フリースタイル

写真提供:東京スカイダイビングクラブ

フリースタイルを、分かりやすく表現するとすれば、エリアル・バレエ
(空中バレエ)、あるいはフィギュアスケート、体操を組み合わせたもの、
とでもなるでしょうか。体がどこにも触れない空間で、自由にスピン、ループ、
ポーズ、様々な技を独創的に繰り出すことが出来ます。
平面の動きが主体のRWよりもさらに3ディメンションを実感することが出来る
でしょう。
歴史は新しく、競技として取り上げられたのは、1989年。まだ競技人口は
少なかったものの、選手の作り出した今までの楽しみかたと、全く違う世界に、
目を奪われた人々も多かったはずです。
その後、毎年世界大会が開催される度に人口も増え、技も多様化し、難易度も
みるみる内に増しました。
通常エアカメラマンと一組で、チームという形態を取り、そのカメラマンの
撮影した映像を地上のジャッジが採点します。
そのフリースタイルから派生するかのように生まれてきたのが、シュートアシス
(シット・ジャンプ)、フリーフライです。
シュートアシスというのは、RWが腹這いの形が基本形であるのに対し、椅子に
座った形を基本形とし、3ディメンションで、RWを行う物です。相手を飛び越え
たり、お互いターンをした後足同士を組んだり、肩に乗ったり、自由に楽しめます。
ヨーロッパではビック・フォメーションの記録も確率されたりしています。
また、フリースタイリストの一人、ドイツのオラフ・ジプサーが確立した、
フリーフライがかなりの人気を占めてきています。
フリースタイル、シュートアシス、フリーフライ、そのいずれも、RWの姿勢が
時速200キロ位の速度に対し、ほぼ300キロの速度が出るため、
さらに高度に関するアワーネスが必要になってきます。
自分で十分に高度注意をすると共に、自動開傘装置(サイプレス等)、
音による高度計(ディター等)を装備することをお奨めします。
また、スチューデントの時に習う基本姿勢と違うため、一見難しそうに見えますが、
そうでありません。卒業し、自分で安定した姿勢で正しい高度で開傘する技術を
持った方なら誰でも始められます。
試してみてはいかがでしょうか。


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