LINUXを使ってみませんか
私は、LINUXについてそれほど詳しいわけではありません。
しかし、経費削減の叫ばれている今日この頃、某社のオフィス系ソフトだけが予算青天井で、バージョンアップを繰り返すのを見ているうちに、この経費を軽減できる方法がないかと考えるようになりました。そのために、LINUXをインストールしたパソコンをクライアント機として使用することを考えました。
職場で使うパソコンは
1、文書の作成 ワープロ、表計算など
2、インターネット回線を使用した通信など
3、電話回線を使用した通信など
4、特殊なソフトウェアの使用
という目的に集約されるように思います。
このうち、1〜3を利用するためにはクライアント機がウインドウズである必要はありません。
例えば3の場合は、LINUXをインストールしたパソコンからFAXを送信したり、受信したりすることもできます。
4に関してだけは、WINDOWS機をイメージして開発されたアプリケーションなどの場合はどうしようもないので、既定の機械を使うしかありません。インターネットに接続をしてWEBを閲覧する場合で、新しいコンテンツ→大体動的コンテンツが多い、ACTIVE-XやブラウザのPLUG-INに依存するコンテンツ等を閲覧することが制限される可能性はありますが、必要最低限の情報はテキストベースでも取得できますので、それほど神経質になる必要はないかも知れません。
それでは、業務で実際に使用する可能性のある4つのパターンをイメージして、各場合について簡単に説明します。
1、文書の作成 ワープロ、表計算など
OpenOffice.org を使用しましょう。
これは、サンマイクロシステムズ社が開発したソフトにOpenOffice.org日本ユーザー会様が手を加えて、日本語でワープロ文書、表計算文書を作成でき、マイクロソフト社のOffice製品との互換性を維持しているオフィス系ソフトです。
そして、このソフトの一番大きな魅力はフリーソフトであるということです。
こちらは、 OpenOffice.org日本ユーザー会 http://ja.openoffice.org/ 様のサイトで詳しく解説されていますので、ぜひ導入を検討してみて下さい。
2、インターネット回線を使用した通信など
こちらは、メール、WEB、その他ということになるでしょうが、GUIベースのアプリケーションをインストールすればWINDOWS機と殆んど同じ感覚で使えます。
3、電話回線を使用した通信など
ファクシミリの送信・受信やダイヤルアップ接続など
ファクシミリの対応ソフトは Tkfax や efax というソフトがあります。
Tkfaxの紹介ページ http://shino.pos.to/linux/tkscanfax_ja.html
Efaxの設定方法などを記載したページ http://shino.pos.to/linux/fax.html
私は、上記のページを参照させて頂きました。
4、特殊なソフトウェアの使用
こちらは、特注のデータベースなど、専用に作り込まれたアプリケーションを利用するような場合です。この場合は今までのシステムを利用するのが無難です。