石神井公園駅北口駅前広場に乗り入れ開始

石神井公園駅北口 2002.10.5

 長らく工事が進められていた石神井公園駅北口の駅前広場が完成し、平成14年10月1日から供用開始された。駅前広場への導入路は富士街道に繋がれ、広場内にはバス停が3本設置された(うち1本は降車専用)。これにより、西武池袋線北側から南口に足を延ばしていた路線は全て北口に集約され、石神井公園駅東側の踏切をバスは渡らなくなった。

 従来吉祥寺駅方向のみが駅前を通過していた西武バス吉60系統は、上下とも北口に乗り入れるようになったが、1箇所の乗り場を上下で共用する。

 国際興業と西武バスが同じ路線を走っていながら、停留所ポール・停留所名称・時刻表が統一されていなかった石02系統は、この日を契機に協調が図られた。主な変更点としては、成増駅入口/成増町以外のバス停の名称統一、停留所標柱の一本化(両社が片側ずつ撤去)、時刻表の同一面掲載が実施されている。西武バスのみが客扱いをしていた成増二丁目にも、国際興業が停車するようになった。

 一方、慢性的な渋滞が発生している富士街道を走行するようになったため、定時性の確保が難しくなり、特に朝晩は運行の乱れが顕著である。西武池袋線北側の道路の完成を期待する向きもあるが、富士街道を通過する以上は抜本的な解決策になるとは考えられず、先行きが不透明である。

★踏切を渡るA7-421
2002.9.29

★旧北口バス停 A6-346
2002.9.29

★踏切→南口 7593
2002.9.29

★南口で客扱い中のA6-348
2002.9.29

 

★関東バス荻11との顔合わせ
2002.9.29

★駅前商店街を通る7567
2002.9.29

★北口ターミナルの9012
2002.10.5

★成増駅の乗り場も共同に
2002.10.5

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