メモリアル・ショット

 【このページでは思い出深い写真を中心に、エピソードなどを添えてまとめてみたいと思います。】


 

 まずは、我々のバンドの前身ともいえる『ワルデマンス・ブラスカペレ』をご覧頂きましょう。

       

このバンドの編成は、基本的にクラリネット1名、トランペット3名、テナー・テューバ1名、バス・テューバ1名、
ドラムス1名の7名編成でした。
 面白かったのは、この店のテーマ・ワルツに始まり、バイエルンのポルカやワルツを中心に演奏をしていきますが、
乾杯をかさねるうちに自然にドイツ版・歌声喫茶的な時間となります。そして美味しいドイツ料理にお腹も満足した頃、
“♪チロルのきこり”にのせて、テーブル対抗!ビール早飲み大会。全ての方々に素敵な商品がお店から贈られ、幸せ
の中でのProst!!
 この乾杯の後は、もう何でもありのダンス・パーティーとなり、音楽もいつしかラテンのリズムもチラホラ‥‥。
ムカデ踊りでつながりながら、皆で砂浜まで行ってしまったりもします(お店の前はすぐ湘南海岸!でも外へ出たら音楽
は聴こえないはずだけど‥‥)。そして、クライマックスはやはり“アヒルのダンス”。ドイツ人やアメリカ人も多く、
少々大きめなお尻を持つご婦人や紳士が倒れ込んできて、演奏不可能になってしまうことなど、いつものこと。最後に
“♪ムシデン”を合唱‥‥、と思いきや繰り返すうちにポルカ・テンポになり、当然またまた踊りだす。お店のママに、
“いつまで盛り上げているのよ!”と言わんばかりに睨まれつつ演奏終了。


 さぁ、笑って下さい。 これが我々の初期型衣装です。

                  

 オリジナルのレーダーホーゼ(革ズボン)を日本で作りました。 ズボン吊りにはバンド名も入り、これはこれで
それなりに味のある衣装でしたが、何より靴下が・・・。 これって実はサッカー用のソックスなんです。この頃は
靴下のみならず、帽子もスポーツ用品店で登山用の物を購入していました。 全て日本製とはいえ、これでも数万は
かかっているんですよ。
 ちなみにこの写真のモデルになっている左側は、現在アコーディオン奏者を務めている清水氏がテナーテューバを
担当していた頃のものです。 この写真の頃は丁度ダイエットの真っただ中でして、80Kg以上あった体重から一気
に20Kgもの減量をしたため、減量前に交際していた彼女に再会しても全く気付かれない程の変貌を遂げた訳です。


 これは、ジプシー・バンド時代です。(あっ、今もかな・・?)

 この頃は「ビールの匂いさえあれば何処へでも〜」という感じでした。控室にも必ずビールを用意して頂いて
ましたので、演奏前からメンバーと飲み始め、演奏の時間になれば今度はお客様と飲む。 少し演奏すると、
お客様も「まぁ、こっちへ来て一緒に飲もうや!」と言ってビールを注文して下さるので「演奏中ですので」
などとは言わず「そうですか〜ぁ?」と飲む(笑)。そうこうしているうちに、今度は向こうのテーブルから
「お〜い!今日はこいつの誕生日なんだよ、一緒に飲んでくれよ。」と呼ばれて「それではハッピー・バース
デイを演奏しましょう!」と、1曲演奏しては飲む。これを1度やってしまうと後が恐い!「お〜い!こっち
も今日誕生日だぞ〜ぉ!」とか、「今月誕生日なんだ、こっちでも1曲頼むよ。」とか、挙げ句の果てには
「先月誕生日」や「来月誕生日」・・・・。3カ月分の誕生会に付き合うのはタイヘンだぁ。でもでも皆さん
の幸せそうな顔を見ることに、最大の喜びを感じていました。
 さて上の写真、実はビアホールではありません。由緒正しい、とっても有名なある温泉旅館内でのひとコマ。
手前はテーブル席で、向こう側は座敷になっております。たった今、演奏をしながら座敷を回り終え、演奏は
続けつつも全神経は足先に・・・。これは「靴をはいている最中」の記念写真なのでした!!


 何のためにもならないコーナーではありますが、今後まだまだ続きますよ〜!お楽しみに!!

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