第1号 <在庫少> | |
特集:「天然素材がもたらしたもの」 中特集:「テレビで演芸を見るということ」 『AHAHA』は実は幻の「創刊準備号」というものがあるんですが、編集代表自身も持っているかどうかわからない代物で、 本当のバックナンバーとしては'96年6月に発行したこの号が最初。 吉本印天然素材と呼ばれる人達を外側から考えた企画としてはほとんどなかったはず! ビデオレビューなどデータも満載したもので一般の人からは便利な紹介と好評ながら、もともと濃い天然素材のファンからは 「知ってることばっかりー。」と逆効果のブーイングも頂きました。 今後天然素材というものが再評価される際には必須のデータと評論がきっちりと入っています。 中特集では相羽秋夫さんに登場頂き、『AHAHA』の指針となるべきお話をたくさん頂きました。 当時の見出しは「漫才ブームが来ますよ」とのことだったのですが、1年後の今、形を変えたブームが来そうです。 |
第2号 <在庫少> | |
特集:「のイズ形式とは何か〜大阪コントの現在」 中特集:「笑芸スペースイエローページ」 「芸人さん本人にインタビューするのはやめよう、情が移るから。」 と発行時点で言っていたのにいきなり2号からインタビューが始まってしまいました。 とはいえ「のイズ」という存在はバッファロー吾郎や雨上がり決死隊と共に、 どう考えても大阪コントの創生期を語るには欠かせないコンビで、彼等の話をきちっと聞けたことは貴重な資料になりました。 1・2号あわせるとダウンタウン以後、千原兄弟・ジャリズムまでの大阪の笑芸シーンの“抜け”を埋めたものになっています。 中特集はそれほど意欲マンマンというものではなかったのですが、劇場の評価というものは結構死角になっていたらしく、 「この特集が役に立った」という話を何度も聞きました。いつか改訂版を作ってみたいです。 |
第3号 | |
特集:「関東人で笑え!」 中特集:「『作家』ってどんな人?」 ほとんど何のツテもなく取材を申し込んできた『AHAHA』がこういうインタビュー特集の号を しかも東京の笑芸で作れたというのは、ひとえに関係者様の助けがあってこそ、と今でも思わず手を合わせてしまうこの特集。 舞台での評価の高いアンジャッシュはおそらくまとまったインタビューは初ものです。 また、西条さん、あきさんには笑芸界の若いスタッフの最先端をしての熱心なお話を頂きました。 「何のツテもなく」といえば、中特集の萩原芳樹さんのインタビューは当時出演させて頂いたラジオで、 インタビューしていただいた萩原さんに逆アポイントを取ったものでした。 元「ゆんぼー」現売れっ子放送作家のたちばなさんの肉筆アンケート公開は遠い地方からもお手紙頂いたりと、 今でも喜んで頂ける方が多いようです。 |
第4号 | |
特集:「笑芸界10大ニュース」 中特集:「笑芸の先端〜企画ライブ」 ふうりんかざんのお二人のインタビューをもっと載せたかった…… と個人的にファンになってしまった4号はインタビューを押さえて評論をたくさん掲載しようと思った号でした。 10大ニュースでの各編集委員の評論は、演者でもスタッフでもなく、まさにファン側からの主張をきっちり出してるなぁと思ったり。 文章は未熟なんですが、観客が何を思っているかをこれからも提示し続けたいと思っています。 中特集の企画ライブについてはもっともっと掘り下げられた企画で、反省も多いのですが、 メディアとネタ以外のところで意外な魅力を発揮している人が多く、企画ライブを押さえることができるかどうかで、 特にバラエティを初めとしたテレビ論を考える基礎になるのではないでしょうか。 |
第5号 | |
特集:「音楽と笑芸」 中特集:「ユニット!!」 '97年になって1号ですが、インタビューなどの取材は昨年の秋からやっていたものでした。 横山ホットブラザーズという大御所について考えるのは若手を取り上げることの多い『AHAHA』にとっても多少冒険で、 それなりの時間がほしかったこともあるのですが、ホットの皆さんが素晴らしく若い!ということと、 芸術祭の大賞を取ったというタイミングもあって、いい記事になりました。矢倉さんへのインタビューも絶好のフォローを頂き、 その後『AHAHA』のフォローもして頂いております。中特集はもう少し時間があればよりよいものができたなぁ、 といつも同じため息をついていましたが、前号の企画ライブのこととあわせて、 いうべきことは言えるようにしたい環境を5号までで一応作ってこれたような気がしています。 |
第6号 SOLD OUT!! | |
特集:「笑芸界就職講座」 新コーナー:SHOW GAME SIDE VIEW |
第7号 | |
特集:「一人で笑わせる人」 新連載:ワハハ本舗のずっこけ極楽ワールド〜その歴史と構造(飯野 形而) |
第8号 | |
特集:「笑芸人を育てるシステム」 新企画:ライブレビュースペシャル 「笑芸人を育てるシステム」というわけでメインインタビューに好調な漫才を続けるMANZAI-Cをお迎えしてロングインタビューを行いました。 その他イラストリポートではリニューアル直後の大阪・心斎橋筋2丁目劇場のリポート、フリーコラムでは落語の弟子入りに関する考察なども行い、 笑芸を取り巻く環境について考えています。また今回からの新企画としてライブレビューから『AHAHA』が特に選んだトピックをもとにワイド版でお送りする 「ライブレビュースペシャル」コーナーを始めました。第1回では大川興業の本公演『全身全霊』を取り上げ、大川豊さんへのインタビューを行いました。 その他連載では「TOKYO NEW POWERインタビュー」に東京のライブシーンで大活躍、 先日の『お笑いゴールドラッシュ』ではネプチューンを破ってチャンピオンになるという快挙を成し遂げたプラスドライバーに登場して頂いてます。 |
第9号 | |
特集:「笑芸界10大ニュース&『AHAHA』が期待する6組 」 新企画:東西落語・おすすめランキング |