[HOME] [戻る]
[物置き:旧ファイルと更新履歴]12

漢文エディタ

漢文エディタ2020に更新したので、ダウンロードファイルは、この注意書きのリンク先を参照してください。
    
kanbun_editor_20190403.zip         紹介記事(pdf)


☆変換例——縦書きHTMLを前提にしているので、現在縦書きに対応しているInternetExplorer, MicrosoftEdgeで表示を確認してほしい。
            【1】HTML世説新語・巻1
                  「聖徳太子伝暦・巻之上
            【2】MS-Word世説新語・徳行1

なお、≪IPA明朝≫等をインストールしておくと、表示がとてもきれいである。また、表示面ではやや劣るが、文字種では≪IPAmj明朝≫が抜群のものである。



【『漢文エディタ』の主な使い方】  同一の入力データから各種形式に変換。データの蓄積と随時利用ができる。

  《関連画像は、このページ下部を参照。》

シート上の「漢文入力フォーム」ボタンをクリックして入力ウィンドウを表示。
上記ヘルプの入力方法を参照して、まずは入力し、ある程度の分量がまとまったら「登録」ボタンを押す。(くれぐれもESCボタンを2回押さないこと。フォームに入力した内容が消えてしまう。
難字(環境依存文字)があるとメッセージが出るので、「?」の部分にその文字をもう一度入力して「訂正保存」ボタンを押す。そうすると再び「プロシージャの呼び出し、または引数が不正です」というエラーメッセージが出るので「終了」ではなく「デバッグ」ボタンを押す。(「終了」を押すとEXCELが見えなくなってしまう。)その時、VBエディタ画面になるので、上のツールバーから「■」アイコンの「リセット」ボタンを押す。それから「」(ユーザーフォームの実行)ボタンを押すと復帰する。面倒な手続きだが、難解字はきちんと入力されている。(または、漢文エディタ上で「文字実体参照」に変換して登録してもよいが、私は上記の方法で登録している。最後は、エディタMana2に書き出して自作スクリプト(ent_ref_NewGulim.vbs)で文字実体参照に再変換してShift-JISで保存している。)
〈起動〉〈入力〉〈保存〉の作業に合わせて、個別または全体のデータをバックアップするように工夫している。

各種変換は、「データ操作」のタブから行う。

 @白文(原文)は、「白文」ボタンを押す。
 A訓読漢文は、「訓読漢文」ボタンを押す。→これはそのまま「MS-Word」ボタンでワードに書き出すとよい。
 B書き下し文は、「書き下し文」ボタンを押す。
 C縦書きHTMLへの書き出しは、「HTML」ラベルをクリックして「TAG(IE)」を押す。

→それぞれ変換したら、下の「Clip」ボタンでクリップボードに送り、エディタ等に貼り付けることができる。縦書きHTMLは、上記のような縦書き用の枠に貼り付けるとよい。(現在のところ、対応ブラウザはtrident layout engineを利用したIEかLunaScapeになってしまう。)
 その他、データの検索・結合・印刷・新旧字体や平仮名カタカナの相互変換・ワードとの連携はもとよりテキストファイルやTEXへの書き出し等、いろいろなことが可能である。
 データは(MyDocument等に)日付フォルダを作り、バックアップするほか、フリーズ時にも本体〔I列〕に入力記録が残るようにしてあるので、本体を再起動すれば、たいていデータは残っている。ただし、「本文」欄はMS-Excelのテキストボックス・ツールなので「Esc」キーを押すのは禁物。保存前にキーを2度押すと、入力途中の全文が消えてしまう。











HTMLへの変換例〕



TeXへの変換例〕



MS-Wordでの表示−これはUnicodeの訓点で表示した例。色は指定可。〕



〔書き下し文の変換例〕                  ※どの変換でも新旧両様の漢字で表記することができる。
                             (「データ操作」−「変換2」より、変換後のテキストを選択してから操作。)


MS-Wordへの書き出し指定〕



【更新履歴】
◇2012〜2015の更新履歴を別ファイルにした(物置2、圧縮ファイル)。(2015.12.27)◇白文変換について難解字(〓=jの表記を少し変えた。(2016.3.21) ◇Word書き出しの表示と外観を少し変えた。(2017.1.4)◇カード送りボタンを他の操作ボタンと離した。誤操作で入力中のデータが消えないためである。(1.9)◇書き下し文の変換を改善。(2018.9.14)◇再読文字関連の変換調整等。(2019.4.3)