有栖川有栖と音楽

このコーナーは、有栖川有栖作品に登場する音楽、アーティストを
できる限り実際に聞いてみよう、
てな感じのコーナーです。
有栖川作品を読む際のBGMに、いかがですか?
とりあえずリストアップだけしてみました。各々のコメントもつけるつもりです。

[index]

EMCシリーズ

[月光ゲーム]
★楽しき野営/デンマーク民謡
「いずこからともなく聞こえてきたのは、音程の怪しい尚三の歌う『楽しき野営』だった。」P149
★LET IT BE/ザ・ビートルズ
「『なすがままに(レット・イット・ビー)、ですね。』ビートルズを口ずさむ彼を先頭に、僕たちは村へと帰った。」P218
★ビクトリー雄林/雄林大学応援歌
「どうせなら景気よく応援歌でいかないか?『ビクトリー雄林』。」P226
★怪奇大作戦/EMCのテーマ(?)
「『怪奇大作戦』いきます。」P227
★永遠の昼下がり/
「『永遠の昼下がり』という言葉がふと浮かんだ。」P265

[孤島パズル]
★エスタディオ・月光/
★禁じられた遊び/
「あの夏の一週間で『エスタディオ・月光』と『禁じられた遊び』をなんとか弾けるようになったんです。」P67

[双頭の悪魔]
★北ウイング/中森明菜
「明菜の『北ウイング』は俺のテーマソングやね。」P22
☆アイアン・メイデン
☆ケイト・ブッシュ
「中森明菜とアイアン・メイデンとケイト・ブッシュをBGMに、吉野川に沿ったドライブは続いた。」P24
★アヴェ・マリア/グノー
「シューベルトではなく、グノーの『アヴェ・マリア』だった」P44
★雨の庭/ドビュッシー
「やがてドビュッシーが流れだした。『あ、この曲、【雨の庭】』」P46
★亜麻色の髪の乙女/
「『亜麻色の髪の乙女』を背中で聞いてドアに向かいながら、私は自分の嘘について考えてた。」P50
☆シェル・ショック
「ロック・バンド、シェル・ショックのリードボーカル久我亮一と・・・」P93
★イヴニング・フォールズ・・・/エンヤ
「スーツケースの中に入れてきたエンヤのCDから、彼女は『イヴニング・フォールズ・・・』を選び、夕映えの中で歌った。」P95
★葬送行進曲/ベートーベン
「小野さんがお好きだったベートーベンの『葬送行進曲』を弾かせていただこうと思います。」P211
★別れの曲/ショパン
「アンコールの『別れの曲』も素敵だった。」P212
★テンペスト/ベートーベン
「『テンペスト』の第三楽章だった。」P213
★ゴールデン・ヘア/シド・バレット
「ジェームス・ジョイスの詩だ。『ゴールデン・ヘア』。」
「シド・バレットですね?」P214
★月に憑かれたピエロ/シェーンベルグ
「シェーンベルグの『ピエロ・リュネール』だ。邦題は『月に憑かれたピエロ』。」P214
☆ピンク・フロイド
「ピンクフロイドの結成時のリーダーだったロックミュージシャン。」P215〜6
★ユージン、斧に気をつけろ/ピンク・フロイド
「『ユージン、斧に気を付けろ』。」P246
☆デヴィッド・ギルモア
「それがスピーカーからだけのものではなく、志度とデヴィッド・ギルモアとのハーモニーであることに私は気づいた。」P246
☆ロジャー・ウォータース
「ロジャー・ウォータースが囁く声。」P246
★ドレミの歌/
「『ドレミの歌』でもリクエストすればよかった。」P247
☆ジョン・ケージ
☆キース・エマーソン
「そのさ中にジョン・ケージかキース・エマーソンばりの肘打ちが入った。」P252

[老紳士は何故・・・?]
★ピープ・ショウ/スージー&ザ・バンシーズ
「スージー&ザ・バンシーズの『ピープ・ショウ』からの曲が続いていたので、僕は満足だった。」P218

[二十世紀的誘拐]
なし。

[ハードロック・ラバーズ・オンリー]
★マシン・ヘッド/ディープ・パープル
「『マシン・ヘッド』音楽喫茶のたぐいらしい」P378
☆モーツァルト
☆マイルス・デイビス
「モーツァルトの弦楽四重奏曲やマイルス・デイビスのトランペットより・・・」P378
☆エアロスミス
「中から聞き覚えのあるエアロスミスのナンバーが漏れ聞こえていた。」P378


火村英生シリーズ

[46番目の密室]
★ゴールドベルグ変奏曲(バッハ)/グレン・グールド
「二十畳ほどの室内には、私が好きな『ゴールドベルグ変奏曲』が流されていた。」P45
★ホワイト・クリスマス/ビング・クロスビー
「ラウンジにはビング・クロスビーの『ホワイト・クリスマス』が流れ、窓の外では・・・」P73
★セロテープの唄(仮題)/火村英生
「『セロテープ、セロテープ』火村はおかしな節をつけて小声で呟いた。」P162
★PAINT IT BLACK/ローリング・ストーンズ
「ローリング・ストーンズだ。『ペイント・イット・ブラック・・・ペイント・イット・ブラック・・・』」P169
☆CURVED AIR
「俺の家にはカーヴド・エアのレコードがあった。」P198
★A RAINBOW IN CURVED AIR/テリー・ライリー
「俺はその曲も聴いたことがある。『ア・レインボー・イン・カーヴド・エア』というんだ。」P198

[ダリの繭]
★NIGHT OF THE DEMON/DEMON
「ラジカセはテープをA面の頭に戻し、デーモンの『ナイト・オブ・ザ・デーモン』がまた始まる」P50
★GIMMI SHELTER/ローリング・ストーンズ
「頭の後ろで手を組んでソファに寝そべった火村は、天井を見上げてローリング・ストーンズの『ギミー・シェルター』を口笛で吹き散らしていた」P172
☆フィリップ・グラス
☆スティーブ・ライヒ
「流れているのはフィリップ・グラスやスティーブ・ライヒといった現代音楽ばかりだ。」P202
★世の終わりのための四重奏曲/メシアン
「そんな騒々しさを、メシアンの『世の終わりのための四重奏曲』が包み込んでいる。」P205
☆ゴンチチ
「カーコンポからはずっとゴンチチの軽快なギターが流れていた。」P381

[ロシア紅茶の謎]
<動物園の暗号>なし。
<屋根裏の散歩者>なし。
<赤い稲妻>なし。
<ルーンの導き>なし。
<ロシア紅茶の謎>
☆キング・クリムゾン
「『キング・クリムゾンを聴きながら鼻歌混じりのドライブはできんやないか』」P157
☆バッハ
「火村のお気に召しそうな70年代のブリティッシュ・ロックやバッハもちゃんとある。」P158
★愛に似た獣/不明
「やはり奥村が作詞したあの『愛に似た獣』を選ぶ。」P169
★ジャンピング・ジャック・フラッシュ/ローリング・ストーンズ
「賑やかに始まったのはローリング・ストーンズの『ジャンピング・ジャック・フラッシュ』だった。」P171
☆ミック・ジャガー
「彼はミック・ジャガーになりきって熱唱中で」P186
<八角形の罠>
☆ストラヴィンスキー
「またしばらくストラヴィンスキー風の音楽が流れ」P199

[海のある奈良に死す]
☆アランフェス/パコ・デ・ルシア
「パコ・デ・ルシアが彼の神様だったのだ。」P47
「彼は笑い、小さな声で『アランフェス』をもの哀しく弾き始めた。」P47
★テイク・セブン
「電話が保留になり、オルゴールの『テイク・セブン』のメロディが流れだした。」P73
★紅河の春
「曲は悠久の大河を謳った『紅河の春』になっていた。」P99
★ヘルレイザー3
「『ヘルレイザー3』は名画である。」P181
☆モーターヘッド
「モーターヘッドを初めとしヘヴィーメタルをふんだんに使った音楽も気に入っていて」P181
☆ブライアン・イーノ
「BGMにブライアン・イーノが流れ」P193
☆ロッド・スチュワート
「ロッド・スチュワートみたいに仕上げてくれ」P194
★チュブラー・ベルズ/マイク・オールドフィールド
「マイク・オールドフィールドの『チュブラー・ベルズ』を使ったメインテーマの音楽だけは美しかったが」P302

[スウェーデン館の謎]
★サンタ・ルチア/イタリア民謡
「隊列になってサンタ・ルチアを合唱して、コーヒーとお菓子を配って回るんです。」P57
☆ABBA
「ポップ・ミュージックのABBAは、日本でも大変な人気でした。」P134
☆イングウェイ・マルムスティーン
「ヘヴィーメタルのギタリスト、イングウェイ・マルムスティーンは天才です。」P134
☆ニコラン・イェッダ
☆ユッシー
「ニコラン・イェッダやユッシー・・・」P134

[ブラジル蝶の謎]
<ブラジル蝶の謎>なし。
<妄想日記>なし。
<彼女か彼か>なし。
<鍵>なし。
<人喰いの滝>なし。
<蝶々がはばたく>なし。
なんと一個もありませんでした。悲しいなあ。

[英国庭園の謎]
<雨天決行>
☆ベートーヴェン
「『ベートーヴェンよりしかめ面』という大きな活字が見えた。」P25
<竜胆紅一の疑惑>なし。
<三つの日付>なし。
<完璧な遺書>なし。
<ジャバウォッキー>なし。
<英国庭園の謎>なし。
ベートーヴェンも名前だけで、曲がどーこーじゃないから、実質ゼロ。
短編では書く余裕(行数)が無いのかなあ?

[朱色の研究]
☆ジョン・レノン
「ジョン・レノンを少し和風にしたらこうなるであろう。」P152
★ムーンリバー/
「『ティファニーで朝食を』で流れた『ムーンリバー』だろう?」P315

[女彫刻家の首]
★トラッシュ/アリス・クーパー
「同じ名前のよしみもあって愛聴しているアリス・クーパーの『トラッシュ』などを鳴らしながら・・・」P152

[ペルシャ猫の謎]
<切り裂きジャックを待ちながら>
★きよしこの夜
「誰もがよく知っている聖歌。英語で歌う混声コーラスの『きよしこの夜』だった。」P26
<わらう月>なし。
<暗号を撒く男>
★乙女の祈り
「蓋を開くと、ちゃんと『乙女の祈り』のメロディが流れた。」P104
<赤い帽子>
☆モーツァルト
「−彼女の好みのモーツァルト−」P117
「モーツァルトの弦楽四重奏曲がずっと流れている」P118
☆交響曲第一番/ジョン・コリリャーノ
「『交響曲第一番/コリリャーノ』」P141
「交響曲第一番はジョン・コリリャーノの代表作だということです。」P141〜2
<悲劇的>なし。
<ペルシャ猫の謎>なし。
<猫と雨と助教授と>なし。
なんか偏ってませんか?(笑)いずれにしても少ない・・・(笑)
僕、クラシックは専門外なもんで、イマイチわからないです。うう。
あ、「モーツァルトの弦楽四重奏曲」って他の作品でもあったな。さてどれでしょう?(笑)

[壷中庵殺人事件]
なし。やばい、こんなことじゃ更新したなんて言えない・・・。(笑)

[黒鳥亭殺人事件]
★ノクターン/ショパン
「ラジオから流れてくるショパンのノクターンに耳を傾けてるのか・・・」P325
☆ハラシェビッチ
「演奏はハラシェビッチらしい。」P325
☆サラ・ボーン
「サラ・ボーンが魂にしみるような声でうたっていたが・・・」P326
「火村は口笛でサラのメロディをなぞる。」P326
★禿げ山の一夜/ムソルグスキー
「この峠越えのバックにはムソルグスキーの『禿げ山の一夜』あたりが似つかわしい。」P325
☆アリス・クーパー
「アメリカにだってアリス・クーパーがいる。」P327
うわ、なんかサクサク出てきた。そうこなくっちゃ。
アリス・クーパーは定番ですね。やはりお気に入りなのかな?