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カルドセプト、と言うゲームがある。 元来はセガサターン用であったのだが、後にプレイステーションにも「カルド セプト・エキスパンジョン」というタイトルで移植されている。 でもって、その「エキスパンジョン」の方に、事もあろうに、ずっぽりと ハマってしまったのである。この俺が。(^^; というわけで、このページでは、このゲームの面白さを世にあまねく伝え、 俺のように人生に支障が出てしまうような(笑)中毒ゲーマーを増やすことを その最大の目的としている。みんなで幸せになろうよ(苦笑)。 なお、本文中、上記の2つのゲームは区別せずに、一括して「カルドセプト」 と呼称する事とするんでご承知のほどを。 さて、このカルドセプト。 どういうゲームかと言うと、 ということになろうか。 まず、ゲーム自体はボードゲームであり、2〜4人のプレイヤーが、サイコロ に従って環状のルートをぐるぐる周回しつつ、途中の土地を自らの支配下に 置いて行くのである。この辺はモノポリーライクである(というよりも、 モノポリーそのもの)。 ただ、モノポリーならば土地にビルを建てるところであるが、このゲームは いわゆるファンタジー系の世界観を採用しているため、領地の確保は 事により行なう。 で、その「配下のクリーチャー」ってのはどこにいるかと言うと、「自分の 手札」の中にいるのである。 そう、このゲームでは、自分がサイコロを振る前にカードを1枚引き、手札に するのである(手札は最高6枚まで持て、持ちきれない分は捨てる)。 手札には「クリーチャー」の他に「アイテム」「スペル」があるのだが、 この辺は後述だ。 で、支配した土地は、次に通過した時に、その「レベル」を上げることが できる。そうすれば地価も上がるし、配置したクリーチャーの防御力も上がる のである。 さて、ゲームが進むと、自分が他人の支配した土地に止まってしまう事が ある。 この時、自分は、その土地を支配しているプレイヤーに通行料を支払う必要が あるわけだが、その代わりに、その土地を奪って自分のものとすることを 試みる事ができる。 方法は簡単だ。自分の手札の中のクリーチャーと、その土地に配置されている クリーチャーを戦わせ、自分が勝てば土地を奪えるのである。 クリーチャーは全部で200種類近くいるわけであるが、それぞれいろいろ特殊 能力を持っていたりするので、その辺を考えてぶつける必要がある。 また、攻守とも、クリーチャーにはアイテムをひとつ持たせる事ができる (先ほど手札の所で説明した「アイテム」だ)。これは攻撃力を増す武器で あったり、ヒットポイントを増す防具であったり、はたまたさまざまな効果を 持つ魔法の物品であったりする。 次に、スペル、すなわち「呪文」であるが、これは1回につき1枚だけ、 サイコロを振る前に使う事ができる。 効果は例によってさまざま。敵のサイコロの目をコントロールしたり、敵陣に 配置されているクリーチャーを一方的に攻撃したり、はたまた、魔力(この ゲームでは「持ち金」のことと思ってよい)をもらえたりするのである。 とまぁ、こういう感じでゲームは進んでいくわけである。 でもって、あらかじめ勝利条件として定められた額の総魔力(手持ちの魔力、 支配している土地の総地価、手持ちの護符(総地価と連動して価格が上下する 株券のようなもの。特定の場所で売買できる)の総価格の合計)を突破した プレイヤーが、スタート地点である城に帰還した時点で、ゲームは終了する。 勝ちは当然そのプレイヤー。以下、総魔力の高い順に順位が決まる。 そして、ゲームが終わると、順位に従った枚数だけ新しいカードをもらえる。 このゲームでは、引いてくるカードは、あらかじめ手持ちのカードの中から 選んだ50枚となっている(これを「ブック」と呼ぶ)。そして、もらった カードを使い、このブックを少しずつ強化してゆくのである。 もちろん、超レアカードなんてのもあり(笑)。 いかがであろうか。 周回、土地の確保、護符(株式)の運用など、モノポリー系ボードゲームの システムを基本としながら、カードを使用する戦闘や呪文、そして自分独自の ブック(カードゲームで言うところの「デッキ」だな)の構築など、マジック ・ザ・ギャザリングなどのトレーディングカードゲームの要素をうまく混ぜた このゲーム。 これが、実に面白いのである。 さて。 モノポリーにしろギャザリングにしろ、その基本は「対人戦」である。 どちらも「場合によっては友達を無くす」なんて言われているし(笑)。 で、このゲームにも、もちろんCPU戦はあるわけであるが、それよりもやはり 対人戦が面白いのである。 対戦できるのは2〜4人。その範囲内であれば、人間とCPU入り混じっての 対戦も可能である。 で、4人対戦なんて事になるとこれがまた、人々が入り乱れ、利害が複雑に 絡み合い、駆け引きや合従連衡が激化するわけである。 どーすか? 面白そうでしょ? ぜひ買いましょう。そして友達を引きずり込みましょう。 そして、俺のように人生に支障が(以下略)。 |
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