1997年7月現在のおすすめ芸人ランキングです。
1 | プラスドライバー(あ・うん) |
>解説<
1位には前号2位のプラスドライバー。 メンバー3人のコント中の性格付けが固まってきており、最近のボケ2人に対してツッコミ1人というフォーメーションにも自信が感じられる。 あまり落ち着かず、10年後にはできないような動きまくるコントを見せてほしいと思う。 2位のCOWCOWはなんばグランド花月での『ランキングジャック』1位(6月)、 東京でも『若者寄席』の45分ソロ舞台と、ここ数ヶ月で評価できる実績を上げた。 シャンプーハットとは少し違う形の「けなさないツッコミ」はハマるとたまらなくファンをひきつけて、もう一度見たいと思わせる。 着実に伸びているコンビの一つ。 3位にバカリズムを初ランクイン。 「ビビる」「細雪」といったシュール性の強い言葉の畳み掛けを得意とする若手の中で、 地味なルックスを逆利用して後をひくコントを見せる彼等は知名度も上昇中であるが、もっと舞台を見せたいと思わせる。 4位は前号と同じランクのドレス。バカリズムとぜひ共演させたい大阪のシュール系のホープだが、 2丁目メンバーのトライアルライブ『SABIKI』の中で疲弊して行かないかが懸念される。 そのトライアルを勝ち抜いたチャイルドマシーンを6位にランクイン。 シュール系というより“心理系”といった方がいい彼等のコントは、言葉遊びでなく、 気持ちの揺れや誰にでもある心の矛盾を全面に見せながら樅野が山本を追いつめる。 アメザリ、アンタッチャブル、 まさると漫才もコントも器用にこなすオールランドプレイヤーが若手のなかで水準を保っているのは心強い。 そして、9位10位に東西コント師のホープが2組入った。 うまさ、という点では一歩先をいくガレッジセールは現状渋谷公園通り劇場でしか見られないのが惜しいくらい。 長身の二人組デモしかしはルックスの良さも含めて先物買いのファンから注目されている。<太田> |
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2 | COWCOW(大阪吉本) | |
3 | バカリズム(マセキ芸能社) | |
4 | ドレス(大阪吉本) | |
5 | アメザリ(松竹芸能) | |
6 | チャイルドマシーン(大阪吉本) | |
7 | アンタッチャブル(人力舎) | |
8 | まさる(東京吉本) | |
9 | デモしかし(大阪吉本) | |
ガレッジセール(東京吉本) | ||
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