“健康”確かめていますか
当診療所では健康診断を行っています
成人病や老人病を予防するためには毎日の生活上の注意は勿論のことですが、年齢が
35才、38才、40才、50才になった時、節目検診を受けることが大切です。病気になった
時に必ずしも自覚症状が出るとは限りません。自分では全く健康だと思っているうちに
、気がつかないまま重大な病気が進行していることがよくあります。これを早期に発見する
ためには自分では健康だと思っていても、念のために年齢の節目、節目に検診(健康診断)
を受けることが大切です。
最近本国ではこの節目検診を地方自治体が中心になって住民に呼びかけ、熱心に実施して
大きな成果を上げています。
当診療所では本国での検査項目を参考にし、それに準じて以下の項目を中心にして検査
を行っています。
健康診断の内容
問診 健康状態についてお訊ねしてから必要な検査項目を指示いたします。この問診は
診断のための重要なプロセスで、時にはこの問診だけで重大な病気を発見する手がかりを
える事があります
健康調査表に記入していただいて過去の病気について詳しく検討し、今後の参考に
させていただきます。
検査の必須項目として次の検査を行いますが、この検査項目は基礎的な検査項目なので
その結果によってはさらにより高度な検査が必要になります。
検査の内容
尿、血圧測定、血液(アルカリフォスファターゼ、アミラーゼ、膵臓アミラーゼ、ビリルビン、
クレアチンキナーゼ、クレアチン、尿酸、カリウム、尿素、総コレステロール、中性脂肪、
HDL-コレステロール、血糖、GOT,GPT,γ-GTP)
以上の基礎的な検査によって貧血、腎臓、膵臓、肝臓の疾患、その他高血圧症、糖尿病、
高脂血症等の有無が分かります。
特に女性の場合は貧血が問題になります。最近鉄欠乏性貧血の方が増加しております。
その他任意検査として便の潜血反応があります。この潜血反応は胃潰瘍、胃がん
大腸疾患、直腸がん、ポリープ等を発見するための重要な手がかりになる検査です。
以上の検査の結果さらにより詳細な検査が必要な方には心電図、貧血検査、糖尿病の
検査、胸部レントゲン検査等を追加されます。
肝機能障害があってA,B.C 型等の肝炎が想定される場合はさらに精密な検査が必要
になります。
胸部レントゲン写真や超音波、CT、MRI等の検査は外部の医療機関に委託することに
なります。
検診の結果胃腸障害や大腸の疾患が考えられる場合は、胃腸科を受診して必要な検査を
受けることをお勧めしております。
カウンセリングと健康相談 すべてのデーターが出揃った段階で 約30分のカウンセリング
を行い説明いたします。もし万一病気が発見された場合は今後の対策や治療等について相談に
のります。
がん検診 胃がん、肺がん、前立腺がん、子宮がん等について疑いがある場合は、適宜医療機関
を紹介いたします。
病気はなにより早期発見が大切なので、健康な生活を守るためには健康診断を受けることをお勧め
します。