updated 2000/12/7

雑誌への投稿から
 
海外から感動を配信
 
意外に役立つWindows CE機
 
(日経パソコン 2001年新年合併号 P.405〜406)

 先日、私の娘が海外で結婚式を挙げました。式には新郎・新婦両方の家族と一部の親戚が出席しましたが、他の親戚や知人、友人は出席できませんでした。
 私は日本から重さ約500gのハンドヘルドPCであるWindows CE機デジタルカメラを持参しました。そして、デジタルカメラで式の様子を撮影し、その画像データをハンドヘルドPCに転送し、HTMLファイルを作成、ホームページとしてプロバイダのサーバーにアップロードしました。
 その結果、出席できなかった日本の知人、友人の方々にも、その日のうちに式の様子を見ていただくことができました。
 現地から電子メールを送ったところ、早速、「式に出席できなかったけれども大変感激した」と数通の返信をいただき、結婚式がさらに盛り上がりました。
 重さが数キログラムになる大きなノートパソコンを持って行かなくても、軽量小型のハンドヘルドPCが、海外で十分力を発揮したわけで、Windows CE機の実力を改めて見直した次第です。
 日経パソコンで、こうした携帯情報端末の効果的な使用法についても記事にしていただけると良いと思います。
Chapel
Grand Wailea Resort Hotel
Maui Island, Hawaii

 マウイ島観光



筆者注

注1 Biglobeのローミング機能を使用し、提携しているプロバイダの現地アクセスポイントにつなぎました。
注2 ハンドヘルドPCは日本HP社のJORNADA 680です。
注3 モデムが内蔵されていますので、ホテルの部屋の電話口にモジュラケーブルで  接続することで、トラブルなくアクセスできました。
注4 FTPはダウンロードしたシェアウウェアを使用しました。
注5 HTMLファイルの基本を事前に作成しておき、現地では画像のみアップロードしました。
注6 デジカメの解像度はホームページ用ということで、640*480ピクセルで撮影しました。