練馬・戸田営業所管内の事業計画変更

一般路線として開設された南浦01 8075(戸田:平成7年式) 南浦和駅西口 2004.11.14

 平成16年11月12日、練馬・戸田営業所管内において、石神井線の経路変更、イオン北戸田ショッピングセンター(以下イオン北戸田SC)への路線新設、および増14の移管を中心とした大規模なダイヤ改正が実施された。

 戸田より練馬へ増14(成増駅北口〜下笹目)が移管され、出入庫の増83(成増駅北口〜下笹目〜戸田車庫)は廃止された。この移管により赤塚高台〜下新倉間の管轄は練馬に集約され、高01、増14・17が重複する区間では、可能な限り等間隔となるようにダイヤが引かれている。運賃収受は整理券方式が踏襲され、かつて朝霞地区で使用されていた車両(埼玉車)が再び埼玉地区中心の運用となった。ダイヤ増により車両が不足するため、2031〜2033が埼玉車として戸田より転籍している。

 練馬営業所の屋台骨である石神井線では、踏切渋滞を回避すべく成増方向で経路変更を行った。平成14年の石神井公園駅北口乗り入れ以降、成増方向は踏切を2回渡るため、慢性的な遅延に悩まされていた。今回平日の朝夕について、踏切を渡らない下屋敷経由を新設、踏切閉鎖によるダイヤの乱れを救済すべく運行されていた増16(成増駅南口〜比丘尼橋)は、大幅に減便されている。また成増駅発の深夜バスが、比丘尼橋の2つ先の三軒寺まで、回送区間を営業化する形で延長された。なお共同運行の西武バスは、石神井循環の始発を除き、石神井公園駅発の全運行を下屋敷経由に切り替えている。

 今年1月に閉店した、ジャスコ北戸田店の跡地に建設されたイオン北戸田SCのプレオープンに合わせ、11月12日より南浦01(南浦和駅西口〜イオン北戸田SC:運賃180円)が開設された。深夜バスも毎日運行される。平成17年1月10日までは、イオンの貸切による無料シャトルバスが、戸田公園駅東口より30分間隔で運行される。

 平日の朝夕に蕨側と南浦和側で分断されていた蕨05(蕨駅西口〜南浦和駅東口)が、土休日も終日芝支所折り返しと細野循環に分断された。浦10(浦和駅西口〜田島団地)は、始発繰り下げと終車繰り上げと同時に減回された。

★練馬に移管された増14

★出入庫の増83は廃止

★戸田から練馬へは3台が転籍

2079(練馬:平成14年式)
下笹目 2004.11.14

2098(戸田:平成15年式)
成増駅北口 2004.11.7

2031(戸田→練馬:平成9年式)
成増駅北口 2004.11.14

 

蕨05-2も双方向表示に

★平日日中のみの運行となった蕨05

★方向幕交換で地色が変わった南浦52

2014(戸田:平成9年式)
蕨駅西口付近 2004.11.14

7179(戸田:平成4年式)
蕨駅西口付近 2003.11.22

2021(戸田:平成9年式)
南浦和駅東口 2004.11.14

 

蕨55は系統番号の色で区別する様に

★戸田公園駅とSCを結ぶシャトルバス

石03下屋敷経由

2018(戸田:平成9年式)
蕨駅西口 2004.11.14

7171(戸田:平成4年式)
戸田公園駅東口 2004.11.14

7509(練馬:平成5年式)
成増一丁目〜成増駅南口 2004.11.26

 

 

★西武バス石02下屋敷経由

★石神井3号踏切にて

 

A6-351(上石神井:平成8年式)
土支田二丁目 2004.11.14

A6-347(上石神井:平成8年式)
石神井庁舎〜石神井町八丁目 2004.11.7

 

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