いすゞＬＶ３８０ 所沢営業所に先行投入 　１９９８年８月３日記入

A8-527(所沢：平成10年式)　久米川駅　1998.8.3

　今年度は、約２５年ぶりに、西武バスにいすゞ車が導入された。その第１号であるＡ８-５２７が、７月末に所沢営業所に納車され、８月３日より営業を開始した。型式はＫＣ-ＬＶ３８０Ｎ（前中扉間ワンステップ）で、中扉には手動スロープ板が装備されている。

　中扉向かいの４席を跳ね上げると、車椅子の固定スペースが２台分確保される。中扉より後ろは１段高くなっているが、通路はスロープ状になっている。窓位置が低くなったことにより、最後部座席に腰掛けると、膝が窓上に出てしまうため、座席と窓との間に衝立てが設けられている。

　同型車は引き続き所沢に配置され、更に大宮営業所にも配置されているが、仕様に若干の差異がある。

　なお、アイドリングストップ＆スタートシステム装備のＵＡも所沢（Ａ８-５２２）を皮切りに導入され、こちらは都区内にも投入される模様である。

　西武バスでは、昭和６１年にＢＹ３１が廃車になって以来、いすゞ車の配置はなかった。

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