富士山東麓の野鳥 井上氏、 古山氏の提供写真あり。   

富士山麓の水場
富士山麓は幼年期の地形で、海抜高度が高くなると、谷は浅く、普段は水が流れない枯谷である。
富士山麓の野鳥はどのようにして、水を得ているのだろうか。例を挙げて見る。
@ 木のうろに溜まった雨水。
A 霧や雨滴が木の葉についた水滴。
B 溶岩流の上に堆積した火山灰や腐葉土にしみ込んだ雨水が、溶岩が露出した所で湧水となる。(富士山麓で見かけるが少ない。下図)
C 富士山東麓は宝永の噴火で放出したスコリアが広く、厚く(厚さ1〜2m)堆積している。宝永のスコリアは黒い、粒の粗い砂で、雨水や雪が融けた水は直ぐにしみ込んでしまう。宝永スコリア層の下には、二つ塚スコリア層が堆積している。二つ塚スコリア層は細粒の火山灰が風化して粘土状になった不透水層である。しみ込んだ水は二つ塚スコリア層の上を伏流水となり、浸食が進んだ谷で湧水となる。(下図、写真参照)
D 溶岩の凹地に溜まった水。(溶岩は不透水で、富士山麓で見かける。)



 太郎坊下の水場は、浸食が進んだ谷間で、粘土化した不透水層の「二つ塚スコリア」層が地表へ現れる。この地層の上の伏流水が湧水となる。
2010年10月6日 湧水の温度は14.5℃、気温は12℃(2010年10月16日9時頃測定)
 
エゾビタキ   2013年9月30日   須山
 
イカル  2011年10月28日    太郎坊下の水場

アカゲラ  2010年10月16日   太郎坊下の水場

アカハラ  2010年10月16日   太郎坊下の水場    

マミジロ 雌  2010年8月5日     太郎坊下の水場
全長約24cm、ツグミの仲間、森林に渡来する夏鳥。深い林の中にいて、あまり姿を見せない。白い眉班が特徴、雄は全身が黒色である。

クロツグミ 雌 2010年7月23日   太郎坊下の水場    
雌は上面が褐色、下面の脇がオレンジ色、中央は白色で黒班がある。

クロツグミ 雄  2010年7月23日 太郎坊下の水場 

全長約22cm、夏鳥、山林で繁殖する。雄は上面が黒灰色、下面が白色で黒班がある。

ミソサザイ  2011年11月21日   太郎坊下の水場

ノジコ  2010年5月18日   太郎坊下の水場

コルリ  2010年5月18日  太郎坊下の水場  古山氏写真提供

ウソ  2009年12月8日   太郎坊下の水場  

ゴジュウカラ    2009年10月1日   太郎坊下の水場  井上氏写真提供

キクイタダキ 2009年10月1日     太郎坊下の水場
北海道から本州の高山で繁殖し、秋には山麓や丘陵へ移動して越冬する。
頭頂へ黄色い菊の花を乗せたように見えるのが、名前の由来である。

ビンズイ  2009年10月1日   太郎坊下の水場  古山氏写真提供
四国以北の山地に生息し、冬は暖地に移動する漂鳥である。
タヒバリに似ているが緑がかっている。(全長16cm)

ヒガラ  2009年10月1日   太郎坊下の水場  
カラ類中最小(全長11cm)、白い翼帯が2本、短く黒い冠羽がある。(写真参照)
屋久島以北の山地に留鳥として生息する。
 
ルリビタキ   2011年11月21日  太郎坊下の水場

ルリビタキ 雌  2009年10月30日    太郎坊下の水場

キビタキ  2009年5月2日     印野  井上氏写真提供

オオルリ 2010年4月25日   印野

マヒワ  2009年1月7日    印野   井上氏写真提供

アトリ 2009年1月7日    井上氏写真提供

カワガラス 2008年11月13日   五竜の滝  井上氏写真提供

アカゲラ 2008年6月6日    印野 
カラフルな中形のキツツキ約24cm、山地の林にすむ留鳥。春には空洞のある枯れ木をつついて連続音をだす。
 
イスカ   2014年5月7日   富士山北麓
 
キレンジャク 2009年3月10日   山中湖
 
ヒレンジャク 2009年3月16日  山中湖
 
キビタキ   2014年5月7日    山中湖

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