#4962/4963 M*Cサロン
★タイトル (KUH95291)  94/ 4/ 3  23:22  ( 61)
BCL>宮崎部屋探検隊レポート           aMI
★内容

■「宮崎部屋」とは?

 いつしかワタシの部屋がこのように呼ばれています。ワタシの部屋だけでは
なく、ワタシの部屋のような部屋(笑)を指す一般名詞らしいです。たぶん世
間一般では通用しない言葉でしょうけど、ニュアンスは伝わるのではないでし
ょうか? その「宮崎部屋」を探検してみて、BCLブーム時代の遺物の発掘
を試みてみました。まずは本棚方面で、本を2冊ほど発見しました。


■ VOICE OF AMERICA SPECIAL ENGLISH WORD BOOK

 SONYが1976年に発行した、BCL関連の販促用の全200ページ弱
の小冊子です。内容は、VOA(VOICE OF AMERICA)の英語の初級者向けの放
送 SPECIAL ENGLISH で使用される基本単語1400語の英々辞典と、付録とし
て以下のような資料(全部英語)があります。

 ・ be 動詞の活用表
 ・数の数え方
 ・人体各部の名称
 ・度量衡の単位系
 ・ SPECIAL ENGLISH の科学放送で用いられる専門用語
 ・代表的な元素名
 ・化学用語
 ・アメリカ全土の地図と州の名前
 ・合衆国政府の仕組みの図
 ・歴代大統領の名前(第37代 Richard Nixon まで)
 ・独立宣言
 ・合衆国憲法
 ・権利章典
 ・ジェファーソンの演説(1801/03/04)
 ・リンカーンのゲティスバーグでの演説(1863/11/19)

 うむ〜、こりゃ凄いじゃないか。あらためてじっくり読んでみることにしま
しょう。当時に比べればそりゃ少しは英語力もアップしてるでしょうから(と
期待したい)。ちなみに最後に数ページだけ日本語で、VOAの紹介や、その
他の日本向け短波放送に関する情報があります。


■月刊『短波』1977年5月号

 うひゃひゃひゃひゃ。なんでこんなもんがあるんだー(失笑)。特集は「受
信機全機種総点検・その特徴と定格」というものですが、きっと付録の「海外
日本語放送スケジュール表」ちうのが目当てだったんでしょうね。ワタシは当
時からリストマニアです。「BCLファンの情報誌」で、日本BCL連盟とい
う怪しげなところが発行しています。定価200円、おお安い!

 質問コーナーに「昭和53年11月23日には現在の中波放送の周波数がす
べて変更されると聞きましたが、それは本当でしょうか?」というのがありま
す。ああああ、そういう事もありましたね。現在中波のチャンネルプランは、
9kHz刻みですが、昭和53年11月23日以前は10kHz刻みだったん
ですよねえ。そんな事があったなんてすっかり忘れていました。

 どの雑誌にでも言えることですが、昔の読者のコーナーの投稿文、イラスト
は大爆笑ですな。特にペンパルコーナー(写真付き!)が壮絶。お見せ出来な
いのが残念です。


今度は机方面でベリカードや専用レポート用紙を探索だ!  aMI

BGM: AFTER THE RAIN / NELSON