こんなCDから聴いてみよう




はい,毎度毎度の「K」です.
ココまで読んでくれた人,ほんとに嬉しいですわ〜.

さてさて,そろそろ具体的にどんなもんを買えばいいのかな?って話しに入っていきます.

ココまでで,いろいろな知識がアタマの中でグルグル回っているかと思いますが,
それを形として表現してみましょう!

ちなみに知ってる人が見ると,統一性のない選曲のように見えると思いますが,
知名度やそのバンドのレベル等は一切考えていない選曲です.
単純にそのアルバムが初心者のみなさんが聴いて,
とっつきやすいか否かを考えての選曲です.



尚,表記の仕方は,

バンド名 : アルバム名

ですので,お間違えのないようお願いします.


前に,HRとHMの違いは,ハッキリとした線引きを出来ないと書きましたが,
その通り,コテコテのHMをいきなりを聴くより,HRから聴いてみてもいいのではないでしょうか.
ってコトで,メロディアスハードロックの最高峰(?)として君臨する「FAIR WARNING」です.
1992年発表(Germany)1stアルバム.

FAIR WARNING : FAIR WARNING

FAIR WARNING : FAIR WARNING


名前同じじゃん!って感じでですが,
アルバム名とバンド名が同じなのは,1st作品ではよくあることです.
日本人に比較的親しみやすいメロディアスなメロは,
結構ハードなギターサウンドの割には,すんなりと耳に入ってくるかと思います.
バラードの出来もかなり良いです.


もう一曲,HRでもいってみましょうかね.
ってコトで,日本でもかなりお馴染み(?)の,「MR.BIG」です.
1991年発表(U.S.)2ndアルバム.

MR.BIG : LEAN INTO IT

MR.BIG : LEAN INTO IT


メンバー4人全員が,珠玉の実力を持ったこのバンド.
ストレートなハードロックから,泣かせまくりのバラードまで織り込まれた
このバンドの最高傑作でもあると思います.


続いては,正統派ヘヴィメタルのご紹介.
正統派ヘヴィメタルとして頑張ってる「HEAVEN'S GATE」のご紹介.
1991年発表(Germany)2ndアルバム.

HEAVEN'S GATE : LIVIN' IN HYSTERIA

HEAVEN'S GATE : LIVIN' IN HYSTERIA


ジャーマンメタル系(ドイツ人だからね・・・)で,
比較的耳に馴染みやすいナンバーがギッシリ詰まっています.
ラストの「Gate of heaven」という曲は,スピード,メロディ,パワー全てを
完璧までに兼ね備えた秀作です♪


やっぱいろんな種類を紹介しなきゃねってコトで,
次なるお勧めは,スウェーデン出身バンド「CLOCKWISE」です.
北欧メタルとして「ROYAL HUNT」「STRATOVARIUS」に追いつけとばかりに出た彼等.
1997年発表(Sweden)1stアルバム.

CLOCKWISE : NOSTALGIA

CLOCKWISE : NOSTALGIA


'80年代の北欧メタルを彷彿させるような楽曲で,
力強く,それでいて爽やかなヴォーカルには脱帽!
全体的にサウンドが軽めなのがそれがまたイイ感じであったりもして,
とても良い印象が残る作品でした. マニアも満足する作品です.
このバンド,あまりメジャーじゃないけどバカにしちゃダメだよ.


北欧系をもう一曲ご紹介しましょう.
北欧系は,日本人にも馴染みやすい楽曲ですからね.
ってコトで,次なるは北欧メタル界で一流の名を馳せる「ROYAL HUNT」です.
1993年発表(Denmark)1stアルバム.

ROYAL HUNT : LAND OF BROKEN HEARTS

ROYAL HUNT : LAND OF BROKEN HEARTS


全編に渡って,クラシカルでドラマティックに展開する構成で,
初めて聴いて聴き惚れて,何度聴いても飽きがこない. そんな作品です.
まずこのアルバムを聴いていないと北欧メタルを語る資格無いですね.
ってくらい,出来の良いアルバムです.


続くはブラジルのバンド「VIPER」のご紹介.
ブラジル2大バンドとして「SEPULTURA」と肩を並べて君臨していたバンド.
1991年発表(Germany)2ndアルバム.

VIPER : THEATRE OF FATE

VIPER : THEATRE OF FATE


「ANGRA」のヴォーカルになった「Andre Matos」脱退直前の作品.
余計な小細工などは無く,メロディとパワーだけが突き抜けていく楽曲群.
全体的にクラシカルにまとめられており,聴きやすい作品だと思います.


あとは,プログレッシブ系を一つ.
「DREAM THEATER」は,ちょっと個性が強いので,
ココでは,「SHADOW GALLERY」をご紹介.
1998年発表(U.S.)3rdアルバム.

SHADOW GALLERY : TYRANNY

SHADOW GALLERY : TYRANNY


少し,北欧風味が含まれてる曲もあるが,それがまた取っ付きやすい感じだと思う.
動きのある曲と,おとなしい曲のメリハリもしっかりあって,
全編を通して聴いても,決してダレるコトが無く,飽きのこない作品となっている.
ま,コンセプトアルバムなので,全編を通して聴かないと意味ないんですけどね(^^;
でも,プログレ系は好き嫌いがあるかも・・・.





って感じで,いかがでしたでしょうか?
もちろん,人の好みによって,上に書いた作品が気に入らないこともあるかと思います.

しかし私は,上に書いた作品のどれをとっても,
メタル慣れしていない方々でも,拒否感無く聴けるものと思っています.

そしてココには,メタル界での超有名なバンドは紹介していません
それは,ハード過ぎる楽曲初心者に合わないと判断したものであって,
別に否定しているわけではありません. これらを聴いてみて,
これならイケルと思った人は,是非,有名バンド等に手を出してみていって下さい.

その時には,後章のバンド紹介やCDレビューなどを是非参考にして下さいね.

ま,ダマされたと思ってまずは聴いて見て下さいな♪



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