第一話(02.04.29)

アンプ改造の愉しみ

 

アンプとギターの相性、エフェクターの「のり」の問題などいろいろあると思います。

自作のアンプならいろいろな事が試すことができると思います。

 

具体的に、音をもう少し太くしよう。そのためには結合コンデンサの値

を大きくしてみよう、、逆に太すぎるので少し小さくしよう、コンデンサの種類を変えてみよう。

 

もう少しプリで歪ませてみよう。負荷抵抗の値を大きくしてみよう。バイアスを少し深くしてみよう。

固定バイアスの抵抗、コンデンサの種類を変更してみよう。

 

線材の種類を変更してみよう。パワー管を変更してみよう。3極管結合に変更してみよう。

5極管結合にしてみよう。ウルトラリニアにするとどういう音になるか試してみよう。

 

スピーカーを変えてみよう、、、等、試すことがいろいろあります。

 

というわけで私の1号機は未だに、いじくり回しており、キャラクターが変わってゆきます。

たぶん1年位はいろいろな実験台になっているでしょう。

しかし、これも自作アンプだからできる楽しみだと思っています。

アンプの裏蓋をあけて、いじくり回して、シールドを繋いで音を出すときの瞬間、瞬間が

いつも新鮮で楽しいです。

少し、AKG#1でオーディオアンプとしてではなくギターアンプとしてどのようにすると

セクシーな音が得られるかを経験して、AKG#2の制作に移るつもりです。

 

非常に面白いのですが、オーディオアンプとしてはすばらしくても、ギターをそのまま

繋いだだけではいい音はでてきません。逆に良いギターアンプでもそのままCDを聞いても

良い音はでてきません。

しかし、オーディオアンプで良いとされるパーツとか回路はギターアンプに採用しても

良い結果が得られることが多いです。

 

お金に余裕がでてきたら、オーディオアンプで良いとされている3極管のWE300Bという

高価なパワー管がありますが、これを使用してギターアンプを作ってみたい物です。

私の知っている限り、このようなギターアンプは存在していませんが、、、

 

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