第38話(03.09.14)
03.09.14
先日、オリジナルの真空管アンプが産声を上げました。
結構艶っぽくて、クランチの粒もビンテージアンプのように粒が粗い感じです。
現在は、ストラト、テレキャスターに非常に良く合うアンプになっています。
試演をして音の録音を行ったので、紹介します。
ちょっと、ごちゃごちゃしていてすいませんWww
右の写真は今回の実験用のアンプの全貌です。
向かって、上の左から、感電防止用の治具(笑)、シングルのパワー段、電源部
下の左から、プリ段、フェーズインバーター部、パワー段、それに以前作成したAKG#1ですが、
今回、AKG#1はスピーカーボックスとして使用しています。
使用条件
マイクはオンマイクにSHUREの57とオフマイクとしてROHDEのコンデンサマイクを使用してMIXERに繋いで
パソコンに入力します。
使用したギターはVANZANDTの54レプリカです。
設定としては、夜中に行ったのにも関わらず、アンプはフルテンで、ギターの音量のみを変化させています。
バッキングはストラトのセンターでギター側のボリュームを3〜4にしています。
リードはフロントピックアップでボリュームを5〜9程度でいじっています。
感想
ギターの音量を絞って行くと通常音が丸くなってきて、ストラトの枯れた感じとか、おいしい中域が
出なくなってくるのですが、このアンプはギター側のボリュームを3とか4とかにしても、ニュアンスが全く崩れません。
ギター側のボリュームでクリーン〜クランチ〜DISTORTIONへ変化して行くのが楽しいです。
ちょっと言い訳、、、
本当は古いNATIONALの6L6を使用していたのですが、ちょっとミスがありまして、逝ってしまいました。
6L6で試演したときは、更に中域から低域に張りが出てきて、ビブラートでサスティーンさせると、結構簡単に
ストラトのフィードバックが楽しめました。今回はしょうがないのでEL34で代用しました。
また、使用したスピーカは以前に私が作ったAKG#1をキャビネットとしており、10インチ一発です。(しかも
安物スピーカー)弾いていて、キャビがビリ付いているのが良くわかりました(泣)
試演のmp3ファイルをこちらに置いておきますので、興味のある方はダウンロードしてお聞きください。
ギターはへたくそですが、、、
今後まだ進化させて行きますが、この状態でも非常に素直で良いアンプです。、、というか67年デラリバより
今は好きです。Www
今後、キャビネットに組み込むべく、一台のシャーシにまとめて、オーダーを取りたいと思いますので、本気で
欲しい方は今からオーダー受け付けます。
ちなみにキャビネットは私が作るのではなく、れっきとしたプロの方が作りますので、満足いただけるはずです。