第7話(02.09.01)

BOSS SD-1改造

 

02.09.01

 

以前に盛岡の楽器屋さんに行ったときに、何気なくBOSSのSD-1が目に留まり試演させて貰った。

特にそれまで気に留めていなかったエフェクターなのだが、何せ値段が安い5000円位だった。中身のことを若干聞くと

4558を使用しているらしい。

それなら、ストックもあるしということで、モデファイ用に購入してきた。また、ベルデンの配線材も当然一緒に買ってきた。

 

 

これが、買ってきたSD-1とベルデンの配線材です。ベルデンはなかなか入手しにくくなってきたなあ。

見かけはOD-1に似ています。早速中身をあけてみると、、

 

やはり4558がちゃんと入っている。以前にオークションで4558互換も含めて色々落札していた

ので試すのにもちょうどよい。まずは変更前の音を録っておきます。

使用ギターはAKGモデルテレキャスです。

結構このオーバードライブは歪むほうだと思います。また、トーンコントロールもよく効きます。

まずは4558をはずして、そこに色々試せるように、ソケットを実装します。

最初は艶ありの4桁シリアルの4558に変更してみます。

うーーん音抜けは若干良くなったかな?でも劇的な変化ではないようです。

色々オペアンプを変えていった結果、これに決まりです。MIDが太い!JRC2041DD

の艶ありの4桁シリアルです。

次に配線材を変えます。すべてを変える必要はないと思います。今回は電池ソケットの変更

もついでに行い、またベルデンにするのは音が通る線材に絞ります。

線材を交換したところです。ベルデンは太めなので、ふたを閉めるときには結構苦労します。

また、SD-1は私が使うにはかなり歪みすぎのところまで歪むので、どちらかと言うとブースターの

設定を使いやすいように、ゲインを決めている抵抗も変更してみます。オペアンプなので、入力抵抗と

帰還抵抗があります。今回は入力抵抗の値を小さくしてみました。

写真の上側にあるほうが帰還抵抗で、そのすぐ下にあるのが、入力抵抗のようです。

入力抵抗は33kΩですね。これを18kΩに変更しました。

こんな感じ、、それで蓋を閉めて出来上がり。

モデファイ後の音はこんな感じです。結構気に入りました。音の輪郭がはっきりしてきて、テレキャスにはぴったりの

エフェクターになりそうです。

 

 

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