オリジナルテレキャスター第2段!

 

03.01.25 第一回仕様打ち合わせ(?)

 

最近、年のせいか(笑)テレキャスターに対してすごく魅力を感じています。昔は飾りのない

あのデザインのどこが良いの??と思っていましたが、テレキャスターは若い人のギターでは

なく、やっぱり大人のギターかな(爆)歯の欠けた黒人ブルースマンが路上で弾いているような

感じがよく似合うギターだと思います(どんな感じだそれ)

音に関しては、テレキャスターは2通りあるように思われます。

一つ目の音は:

65年以降のテレキャスターが広く一般的なテレキャスターのイメージを作っているのか、軽やか

で指板に弦があたる「パキーン」という独特な音があり、パキンパキンしているのがテレキャスター

の音と思っている人がほとんどだと思います。これはこれで良いと思います。65年位のテリーを

弾くと「おおお!いい音」と思いますが、70年になってくると、FENDERの勘違いか、このパキンを

強調しすぎて、音に芯がなくなってきています。これをテリーの音と思っている人が多いように思い

ます。

2つ目の音は:

所謂PreCBSFENDERの音です。この時期のテレキャスターの音はものすごく太い音がします。

リアは特に太くてじゃまにならない高域があり、良いレスポールにも似た音です。フロントはこれが

以外にも、箱物の様な空気感を含んだ甘い音がでてきます。

60年位からは、さらにピックアップのパワーが変わっているのか、もっと太いサウンドになっている

様な気がします。

 

今回目指しているのは、私のギターの中では異色ですが、ブロンドのテリーです。

元々、ストラトでは54年、55年以外では唯一ブロンドのみがアッシュ材が使用されています。

年代的には60年から62年位のテリーのブロンドのイメージを目指します。そして、このページで経過

を報告してゆこうと思います。

 

03.01.25        第一回仕様打ち合わせ?

 

第一段として、仕様について打ち合わせをしてきましたので、そのときの様子をレポート

します。

 

これは、指板に使用される材とクレイドットです。

どれがハカランダ(ブラジリアンローズ)でどれがローズかわかりますか?

左(クレイドットが置いてある)からハカランダ、ニューハカランダ(ホンジュラスローズ)、ローズになって

います。近年のハカランダといわれているのは真ん中のニューハカランダが使われているようです。

 

要求仕様としては

・ハカランダ指板(当然ニューハカランダではない)にクレイドットで太め、厚めのネック。

・ワンピースアッシュボディに木目が透けるブロンド(ややクリーム系)のラッカー塗装。

アッセンブリに関してはまだ先ですが、60年初期にあったかどうかわかりませんが、5点止めの

ピックガード、、、うーんそれかミントグリーンも捨てがたいなあ、、(迷い中)

ピックガードは、、、コンデンサーは、、回路は、、、、ムフフ楽しみですWww