updated 2000/12/15

雑誌への投稿から
パソコン通信サービスで
 
    友人の消息がわかった
(日経パソコン 1997年5月19日号 P.269 「読者の広場」)

 私は42年前に東京都内の小学校を卒業しました。私のクラス仲間55人のうち、42人の所在は明らかで、現在でも2〜3年に一度、恩師を招きクラス会を開いています。しかし、あとの13人は消息不明でした。ところが最近、このうち2人の所在が相次いで分かり、近況を知ることができました。
 パソコン通信サービスの「NIFTY-Serve」には、「会員検索」というメニューがあります。ユーザIDを入れれば氏名が分かり、逆に氏名を入れるとユーザIDが分かるサービスです。最大の特徴は、全国の会員が対象ということです。
 今回の場合は氏名がわかっていますので、氏名を入力することで、同姓同名の人のユーザIDと概略の住所が表示されます。探している友人がNIFTY-Serveの会員で、会員情報を公開していれば、必ず表示されます。従って、連絡が取れる可能性は極めて高いことになります。
 友人がたまたまNIFTY-Serveの会員であったため、「会員検索」で見つかったユーザIDに電子メールを送ってみたところ、本人であることが確認できました。次回のクラス会で感激の再会ができそうです。
 今まで、新聞の同窓会欄への投稿や、電話帳を調べたりなど、いろいろな方法を試みました。しかし、地域が限られていることもあり、消息はつかめませんでした。パソコンで消息不明の人を見つけることができるとは、思いもよりませんでした。
 読者の方へ参考になればと思い、パソコンにこんな使い方もあることを紹介しました。 



懐かしの校舎 (昭和50年まで)


1994年のクラス会