2025.5.18 更新
鉄道模型(Nゲージ)の車両を走らせようとすると、レールを繋いで設置、外して片づける時間が意外とかかるもので、何とか短時間でできるようにならないかと考えて、約60cm四方にカットした段ボールを2枚貼り重ねた上に、道床付レールを木工用ボンドで固定した、簡易的なレイアウトです。
線路配置は、トミックスのC280-45とC243-45のレールを各々8本ずつ使った直線区間の無い複線となっています。
道路や建物などは、ケント紙や厚紙で作ってアクリル絵の具や水彩絵の具で着色したものです。
簡単に取り出してきて運転するという目的を優先し、ストラクチャー類は最小限にして、バラストも撒いていません。
このページ一番上の画像の中央部分、この画像では車両の背後に写っているところは、空き地となっていたのですが、20年以上前に購入したものの、使っていなかった、ライケンを利用して草木が茂った小高い丘といった感じにしてみました。
内側のC243レールを8本設置した線路に、6両編成の381系スーパーくろしおを載せた状態で撮った画像ですが、線路の総延長の半分を少し超えた長さです。
以前作ったレイアウトは、スーパーミニカーブレールを使った路面電車専用のものだったので、今回は手持ちの車両全てを運転可能とする目的で作ったのですが、見ため的には単行か2両編成程度がちょうどよいサイズのように感じられます。
アジサイをイメージして、水彩絵の具で着色したティッシュペーパーをちぎって丸め、ライケンに接着したものを追加しました。
ケント紙とスチレンボードで作った簡易的な建物と樹木も追加。
ライケンの丘の上の方に赤い塔のようなものも追加。
この線路を跨ぐゲート状のものは、内側線の給電用のDCフィーダーのコードを引っ掛けて車両との接触を防ぐために取り付けたものです。
一般的な木製のボードならば、穴をあけて裏側を通すのですが、このレイアウトは何分にも貼り重ねた段ボール製なもので、上を通すことにしました。