た。

二つのヴォイジャー

ワイルドマンの陣痛が始まった。ドクターは出産の介助を始める。子供が子宮内で姿勢を変えたため、母体が危険になり、ドクターは転送で子供を取り出した。ヴォイジャーはヴィデイア領内に入ってしまっため、ヴィデイア船からスキャンされないためにプラズマ流のなかに身を隠す。プラズマ流から抜ける際に亜空間の流れにぶつかり艦内システムが停止してしまう。ついで、プロトン放射を浴び、艦に重大な損傷を受ける。ワイルドマンの子供は危険な状態になり、手を尽くすが死亡してしまう。船体に亀裂が入り、それをふさごうとしたキムは宇宙空間に放り出されてしまう。負傷したホーガンの所へケスが治療のため近づいたが空間のすき間にはまり消えてしまう。第一艦体が破損したためジェインウェイ達はブリッジを放棄し退出する。ブリッジから出ていったジェインウェイの姿をジェインウェイは見た。そのジェインウェイは無事なヴォイジャーに乗っていた。ジェインウェイはブリッジのスキャンを命じる。すると時間の乱れが存在していたという。医務室ではワイルドマンの子供は無事出産されており、ベッドにはもう一人のケスが寝ていた。もう一人のケスは破損したヴォイジャーに乗っていたという。亜空間の流れにぶつかったとき、空間分岐したらしくフェイズがずれたヴォイジャーが複製され、同じ空間を占めているという。ジェインウェイの記憶では物質は分岐可能だが、反物質は分岐できない。二つのヴォイジャーで同じ反物質を使用しているため反物質が流出していた。ジェインウェイパワー低下を防いでいたプロトン放射を止め、もう一つのヴォイジャーと通信をつなげる。タイミングを合わせて空間分岐を発生させ、二つのヴォイジャーをまた一つに合わせようとするがかえってフェイズがずれてしまう。破損しているヴォイジャーのジェインウェイはこちらのヴォイジャーを自爆させてヴォイジャーを一つにすることで反物質の流れを止めようとする。そこにヴィデイア船が接近してきた。シールドもはれない状態の破損していないヴォイジャーに乗り込んできて、次々に乗員の内臓を奪っていく。破損していないほうのヴォイジャーは自爆装置を起動し、キムにワイルドマンの子供を連れ破損したヴォイジャーにいかせる。破損していないほうのヴォイジャーはヴィデイア船を道つれに爆発し、破損したヴォイジャーだけがその場に残った。

怯える子供達

トゥボックはドレイアン2号星の衛星に鉱石調査に来たが大気の電離層のためシャトルが墜落してしまった。その衛星に子供が3人いた。彼らも墜落したため保護者がいないという。トゥボックは彼らを無事送り届けると約束する。ジェインウェイは援助を得るため、ドレイアンの大使アルシアをヴォイジャーに招いていた。艦内を案内した後、アルシア達は通信を受け、緊急の用件のため帰ってしまう。衛星にドレイアンのシャトルが現れたが、子供達は自分たちを殺しに来たと怯える。そこでやむなく子供を連れて隠れた。ドレイアンの捜索隊が行ってしまった後、トゥボックは子供達を寝かしつけ夜通しシャトルの修理を行う。朝になると子供が二人いなくなってしまった。最後の子は怯えるがトゥボックは安心させ、二人の子供を探しに洞窟に入る。そこには服だけあった。ジェインウェイは遭難したトゥボックを探すために衛星に向かうがアルシアはその衛星が聖地のため立ち入るのを拒否する。トゥボックからの通信がはいったが大気のため転送できないのでシャトルで強行的に衛星に侵入する。トゥボックのシャトルは緊急離陸したが不調のため再び着地する。そこにジェインウェイとアルシアが現れる。アルシアはその子は90才であるという。彼らは年をとると子供のようになる種族だったのだ。ドレイアン人は死期に近づくと無邪気になるのだという。トゥボックは死の同行人として指名され、その子の最後を見届けたのだった。

悪夢の世界

氷結した惑星から自動メッセージを受け取った。そのメッセージでは4年前に冬眠から覚める人たちがいるはずだった。生命活動を調べると地底に冬眠している人間が5人いて、2人は死んでいた。冬眠装置毎転送で収容した。この装置を脳とコンピュータを直接結びつけていた。装置は完全に動作しており冬眠から覚めない理由が分からない。彼らの脳の活動をモニターすると夢を見ているようだった。そこでキムとベラナが冬眠装置に入りコンピュータにアクセスしてみる。キムとベラナは夢の世界に入る。その世界は恐怖のピエロが支配している世界で、その恐怖は人間をショック死させられるものだった。冬眠者3人はそのため、睡眠から目覚められないでいたのだ。キムとベラナはこのまま戻らないと艦長達が機械を止めると脅し、ベラナだけは解放させる。ジェインウェイ達はドクターを交渉に送り込み、人工頭脳で代用を申し出るが断られる。ジェインウェイはドクターに注意を引いてもらい、機械を強制的に止めようとしたが一人殺されてしまったため断念する。次にジェインウェイは自分と人質の交換を申し出る。しかし、夢の世界に入っていったのはジェインウェイのホログラムだった。恐怖は克服されるものだとジェインウェイは語った。

トゥーヴィックス

植物豊富な惑星を発見したヴォイジャーはサンプル採取のため、トゥボックとニーリクスを上陸させる。サンプル採集後、転送で二人を連れ戻すと二人の転送パターンが混ざり合い一人になってしまった。ドクターは検査するが完全に融合されていた。融合した人物は自分をトゥーヴィックスと名乗る。ドクターは戻す方法を研究するがめどが全く立たない。トゥーヴィックスは戦術士官とコックをかねて勤務を始めた。次第に皆に溶け込んでいく。トゥーヴィックスはケスに好意を感じる。ケスはニーリクスを失った悲しみでわだかまりをもちながらトゥーヴィックスを認める。ドクターは特定の放射性元素が任意のDNAに付着することから転送のターゲットスキャナーを調整することで分離できることが分かった。しかし、トゥーヴィックスは自分にも生きていく権利があると主張する。ジェインウェイは選択を迫られる。トゥーヴィックスはケスに助けを求めるが、ケスは自分自身の利己的なところを嫌いながらもニーリクスに帰ってきてもらいたかった。ジェインウェイはトゥーヴィックスを二人に戻す決心をし、医療室につれていき、自分で転送機を操作した。

ヴィディア人の協力

ジェインウェイとチャコティはある惑星で虫にかまれ未知のウィルスに感染した。その惑星の環境では病気の進行が抑えられる。ドクターは17日間治療方法を研究したが解決できなかった。しかたなく、二人を惑星においてヴォイジャーは旅を続けることにした。ジェインウェイは地表で引き続き治療方法の研究を行うが、チャコティはここでの生活に慣れようとする。キム達はヴィデイア人達に援助を得ようとトゥボックに談判する。クルーの総意を受けてヴィデイア人ダナラとランデブーする。しかし、ヴィデイア人の罠で攻撃を受ける。ダナラはドクターに薬を転送で受け取ってもらう。ジェインウェイ達はプラズマストームのせいで機器類をすべて失う。これを機会にこの惑星での生活に専念することにする。そこに無事、薬を受け取ったヴォイジャーが現れ二人を回収した。

ケイゾン総攻撃(前編)

セスカからの通信でチャコティの子供が生まれたのを聞いたがそのためひどい目に遭わされていると聞く。セスカの罠だと感じているが本当かもしれない。チャコティは父の霊に尋ね子供を助けに行く。そこにセスカの部下だったケイゾンが大けがをしてシャトルで現れる。セスカは死に子供は連れ去られたと聞かされた。子供を助けるために惑星に向かう。その道中、ケイゾンからの攻撃が散発的にうける。その攻撃はすべて右舷腹部を狙われ第2コマンドプロセッサーが故障する。一時撤退しようと反転したところをケイゾンの艦隊に襲われる。応戦をしている最中に大けがから助けたケイゾンが自爆し艦体が一部破損し、パワーが低下した。パリスがシャトルで助けを呼びにいく。ケイゾンがヴォイジャーに乗り込んできた。ジェインウェイはヴォイジャーを自爆し全員脱出しようとするが第2コマンドプロセッサー故障のため自爆シーケンスが起動できない。ヴォイジャーはケイゾン・ニストリムに占領された。ケイゾンはハノン星系の原始的な惑星に着陸する。ここでクルー全員は降ろされ、ヴォイジャーは出発してしまった。拘留室にいたスーダーとプログラムを一時停止したドクターをのぞいては…。