ドクター矢本美樹からのひと言
「健康な生活を送ること」が私たちの願いですが、時には病に罹り不安になることがあります。
こんなとき事情を話して援助を求めることが出来る親しい友人や知人が居らず、
相談に乗ってくれる相手もいない時は不安になって一層苦しむことになります。
思い余って病院を訪ねても医師に自分の状態を十分に伝える事が出来ない、
或いは相手が自分の説明を理解したか、処方された薬が自分にあっているかどうか、
副作用はどうか等、考えると不安の種はつきません。
このような時に身近に「家庭医」が居れば安心です。こんな心配の大半が解決されましょう。
母国を離れての育児は悩みがいっぱいです。相談できる友人も少なくいつも不安です。
当診療所では幼い子供を抱えて育児に悩む母親のため育児相談をいたしております。
私は20年以上になるウイーンでの生活経験から、異国生活に慣れずについに「心の病」
に陥った多くの人を見てきました。話し相手が居ない、悩みを打ち明ける友人も居ないといった
孤独な環境から来る「心の病」やストレスから来る心身症、不眠等について
「精神身体医学認定医 Diplom fuer psychosomatishe Medizin」としての立場から
積極的にアプローチしていきたいと思っています。
もし健康について何か問題が起きた場合、まず身近な「家庭医」にご相談ください。
はじめに病気についての心配や不安を取り除くことが大切です。
次に病気に対する的確な治療とアドバイスが必要です。
本人の生活環境や健康状態、体質等を熟知している「家庭医」に声をかけてください。
これが病気に負けないための第一歩です。