平成１３年４月１６日より，阿佐谷駅（ＪＲ阿佐ヶ谷駅）を発着する系統のダイヤが見直された。新設系統は，終日運行の阿０３（阿佐谷駅→八成橋→中村橋→阿佐谷駅：中村橋循環），夕方運行の阿０４（阿佐谷駅〜白鷺一丁目），午後〜夕方運行の阿０５（荻窪駅〜阿佐谷駅〜白鷺一丁目）で，同時に阿０２（阿佐谷駅〜白鷺一丁目）の午後回りが廃止された。

　今回関東バスが新たに走り始めた経路は無く，阿０３は従来阿佐谷営業所から一日１本が運行されていた，八成橋回りの練馬駅行のルートを生かした形となった。八成橋東は，従来練馬駅行のみが使用していた八成橋を改称したもので，千川通り上の西武バス八成橋と同じ位置にある。これは練馬駅行が従来通過していた，阿５０の八成橋にも停車するための措置である。行先表示は八成橋東の車内放送の起動と共に，阿佐谷駅に変わる。

　阿０３は平日・土休日とも同一ダイヤで，阿佐谷駅発８時台から２０時台まで，５３〜６０分間隔で運行される。阿０５は１２時台以降，阿０４に運行が引き継がれる１７時台までの設定。

　車両運用は原則として阿０３では９００代が，阿０５では１０００代が主体になっている。余談ながらこれに先立ち，Ａ９０１・９０２とＡ３４７０・３４７１が，新たに新宿対応車となっている。