NO.087
高村山荘 2018/8/6 08頁

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『雪白く積めり』の詩碑(昭和35年建立)

昭和20年12月23日、この地に入って最初に作った詩。「十歩にして息をやすめ、二十歩にして雪中に坐す」ほど雪は深く、「わづかに杉の枯葉をひろひて今夕の爐邊に一椀の雑炊を煖(あたた)めんとす」るほどの酷寒の地であったらしいが、「敗れたるもの卻(かえつ)て心平らかにして」くれる山あいでもあったらしい。今年の暑さからは想像できませんが。

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