第35話(03.07.05)

BUDDA TWIN MASTER TEN モデファイ第1段

 

先日BBSで紹介頂き、購入したBUDDAですが、小出力で扱いやすく、非常に真空管アンプ

らしいアンプとして愛用しています。このアンプ何とハンドワイヤリングなんですよねぇWww

ハンドワイヤリングって、非常に改造もしやすいわけで、、、

今回は第一段として、線材を全部(電源部除く)ビンテージのWEに変更します。(爆)

 

 

BUDDAにはこのようなビニール製の撚り線が使われています。これを、今回は一つ一つ取り外し、WEに

交換して行きます。(結構気の長い作業なんです)

 

これが今回使用するWEの単線布巻きです。右がプリ部の配線の交換がだいたい終わったところです。

BUDDAの半田付けは非常に好感が持てる物でした。ちゃんと「からげて」丁寧に半田付けしています。

 

次に若干気になっていた電源のノイズ、、、この対策として、+Bのコンデンサを47μFから100μF

に変更します。これってあまり容量を大きくすると、突入電流が増えて、電源を入れると抵抗が

飛ぶことになりますので、注意が必要ですね。

 

何とか一通り配線が終了しました。右が取り外した線材です。

ここで、ミスをしていないかチェックをします。真空管を差し直して、、、

サウンドチェックの様子です。335とデラリバのスピーカを使用します。

「じゃりーん!」「すこーん」

と、、、きました!これです!音の抜け、まとまり感が一段階グレードアップしました!いいねえこのアンプ!

ここで間髪入れずに、、真空管の選定に入りますWww たのしーー

 

がははは

MULLARDとRCAは、入手したてのまじもんの60年NOSです!試してみよう!

 

今までは、RUBY TUBEの12AX7が2本ついていました。

ちなみに、2本というのは、1本はプリ管で、もう一本はフェーズインバーターになっています。

 

●まずはGroobeTUBE、、すごい音の広がり感とまとまり感!一発で気に入りました!BUDDAはビンテージ

トーンというより、ちょっと近年のヨーロピアンサウンドというイメージなので、これはぴったりかも!

 

●次にRCA 7025(NOS)、、これは、本当にビンテージなトーンです。ジャリーン、、、BUDDAよりはデラリバに

付けてあげましょう!

 

●次にMULLARD ECC83(NOS)、、RCAよりも若干柔らかくて、まとまり感がありますね。RCAより飽きがこない

音かもしれません。

 

●次にMULLARD ECC81(NOS)、、これは、12AX7と比べるとパワーがかなりおちますね。でもその分

クリーントーンが扱いやすいです。2本ともECC81にしてしまうと、ちょっと物足りない

 

というわけで、今回はプリ管にGroobeTUBE12AX7を使用して、フェーズインバーターにMULLARD ECC81

を採用します。

これで、上記のGroobeTUBEの広がり感、まとまり感にクリーントーンが出しやすくなり、goodっす!

 

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