運河内のストラクチャー攻略

 

バース(桟橋)

京浜運河のメインストリートで良く見掛けるこの場所は、水辺を独占している企業が埋め立て地の延長として、5−10m位まで海に突き出させて、その上を利用しているものである。水面から見ると、その地面は2−3メートル上あり、鉄骨等で支えられている。当然、下にはシェードになった海面が出来る事になる。攻め方は、自分から見てバースの奥の脚を狙う。ボートから見るとトンネルがいくつもあるのと同じになり、上部、左右の壁をクリアーしてポイントに入れなければならない。オーバーキャストでは上部の壁をクリアするのが難しい為、サイド、又はアンダーキャストが要求される。私の場合はアンダーキャストが苦手な為、同乗者に注意しながらサイドキャストをしている。ボートはかなり近づくので軽量な小型(5 7センチ)のミノーが使いやすい(X-55X-70等)。シーバスが付いていれば、奥の脚の側を通せた時に、必ずと言って良い程、アタックしてくる。ここで重要なのが奥の脚の側(15cm)以内を通す事。もちろん、これより離れても釣れる事は釣れるが、キワを通す事がシーバスの警戒心を解くカギとなり、バイトしてくる確率も跳ね上がる。また、同乗者がいる場合は、同一ポイントに一斉に投げ込む事もあり、いかに早く、そして正確に奥のキワを通せるかにかかっている。また、軽量な小型ミノーではキワを通すのではなく、キワに直接ルアーを入れる方法もある。これは軽量小型のルアーでは非常に有効で、ちょうどベイトが跳ねて、水中に潜っていくベイトを演出できる。この時良いリトリーブは、何パターンかあり、一概には言えないが、1秒くらいのポーズから軽くトゥイッチをして、早巻き、それからスローと言うパターンが良いときが多い。その日のシーバスの反応傾向を探る為、パターンを探る必要があるのは他のポイントと同じである。

 

排水

排水には温水/冷水があり、また照明がポイントと無いポイントがある。温水、冷水の選択はシーズンであり、照明はある方が良い。温水の場合で流れが強い場合、排水が落ちている所、及びその直ぐ下流50cm以内ではまずアタックしてこない。水温が高すぎるのだ。しかし、この排水が水面上にある場合、排水の上流、つまり水が落ちている所より、壁側にはいる事が多い。特に照明があれば、影も出来るのでなお更だ。水の流れも激しくなく、シーバスが居着ける場所になる。しかし、この場所には排水溝から流れ出しがある為に、ポイントに入れずらいのが難点だ。また、流れが緩くなりつつある流れの両側や下流も良い。ここではミノーの早引きで流れの緩みをチェックすると良い様だ。

 

橋脚

Now Construction .

 

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