1997年10月現在のおすすめ芸人ランキングです。
1 | COWCOW(大阪吉本) |
>解説<
1位にCOWCOWを入れた。今メチャクチャにおもしろい二人だ。 大阪の『NGK漫才ナイト』では多田の自己陶酔が高じたエキセントリックな性格づけがハマっており、このライブに意味を見い出せる数少ないコンビの一つだ。 『KW-1グランプリ』でシャンプーハットを倒した上での準優勝も立派。 2位には2丁目ワチャチャメンバー最若手にして、10月から東京に移住することになったチャイルドマシーンをランキング。 東京の若手で一派を成すシュール系とは一線を画する“心理系”コントは緻密さには欠けるが、時としてこれまでのコントには見られなかった社会的矛盾にまで切り込む。 活躍を大いに期待したい。プラスドライバーは徐々に大きな舞台にも上がってきており、特に『お笑いゴールドラッシュ』の出演が目立つ。 自信を持ってきたなぁという印象。 2丁目劇場のオーディションライブ「SABIKI」に出演中ながら新人登竜門「今宮戎漫才新人コンクール」に優勝してしまったレイザーラモン。 プロレス同好会の演舞に異色の戦いを組み合わせるというコント。文字通り力技の舞台だ。 その今宮戎に名古屋から出場、見事奨励賞を獲得したボルサリーノはコテコテの名古屋弁が意外に心地いいことを気付かせてくれる女性コンビだ。 10位に初登場、注目の3人コントサンバ・ルーは7月の「SABIKI」での1月に3本の新ネタを披露、 そのどれもがバカバカしくおもしろいという高評価を受けた。こういう素晴らしいコントを見せても上に行くことができない2丁目劇場の構造的問題にまで想いをはせてしまうほど。 惜しくも今回はランク外だが、東京の「野口製作所」「日英同盟」「北陽」「江戸むらさき」大阪の「ムトージ」などが実力を伸ばしてきたという情報も入ってきており、 今後のランクインを期待しよう。<太田> |
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2 | チャイルドマシーン(大阪吉本) | |
3 | プラスドライバー(あ・うん) | |
4 | レイザーラモン(不明) | |
5 | ガレッジセール(東京吉本) | |
6 | バカリズム(マセキ芸能社) | |
7 | ドレス(大阪吉本) | |
8 | ボルサリーノ(名古屋吉本) | |
9 | デモしかし(大阪吉本) | |
サンバ・ルー(大阪吉本) | ||
CAUTION!! 「おすすめ芸人ランキング」はキャリア・実力関係なし、まだ一般に知られていない芸人を ライブや放送で見た直感を頼りに、『AHAHA』編集委員とライターがおすすめする、 その度合いの強さのみを基準にランクをつけていきます。 「この人はもっとすごい!」「この人がおすすめ!」などありましたら 編集室までご一報ください。 |
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