1997年5月現在のおすすめ芸人ランキングです。
イラスト:流川れん
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次長・課長(大阪吉本) | プラスドライバー(あ・うん) | ||
3 | 4 | ||
COWCOW(大阪吉本) | ドレス(大阪吉本) | ||
5 | 6 | ||
アンタッチャブル(人力舎) | まさる(東京吉本) | ||
7 | 8 | ||
アメザリ(松竹芸能) | OverDrive(松竹芸能) | ||
9 | |||
満(大阪吉本) | バツイチ(名古屋吉本) |
>解説<
堂々1位は次長・課長。2丁目劇場の若手としては現在最もファンから注目されている一組である。 『NGKスタジオアワード 』で最優秀新人賞も得ているが、 課長こと井上のモデルばりのルックスに負けない独特のキャラクターを 次長こと河本が溌剰とフォローしてくコントは最近素晴らしくかみあって来ている。 2位のプラスドライバーは東京の3人組。3人コントは最近よく見かけるが、 ネタの多様性は誇るべきところで、新鮮さと勢いで押せる今の内にネタをたくさん作り、自信作を固めるべきだ。 COWCOWは昨年末の大阪ローカル『オールザッツ漫才』(毎日放送)で一気に評価が高まった。 4位のドレスは演劇的不条理コントを観客の目を気にせず押し通していけるかが今後の課題。 5位のアンタッチャブルの本格的漫才は見ていて気持ちよく笑えるのがよい。 コントが多い東京の若手の中、漫才の実力を固めてきた彼等は、後に今よりずっと大きなチャンスが訪れるだろう。 6位の女性コンビまさるはコントよりもフリートーク時のアドリブ反射神経に可能性を感じる。 7・8位は松竹芸能期待の若手が二組並んだ。 声の高低のコントラストが笑いやすさにつながってきたアメザリ、 最近見違えるようにポーカーフェイスのボケが冴えてきた OverDrive(NHK漫才コンテストで入賞) と松竹の若手も徐々に育ちつつある。 9位には次長・課長と同期ながらなかなか目だった活躍に恵まれないが、くさらずがんばってほしい満。 10位にはしばらく消息をきかないバツイチを相変わらずおすすめ。 |
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