人に優しいIT
ITという言葉を聞かない日は無いですし、その恩恵を離れて
我々の生活が出来るわけでもありません。
ITは何のためにあるのか、私たちはそんなことを考えなくても
生活していけます。
何かの雑誌のインタビューにITの技術者が、「ITは皆が幸せに
なるために存在する」と答えているのを見たことがあります。
また、それを利用することによって幸せがもたらされるのでなけ
ればITの存在価値はないという様なことも言っていました。
なるほど、頭のいい人は我々凡夫と考えることが違うんだと
感心しながら雑誌を読んでいました。
ITは人の幸せのためにあるので、人に優しくなければならないし、
誰でも使いこなせる簡単な仕組みに進化していくことが技術の
進歩というものである。
私は専門家ではありませんが、登記のオンライン申請の勉強を
している時に、JAVAアプレットに付された署名についての論文
を読んで、驚いたことがあります。
セキュリティというものは使いやすく簡単なものでなければ結局
何の役にも立たないものだという様なことが語られていました。
何しろアンチウィルスソフトやファイアウォールソフトなど、セキュ
リティ関連のソフトウェアは難しくて、マニュアルを読んでその内
容が理解できる人はもうそれだけで相当の達人であり、実際に
ウイルスに感染するようなことのない人であると思います。
私は素人ですが、この考え方に大いに感銘を受けています。
そして、自分の持っているわずかばかりの知識を、そのために
役立てられればと考えています。
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