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コマンド検索・補完入力フォーム

コマンド検索・補完入力フォーム DataComplete_4.lzh 
《過去ファイル》
   コマンド検索・補完入力フォーム DataComplete_1.1.lzh 
   DataComplete_2.1.lzh    DataComplete_3.1.lzh 
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コマンド等の語彙とその訳語・説明等を入力し、フォームから検索する。必要なコマンドをワンタッチでクリップボードに送る。(Ver.1)◇外部テキストファイルに入力履歴を書き込むこともできる。また、全範囲を検索対象にしたり、履歴を次回までとっておくなどのこともできる。(Ver.2)◇単語一覧を書き出す機能を付けた。(Ver.3)
LaTeXコマンドの入力補助フォームを作りながら、一覧形式でエディタ等に入力できるフォームも工夫しようと考えた。シェアウェアのエディタには補完入力できるマクロなどがあるが、これはそこまでストレートには補完できないものの、ボタン一つでクリップボードにデータを送り、「CTRL+V」だけの手間で入力できる。操作がワンステップ増える代わりに、説明を表示でき、履歴をフォーム自身や外部テキストファイルに保存する点に多少のメリット(?)がある。


【使い方】
入力画面 (Ver.4)検索欄に一部分の文字を打ち込むと、エクセルの検索機能により、文字のどこからでもインクリメンタル風にコマンドの検索が行える。検索結果を一覧表示にできるほか、確定したコマンドは「履歴」一覧に保存される。そして、どのリストからでもダブルクリックすることで、該当のコマンドをクリップボードに送るので、エディタや「TeXエディタ」等でデータを活用できる(Ctrl + v )。アルファベット順のコマンド一覧や検索結果一覧からコマンドを選択すると、その説明が上部に表示される。フォームの余白をダブルクリックするか、「終了」ラベルをクリックするとフォームを終了する。(入力履歴は「履歴」ボタンを押すと、「保存」用のチェックボックスが現れるので、保存したい場合にはそれをチェックする。「全範囲」をチェックすると、説明等からも検索を行う。ただし、検索結果には該当の説明があるコマンドが表示されるしくみなので、クリックして上部に表示される説明を確認する。)


【改版履歴】
◇シンプルだが、汎用性のあるフォームである。エクセルの検索機能は優れているので、必要なデータを拾うのに手間取ることはない。チップヘルプのように、カーソル位置に補完入力ウィンドウが開くという格好のよさはないが、「豆単」(古い言葉になってしまったか)程度の運用はできるだろう。WSH(Windows Scripting Host)というVBAライクなスクリプト実行環境ではファイルの読み書きも一定の条件でできるというが(VBScriptのリファレンスを見ていると、ある程度できそうである)、行を追加する書き込みまでは可能でも、カーソル位置にうまく入力することができるだろうか。(8.2)◇WSHのFSO(File Scripting Object)によってコマンド履歴をファイルに保存できる改良型を作った。いつのまにかMyDocuments(または同じフォルダ)にテキストファイルを作っている。テキストファイル(.txt)なので、クリップボードからダブルクリックで補完入力できるソフト等に読み込んでもよいだろう。ファイルの用途は乏しいかもしれないが、ともかく書き込みができたのはおもしろい。ただし、カーソル位置を検出するメソッドやプロパティはあっても、そこに書き込むためのコマンドはちょっと見当たらない。やたらに書き込めるのでは危険なわけか。COM規格対応の一太郎などには書き込む方法があるのか。それはさておき、昨日書いた課題はこのバージョンでひととおりクリアした。入力履歴リストは大きい方が使いやすいので、トグルボタンで表示を切り替え、また検索結果リスト以外のリストからもダブルクリックで補完入力候補欄に転記するようにした。(8.3)◇入力履歴一覧を説明つきで出力できるようにした。テキストファイルは、デスクトップから操作した場合はマイドキュメントフォルダに、その他の場合は同じフォルダに出力されるようだ。Ver.1.1、Ver.2.1、Ver.3.1では、それぞれ検索のループと表示におかしなところがあったのを訂正した。(8.4)◇ファイルパスを取得し、あるいは新規にファイル名を指定するなどの操作ができるようにした。また、リストからはダブルクリックすることで《そのままクリップボードに送る》ようにした。できれば、クリップボード操作ソフトによくあるように、エディタ等にじかに貼り付けられないかとWSH対応のエディタ(真魚等)を探したり、sendkeysでなんとかならないかなどやってみたが、うまくいかない。真魚(まな)にはカーソル位置を取得したり、そこに文字列を設定したりするメソッドが内部的にあるという。VBAからこのエディタで作成中のファイルを指定して、そこに書き込める方法がありそうなのだが、日曜スクリプトではうまくできなかった。(8.10)◇「転記」「終了」ボタンをAquaMakerで作ってみた。(AcrobatReaderのような黒のフォームがちょっと魅力的で、デザインを簡単なところからいじってみたくなったのだ。)ラベルコントロールに読み込み、若干の余白を設ける。ラベルはコマンドボタンのように動くことがないが、余白にBackColorプロパティを設定することでボタンが「反応」していることを確認することができる。つまらない工夫だが、面白い発見だった。また、古典テキストの入力に「真魚」を使い始めたが、このエディタはウィンドウを分割してもカーソル移動が簡単である。また、ユニコード文字の表示もきちんとできる。漢文体の漢字カタカナ交じり文に変換するのも、「QXエディタ」同様、非常に簡単だ。(『先哲叢談』はQXで打った。現在は、『古學小傳』を「真魚」で入力している。)(8.11)

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