Sans
Amp Trade Mark 60
02.8.3
ブギーをもってセッションしていると、暴力的なまでのあの重さにさすがにこたえられなくなり、
また、高価な真空管アンプでは気を使うのもセッション終了後の酒をまずくする要因でもあるので(笑)
軽くて、色々なジャンルにも対応できるアンプを探していました。
本当はピータソンがぴったりなアンプだったのですが、この間購入したピーターソンは調子が悪く
返却させてもらいました。
(久しぶりにピータソンが家に遊びに来て、やっぱり良いアンプだとおもいました)
●インプレッション
ピータソンの半分以下の価格で購入したのが、TM60です。
単体シミュレータではTECH21で有名ですが、TECH21がアンプのなかに入っていると考えてもらうと
わかりやすいと思います。
2ch構成で、1chはFENDERのアンプをシミュレートしていて、2chはマーシャル、VOX、ブギー系の音
のシミュレーションです。シミュレーションといっても、最近の物の用にDSPをつかったシミュレーション
ではなく、あくまでもアナログ回路でのシミュレーションです。
また、フットスイッチでこの2chを切り替え可能なので、バッキングはFENDERでソロはマーシャルなんて
事が可能になるわけです。
また、フットスイッチには、エフェクトループというのがあって、SEND−RETURNにつないだエフェクターを
ON/OFFできますので、私はロックマンのコーラスをつないでいます。これで、フットスイッチでコーラスが
ON/OFFできて便利です。また本体にACコンセントが付いているのもありがたいです。
肝心な音ですが、これがなかなかいけています。さすがに本物のデラリバの音と1chの音を比べるのは
酷だし、レオ・フェンダーさんに対しても失礼だと思いますが、、、
マーシャルは歪ませればマーシャルですが、マーシャルのクランチはいまいちです。音自体は良いのですが
マーシャルのクランチでは無いです。FENDERのクランチと聞き分けられません。
でも、セッションに使うには十分な音質と音量だと思います。重さも大丈夫ですこの位なら、、
15kgくらいでしょうか。
また、エフェクターボードも不要だと思いますので、荷物が減って助かります。
ルックスも私は結構好きです。