庵治石の別名は「花崗岩のダイヤモンド」
庵治石の特長は、緻密で小さな結晶
庵治石の硬度は水晶と同じ7度
吸水率は、わずか約0.2%




   きめ細かな地肌であるがゆえに風化に強く、
   磨けば磨くほど艶を増す庵治石。
   その最大の特徴は、「斑が浮く」という現象です。
   庵治石の表面は、黒雲母が入り混じったまだら模様。
   まだ粗い原石は、磨くほどに濃淡が浮き出て、
   平坦のはずの石の表面が奥行きを
   感じさせる二重のかすり模様を見せてくれます。
   その模様は、高い山々にかすみたなびく雲、
   また屋島から舞い落ちる桜の花びらにもたとえられ
   縁起物としても珍重されてきました。