コハクチョウの生態 2009年12月〜2010年2月 狩野川 (中・高校生の野外観察に)

 コハクチョウ(ガンカモ科)は主に北日本、日本海側の湖沼、大きな河川、河口などに越冬のため渡来する冬鳥です。
全長約120cm、嘴の先端が黒く、基部は黄色、足は黒です。
つがいと数羽の若鳥の家族が群で行動するようです。
若鳥は頭から首にかけての色や嘴の色に個体差があります。

観察中のコハクチョウは2009年12月26日頃、狩野川の桜公園(伊豆の国市)付近に渡来した3家族、総数13羽です。
親と3羽の若鳥の2家族、親と1羽の若鳥の1家族だと思います。
親の数6羽、若鳥の数7羽

2010年1月30日
コハクチョウのB家族とC家族の8羽はA家族を残して、桜公園(伊豆長岡)から狩野川上流へ向かって飛び立ちました。

2010年1月31日
A 家族5羽を桜公園(伊豆長岡)で探したが見つかりませんでした。(井上、相原)

2010年2月7日
牧之郷(伊豆市)でB家族とC家族の8羽が確認された。(古山 写真参照)

2010年2月8日
牧之郷(伊豆市)に8羽いることが確認された。(井上)

2010年2月10日
牧之郷のコハクチョウを確認した。(古山、相原 写真参照)

2010年2月13日
牧之郷から下流の大仁橋寄りへ移動した。(井上)

2010年2月17日、18日
狩野川の牧之郷から大仁付近を観察したが、見つけることは出来ませんでした。(古山)

その後、コハクチョウの情報はありません。


コハクチョウの親子

この若鳥は嘴の基部が薄黄色です。

首を突っ込んだり、逆さになって水草(カナダモ?)を採食しています。
嘴や羽毛の色の個体差で家族を区別できるのではと思います。

親が6羽、若鳥が7羽、全部で13羽います。

人間の親子連れが白鳥がいると大騒ぎをして近づきますと、
リーダーらしき親が鳴き声をあげ、羽ばたいて危険をしらせたようでした。

一斉に首を上げて警戒をしています。

若鳥は自分の親の近くへ集まりました。

それぞれの家族がグループになって、安全な場所へ移動を始めました。
孵化後、最初に出会った動く物体を親鳥と認識して、ヒナが親鳥について歩く、
このような行動を刷り込み(すりこみ)と言います。
ガン、カモ、ツル、キジなどに見られます。

先頭を行く、親と3羽の若鳥をA家族とします。この家族の若鳥は頭が濃い灰色です。

親と3羽の若鳥のB家族。この家族の若鳥は頭の灰色が薄く、嘴の基部が白い。

親と1羽の若鳥のC家族、若鳥の嘴の基部は白い。

川岸の安全な場所へ移動して姿を隠しました。観察に行くたびに場所を変えています。

2010年1月20日  13羽無事にいました。
目立たない静かな場所に落ち着いたようです。A家族

2010年1月20日 家族の区別は難しいです。  B家族
狩野川へ渡来して一ヶ月近くなります。越冬地として気に入ったのでしょうか。

桜公園から飛び立つコハクチョウ  2010年1月30日  k

コハクチョウ8羽(BとC家族)が飛び立つ。 1月30日  k
1月31日の観察では残りの5羽(A家族)も見つけることが出来ませんでした。
まだシベリアへ帰るのは早いので、越冬場所を変えたと思います。

コハクチョウ  2010年2月7日   狩野川 牧之郷    k
1月31日飛び立った、コハクチョウ8羽は狩野川の大仁橋付近にいることが
分かりました。A家族の5羽はどこへ行ったか分かりません。(古山)

B-1、B-2  2010年2月10日  伊豆市    a

嘴の個体差
親の嘴に個体差がありますので、調べてみました。
観察途中ですが、黄班の違いから家族を区別できそうです。親はつがいで近くにいます。3家族の親をA、B、Cとしました。


2010年1月8日  伊豆市     k

2010年2月10日 伊豆市

2010年2月10日 (C-2とA-1は似ています)伊豆市

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