盲導犬(もうどうけん)について


 盲導犬(もうどうけん)は目の不自由な人の歩行の手助けをしています。
 ただし目の不自由な人でも盲導犬を使っている人は、ごくわずかです。
 盲導犬にたいする命令はすべて英語で行われます。盲導犬は利口(りこう)ですから、いつも通る道は覚(おぼ)えていると思いますが、行く先を教えれば主人をそこまでつれていくというようなことはありません。曲がるところとか道路を横切るときは主人がそのつど命令するようにします。また、障害物(しょうがいぶつ)に主人が衝突(しょうとつ)しないよう、いつも上下左右を観察しているようです。
 目の不自由な人が盲導犬を希望するときは、関係するところに申し出ます。多少待たなければならないこともあります。盲導犬をもらうときには、お金を払う必要はありませんが4週間くらい泊(と)まり込みで犬といっしょに訓練を受けますので、自分の経費(けいひ)は負担(ふたん)します。また、自分が使うようになってからの犬にかかる経費も負担します。盲導犬として使える期間は長くても十数年です。
 盲導犬は他の犬がけんかをしかけても、おとなしくしているように訓練されています。目の不自由の人を助けているときは声をかけたり、さわったりしてはいけません。
 盲導犬が付けている主人と結ぶための用具をハーネスと言います。盲導犬をハーネスとかアイメイトとか呼ぶというのは、正しくはありません。ハーネスは用具の名前ですし、アイメイトも特定の団体の盲導犬の呼び名なのです。
 すべての目の不自由な人が盲導犬を必要としているのではありませんが、まだまだ 欲しい人すべてに行き渡っているワケではありません。
       
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