Value Star ?? V13への投資
PC-9821 V13 S7R/C Cyrix 6x86MX

 今のメインマシンであるPC-9821 V13 S7R/C。これはその名のとうり出た当時はかなりコストパフォーマンスに優れているものだと感じました。Pentium133MHz、メモリーは16MB、ディスプレイは17インチ、28.8Kモデム、様々なソフトがついて約30万でした。98がこの装備でこの値段で買えると言うことはかなり衝撃でした。はじめはホントにワープロと表計算が出来ればいいやと思っていました。でもだんだんと欲が湧いてくるようになったのです。アレもしたい、コレもしたいと・・・そして深みにはまって行きます。

その1 メモリー増設

 使っていてまず不満が出てきたのがメモリー不足によるスワップです。16MBでWindows95をスワップなしに使うというのは無理なようでした。そこで秋葉原に行ってみたわけです。まず大型店でIOデータやメルコの出している98用メモリーの値段を見てみると高いじゃないですか。小さな店で売っているDOS/V機用のメモリーの安いこと。そこでいろいろ調べた結果どちらも同じものを使っていると言うことに気づきました。72ピンSIMM、パリティーなしのFastPageDRAM。動かない可能性もありましたが安さに負けてDOS/V用の32MB*2購入しました。メーカー品の約半分の値段でした。
 うちに帰ってドキドキしながら取り付け、スイッチオン!
あっけなく動きました。良かった良かった。80MBのメモリー効果は絶大でほとんどスワップはなくなりました。

その2 ビデオカード増設

 次に出た不満はビデオチップの性能です。標準ではGD5440というものが付いていますが、メモリーが1MBしかないために1024*768で256色しか出せません。コレでは画像を見たりするときに不便です。そこで1本しかないPCIバスをビデオカードに使うことにしました。再び秋葉原に。そこで見つけたものは当時出たてだったメルコのWGP-VG4Sと言うものでした。チップはS3のVirge、メモリーは4MB。1024*768で1677万色出せるし、3Dにも対応しているようなのでコレに決めました。ついでに2ndキャッシュも購入。コレによりさらに快適になりました。

その3 ハードディスクとスキャナー増設

 快適快適と思っているうちにハードディスクの残りが50MBを切っていました。そこでハードディスクを買おうと思ったわけです。IDEかSCSIかどちらにしようと迷いました。そのときスキャナーも欲しかったのでSCSIにすることにしました。IOデータの2G外付けのものを買いスキャナーはシャープのものを買いました。コレでハードディスクは全部で3.2GB。贅沢な使用になってきたバリュースター。このあたりですでにバリュースターではなくなっているようです。
 外付けのハードディスクは予想外なところで役に立ちました。CD-ROMを丸ごとコピーできる容量なので古いマシンに何かをインストールするとき役立ちます。

その4 CPUのオーバークロックに挑戦!!そして失敗。

 ふらふらしているときに見つけたメルコのMTC-40001。コレはクロック変換用の下駄でした。もしかしたらPentium133MHzを166または200MHzで動かせるかもしれないと思ったので、ファンと一緒に購入しました。早速取り付けて見ると133MHzは問題なく動きます。そして倍率を上げ166MHzに挑戦します。が、動きません。後で調べてみるとPentium133MHzで倍率を上げられるのはホントに一握りしかないとのことでした。残念。

その5 禁断のドライバー入れ替え!!

 スキャナーを買ったので画像を取り込み色々加工しているとビデオカードの性能に不満が出てきます。といって買い換えるようなお金はありませんでした。そこで優秀と言われている会社のドライバーと入れ替えてみようと思ったわけです。まずIOデータのものを探しました。初代Virgeのものはと・・・ありました。でも差分という感じのファイルでドライバー全てではないようです。しょうがないのでカノープスで探しました。しかし初代Virgeを使ったカードが98対応ではないようです。どうしようと思い悩んだ結果、VirgeDXを積んだカードのドライバーを入れてみることにしました。そうすると驚くことに使えるじゃないですか!!ベンチマークの性能も元のドライバーの約1.5倍くらいあるようです。さらにmclk=と言う行をcanopus.iniファイルに書き込むことにより強制的に性能をアップすることが出来ました。そうすることによりベンチマークの結果は、ノーマルの2倍出る項目もありました。本当に驚きです。

メルコ WGP-VG4S+純正ドライバー

ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Cache Drive
4860 7460 8019 7258 4127 4233 39 59 1991 1885 8733 A:10MB


メルコ WGP-VG4S+カノープス Power Window 3DV用ドライバー

ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Cache Drive
6656 7479 8003 16347 7538 6599 77 59 2381 2140 9345 A:10MB

メルコ WGP-VG4S+カノープス Power Window 3DV用ドライバー+mclk=83

ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Cache Drive
6932 7481 8044 17904 8084 7619 99 59 2371 2095 8695 A:10MB

mclk=の値は、これ以上上げると画面にゴミが出始め、90位でざわざわして、それ以上だと画面が表示されなくなります。

↑こんなコトしちゃきっといけないと思いますのでこっそりとやりましょう。ボードが壊れても知りません。

その6 FAXモデムと音源ボードの交換

 V13S7R/CにはCバスのFAXモデムボードがついています。しかしこのボードがいろいろと悪さをします。ボードが認識されなかったり、回線が確立できなかったりと言うほかに、Windows95そのものが起動できなかったりしました。これをシリアルポート経由の外付けモデムにしました。そこでCバスが一つあいたわけです。V13S7R/Cには元々PCM音源しかついていません。元々ビジネスマシンとの設定で発売されたものですからしょうがありません。そこで音源ボードを追加することにしました。そこで中古でやすくなっていたサウンドブラスター32を追加しました。音はまあまあといったところでしょう。でも今までソフトウェアで鳴らしていたMIDIがハードウェアで再生できるようになったので再生中のCPUの占有率がぐっと下がりました。


その7 ついにMMX化!

 そろそろCPUに不満が出てきました。Pentium133MHzは通常の使用では十分です。がしかし、InternetExplorer4.0を使うとかなりきつい状態になってしまいます。そこでCPUを交換しようと思い立ったわけです。いまのマシンはMMX搭載機であり、今後のことも考えるとやはりMMXは必要と感じます。そこでMMXPentiumにしようと思いMMXODPなら簡単だと思ったわけです。しかしV13はODPの対応機種に入っていません。いろいろ調べた結果、チップセットがTriton(430FX)なら、V10用のBIOSアップデートプログラムを使えばODPが使える可能性が高いことがわかりました。当然一番早い200MHz版を買おうと思ってお店へ。しかし、200MHz版にはBIOSアップデートプログラムが入っていない!しかも166MHz版は品切れ!あー、もうインテルやだ!IDEを切り離しすべてSCSIにすれば98でもMMXPentiumが使えるということだったのですが、そうなると内蔵のHDが無駄になってしまいます。166MHz版のODPの入荷を待つしかありません。

 そう思っているときにK6や6x86MXもメルコのMSTA-M1Tと言う下駄があれば使えることが判明。速攻その下駄を探しましたがすでに生産中止で在庫を探すのに苦労しました。やっとの事で通販で買うことに成功しました。なぜこの下駄が必要になるのかはよくわかりません。どうも98のBIOSをだまし、インテルでないCPUを動かすために必要なようです。次はどのCPUにするかということになったのですが、はじめはK6にしようと思っていました。でもそのときは233MHz版が非常に値段の高い設定で、しかもK6は300MHzまで出るとのことで次の機会にすることにしました。そうなると6x86MXになるわけです。このCPUは動作クロックは低いのですがそれ以上のPentiumの性能を叩き出すというものです。私は価格の一番安かったPR166(60MHz*2.5)を購入しました。だいたい1万2千円でした。それと電圧変換用の下駄はPowerleapのPL-PRO/MMX Ver.4.0を約7千円で購入しました。この下駄には専用のファンがついています。それと電圧は3.2 2.9 2.8 2.1V、倍率も5.5倍まで設定できるようになっており将来もっと速いCPUが出てきても安心です。

 Cyrixは昔から性能は高いのだが互換性で今一歩といわれていました。6x86MXにおいてもそのままで使用するとキャッシュ制御の違いでWindows95ではマウスを使うと画面がめちゃくちゃになってしまいます。そこでこの下駄についてくる6x86用のキャッシュコントローラーが必要になるわけです。このコントローラーに毎黒仮節輪渡万さん作の6x86MX用のパッチを当てて使用します。まずはこのプログラムをインストールします。

 次にCPUを交換するわけですが、M1Tの上にPL-PRO/MMXをのせ、倍率を2.5倍に設定しCPUを差し込みます。そしてファンを乗せると、ものすごい高さになります。V13はベースクロック66MHzですがこのCPUは60MHz用のモノです。約1割のオーバークロックになっています。ちょっとどきどきしながら電源を入れると・・・

ピヨッ!

 いつもより高くそして速い間隔で起動音が鳴り、IDEからWindowsが起動しました。IDEのHDとCD-ROMは動作的に不安な所はありません。Cバス用のSMIT転送のSCSIボード「SC-98V」も問題なく使えています。体感的に見てもちょっと速くなり、IE4のもたつきもかなり改善されました。ベンチマークをとってみるとPentium200MHz程度の能力を発揮している様です。整数演算ではPentiumUの233MHzと同等の能力を発揮しているのにも関わらず、浮動点少数演算では同クロック(166MHz)のPentiumと同等と低くなっています。キャッシュの値は驚異的と言っていいでしょう。やっぱりかなり癖のあるCPUのようです。

★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.420 ★ ★ ★
使用機種 V13S7R/C 改
Processor Cx486SLC 166 [CyrixInstead ID 0 step 0 Rev 0]
       実際はCyrix 6x86MX PR166 (166MHz動作でPR200?)
解像度 1024x768 65536色(16Bit)
Display Power Window 3DV
Memory 81,300Kbyte
OS Windows 95 4.0 (Build: 950)
Date 1998/ 1/ 5 0:57

SCSI = I-O DATA SC-98V(PnPモード)
HDC = スタンダード IDE ハード ディスク コントローラ

A = GENERIC IDE DISK TYPE00
B = nEC DSE2010S Rev 0314
C = GENERIC NEC FLOPPY DISK
Q = MATSHITA CD-ROM CR-581-M Rev 106N

ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Cache Drive
10056 9746 15194 17026 10397 8131 77 59 2411 1887 25640 A:10MB

この後、調子こいて3倍速に設定し起動すると・・・

ピヨッ!

おお、いける!? しかし、Windows95が起動中にハング!ハードディスクの中身はすべて吹っ飛びました・・・

しょうがなくWindows95を再インストール。しかもはじめはよくエラーが出ました。確かKernel32のものが多かったような?

まず疑ったものはPR-166(60*2.5のもの)をPR-200(66*2.5)として動かしていますので発熱によるものと思い、ファンを大型のものにしましたが改善されず、次に電圧を2.9Vから2.8Vに落としてもダメでした。
 次にWin95のアップデートをすべて行いました。サ−ビスパックや98用のアップデート、IE4.0からIE4.01へ。特に変化なし。
しょうがないものと思っていた頃BIGLOBE(パソコン通信の方)でマイクロソフトのホームページにはアップされてないモジュールがあることを知りインストールしたところ、かなり改善されています。それはKrnlupd3.exeというKernel32のアップデートでした。これでWin95のBuildが950から1111になりますので根本的なところが変わっているのではないかと思います。もちろん見た目はちっとも変わらないのでわかりませんが。

いまは安定していて元のPemtiumよりもいいくらいです。

その8 禁断のドライバー入れ替え!!(Part 2)

 カノープスのドライバーによって動かしてきたメルコのWGP-VG4S。これでもかなり速くなっていたのですが、IOデータのGA-PG3Dx/98PCI(初代 VIRGE)のドライバーが新しくアップされていましたのでちょこっと使わせていただきました。その結果は・・・すばらしい!!カノープスのドライバーと同じ程度の速さですが、安定性が非常に向上しています。(ちなみにカノープスのドライバーは悪いのではなくβ版なのですが)画面の細かな設定もつかえます!!DirectX5にも対応済みだし!!MCLKオプションもあります。

 又最近ドライバーがアップされていました。Ver.2.10が最新版となっているようです。

↑こんなコトしちゃきっといけないと思いますのでこっそりとやりましょう。ボードが壊れても知りません。

その10 ISDN導入

 ついにISDN導入しました。TAはAIWA、TM-AD1281にしました。このTAは転送速度が128kにも対応しているので98標準のシリアルポート115.2kではその性能を生かし切れません。そこで高速シリアルボードが必要となるわけですがもうスロットの空きがありません。しかし、IOデータ製のCバスボードでは98セカンドバスがついています。そこにRSA-98VSBを導入しました。シリアルポート速度は921.6kになり、128k通信も可能となります。そのおかげでいままでの28.8kモデムから変えると劇的に快適になりました。

その11 CD-ROMの換装

 32倍速のCD-ROMドライブが安かったので衝動買いしてみました。ものはAceRのATAPI接続のものです。WINDOWS95は標準でCD-ROMをサポートしているので取り替えただけで動作することはよく知られています。案の定何の問題もなく動いてくれました。
 さて、問題はこれからです。私はまだMS-DOSを使うことがあるのでどうしてもWindows95のDOSモードでで認識させたいと思いました。大抵CD-ROMドライブにはドライバーがついてくるものですが、これはDOS/V用のもので98では全く動きません。そこでNECのCD-ROMドライバーを見てみると、NECCD.SYSと、NECCDA.SYSNECCDB.SYS・・・とけっこうあります。これはセットアップ起動ディスクの中にコピーされていますが、きっとバックアップCD-ROMの中にもあるでしょう。標準では[NECCD.SYS]を使う設定となっていますが、これを変えてみるのです。ディスクにこれらのドライバーをコピーし、CONFIG.SYSの中の[NECCD.SYS]の記述を変えていくのです。

NECCD.SYSはダメ。NECCDB.SYSもダメ、NECCDC.SYS・・・やった!ちゃんと動きました。

以外とあっさりと動いてくれたので本当によかったです。TOSHIBAや、PIONEERのスロットインのCD-ROMはどのドライバーを使ってもダメだったときいたことがあったのでちょっとほっとしました。

その12 ハードディスクの換装

 いろいろ使っていると内蔵ハードディスクの空き容量が50MBを切ってしまいました。外付けのハードディスクも残り300MBになってしまっていたので、ハードディスクを増設することにしました。今回は安い内蔵IDE接続用のものを探すことにしました。
 98内蔵IDEでは4.3GBまでしか認識できない&転送スピードが遅いので最新の7200rpmのものを買っても意味はないのです。値段が安くて4.3GBのハードディスクを探しました。そこでまたアキバをぶらぶらしていると修理上がり品の4.3GB IDEハードディスクを発見。Quantum Fireball STです。現行製品よりも2世代くらい前の製品だそうです。二股になっているIDEケーブルも一緒に購入しました。
 さっそく取り付けてみると・・・動かない!

よく見てみると標準でついていたIDEケーブルと買ってきたIDEケーブルの赤い線の位置が逆になっていることに気づきました。取り付けを変更すると何の問題もなく使えました。今回は4.3GBという大容量を生かすためにWindows95 OSR2を使用し、FAT32でフォーマットすることにしました。セットアップもCドライブ起動にしてみました。HDBENCH Ver 2.610 の結果でRead Writeともに500程度上がりました。体感的には余りよくわかりませんが。

 しかし問題もあります。Windows立ち上げ時にWindows保護エラーが出てしまい、起動しないときがあります。電源投入直後によく発生するので、電源用量不足と思っているのですが本当の原因はよくわかりません。

Windows95最終スペック

★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.610 ★ ★ ★
使用機種 PC-9821 V13 S7R/C改
Processor Unknown Cyrix CPU 165.8MHz [CyrixInstead ID 98 step 9 Rev 8]
解像度 1024x768 1677万色(24Bit)
Display GA-PG3Dx/98PCI (S3) MCLK+5
Memory 171,384Kbyte
OS Windows 95 4.0 (Build: 1111) B
Date 1998/ 9/12 9:11

SCSI = I-O DATA SC-98V(PnPモード)
HDC = スタンダード IDE ハード ディスク コントローラ

A = GENERIC NEC FLOPPY DISK
C = GENERIC IDE DISK TYPE00
D = nEC DSE2010S Rev 0314
Q = ATAPI CD-ROM DRIVE-32X Rev 323P

ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
7147 9676 14818 13461 7334 5962 51 2 3011 2866 9271 C:10MB

その13 Windows98導入

 Windows98が発売され、しばらくたったので導入してみることにしました。
 ここで問題が発生。愛用していたサウンドブラスター32はWin98では使えないのです。サウンドブラスター32を指したままではWin98が起動できないそうです。しょうがないのでサウンドブラスター32をはずし、Win95からアップグレードすることにしました。
 セットアップを開始ししばらく待つと自動的に再起動します。しかしここから立ち上がりません。何が原因かとおもうとWin95用の6x86MX用のキャッシュがCONFIG.SYSに書かれていること思いつきはずしてみるとすんなり機動。
 体感速度はかなり落ちてしまいました。機動時間も大幅に長くなってしまいました。短くなったのは終了時間。他には特にかわっていないような・・・。うーん・・・、アップグレードした意味があまりない・・・。
 サウンドブラスター32をはずしたのでCバスがひとつ空きました。そこにLANボードを導入。他のパソコンとのデータ交換がかなり便利になりました。
 それとMIDI音源がなくなってしまったのでCASIOのスピーカー内蔵MIDI音源、GZ-70SPをジャンク品で購入しました。

その14 K6-2で300MHzの大台へ

 Win98を導入したら急に遅くなってしまったV13。6x86MXの166MHzではやはりパワー不足のようです。そこでK6-2を導入することしました。最近380MHz版と400MHz版が発売になり、今までのK6-2は値下がりするとおもって300MHz版位を買うつもりでお店へ行きました。
 K6-2 300MHzを買おうとケースをのぞき込むと隣の266MHz版が目にとまりました。CPUの左下に「26351」!!これは最近発売された380MHz版と400MHz版と同じ新コアを使った新しいK6-2なのです。新コアはなんと今までの2倍速設定で6倍速設定になり、クッロクアップ耐性も高いそうです。もしかしたらと思い早速これを購入、取り付けてみました。
 まずは4.5倍設定の300MHzで機動。あっけなく動きました。
 次に5倍設定の333MHzで機動。これも成功!
 よし366MHzだ!ということでCPUをはずしていると・・・パキ!
CPUクーラーの爪がおれていまいきちっと固定できなくなってしまいました。しょうがないので熱伝導性の両面テープを用い固定。スイッチを入れると・・・ピポッ!よしいけるか?と思っていたらハングアップ。しょうがないので333MHzにして起動してみましたがWin98起動中にハングアップ。
やはり両面テープで固定したのでCPUの冷却が間に合わなくなってしまったようです。
今は300MHzで使用しています。
体感性能もまた速くなりました。初期のPentium 133MHz比べるとクロック数は2倍を越え、性能もそれに準じてよくなっています。まあ300MHzでもいいかと思っています。

 ちなみにベースクロックを50MHzにして2倍設定にするとちゃんと300MHzで動きました。
K6-2のなかで一番遅い266MHzでも新コアの製品はあるんですね。
 ベース66MHzのままで6倍速にすると、ピポッすらいいませんでした。 

現在のスペック

★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.610 ★ ★ ★
使用機種 PC-9821 V13 S7R/C改
Processor AMD K6 3D 298.4MHz [AuthenticAMD family 5 model 8 step C]
解像度 1024x768 1677万色(24Bit)
Display GA-PG3Dx/98PCI (S3)
Memory 86,908Kbyte
OS Windows 98 4.10 (Build: 1998)
Date 1998/12/ 5 20:38

SCSI = I-O DATA SC-98V(PnPモード)
HDC = スタンダード IDE ハード ディスク コントローラ

A = GENERIC NEC FLOPPY DISK
C = GENERIC IDE DISK TYPE00
D = nEC DSE2010S Rev 0314
Q = ATAPI CD-ROM DRIVE-32X Rev 323P

ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
9077 18334 22692 11464 6826 6872 51 2 3090 3286 11106 C:10MB

ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
9164 18301 22635 11437 6928 6936 51 2 3208 3819 11283 D:10MB

 

時は流れ、21世紀・・・

 

Final !! K6-3E+ 550MHzとPermedia2、Windows2000

  その後、PC/AT互換機を自作し使い始めるようになると、PC-98の非力さが悲しくなるようになりました。そこでそこらに転がっているPC/AT用のパーツを組み合わせWindows2000を導入しました。このOSでPC-98用の開発もストップし、私の98いじりも一段落となりました。

CPU AMD K6-3E+ 500MHzを550MHzにオーバークロック
          メルコ製N3下駄を使用しFSB66MHz×1.5倍で使用
Memory EDO SIMM 32MB×4
VIDEO Creative製 Permedia2 4MB
その他 Cバス用LANカード導入

OS Windows2000 SP3

上記構成で、通常使用に耐えられる様になりましたが、PC/AT互換機はDual、GHz、WindowsXpと豪華になってゆきます。
またジャンク屋でXa12(PCカードアダプタ付き)を手に入れたことにより、PC-98の資産も残せる為、このValueStarは里子に出ることに。

今、その梱包中。

さよなら・・・