1997年2月現在のおすすめ芸人ランキングです。
イラスト:流川れん
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>解説<
先に行われた『NGKスタジオアワード (1/31) 』でファンの投票による最優秀ネタ賞を獲得した ビリジアン。在阪各局の新人賞レースには漫才重視の影響か加わってこないが、 今最も熱いファンの集まるNGKスタジオのファン投票で「ネタが一番おもしろい!」とお墨付をもらったことは 大きな自信になるのではないだろうか。舞台を飛び回るコントではないが、漫才を自分達なりに発展させたコントは そのネタ数も多く、見事な発想の意外性を中心にしたコントは現在一回目の旬を迎えている。 これと同時期、東京のシアターDで初のソロライブ (2/1〜2) を行い、 動員・内容共に大成功を納めたつぶやきシローがビリジアンに続く。 現在の笑芸界で最もネタを見たい!と思わせる一人であろう。 「ネタ」がテレビから観客を導くオーラになりえるという当然のことを改めて感じさせる。 初登場は4組。プラスドライバーは男性3人組のコント。 個性はまだないが、ネタの多様性と無個性を利した役のなりきり方に魅力。 COWCOWは ビリジアンと同じくフルーツ大統領のメンバーで 「真綿で首を絞められるような笑い」と抜群の形容をした人がいる漫才。 次長・課長はこういう笑わせ方があるのか、と思わせるコントが板についてきた。 松竹の若手スクラッチは元アップスタートの一人が新たに結成したコンビ。 新しい相方が舞台上の人格改造に成功。あざとくないボケぶりが現在のところプラスに作用しており、 今後のダークホース的存在が期待される。 |
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2 | つぶやきシロー(ホリプロ) | |
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4 | マンブルゴッチ(人力舎) | |
5 | プラスドライバー(あ・うん) | |
6 | COWCOW(大阪吉本) | |
7 | 満(大阪吉本) | |
8 | バツイチ(名古屋吉本) | |
9 | 次長・課長(大阪吉本) | |
スクラッチ(松竹芸能) | ||
CAUTION!! 「おすすめ芸人ランキング」はキャリア・実力関係なし、まだ一般に知られていない芸人を ライブや放送で見た直感を頼りに、『AHAHA』編集委員とライターがおすすめする、 その度合いの強さのみを基準にランクをつけていきます。 「この人はもっとすごい!」「この人がおすすめ!」などありましたら 編集室までご一報ください。 |
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