トップゲームカルドセプトアイドル考察はじめに


はじめに(アイドル総論1)





まずは、敢えて言わねばなるまい。
アイドルは、このゲームの中で最も脆弱なクリーチャーである。

‥‥とか書くと、じゃあG・ラットはどうするんだとか、パウダーイーター
なんかHP1のST1だぞとか、そういうツッコミを入れたくなるところで
あるが、それでも、俺は「アイドルは最も脆弱なクリーチャー」だと言って
しまうのである。



なんというか、アイドルには、「生きるための能力が欠如している」
ような気がするのである。

ST0、HP20の防御型の無属性クリーチャー。
これがアイドルである。

ST0である。そのうえ、武器と巻き物を使えない。
つまり「支援効果が無ければ、そのままの状態では攻撃できない」のだ。
また、ST0であることには、それ以上の深い意味がある。ルナティック
ヘアやルナストーン‥‥HP・ST逆転能力の前に、身を守る術が無いのだ。

HP20である。つまり、マジックボルトやテンペストの一撃圏内である。
他のクリーチャーとの戦闘においても、HP20では心もとない。
無属性であるため、そのままでは地形効果を得る事ができないのが、その
つらさにますます輪をかけている。

この「無属性」であるということ自体にも、不利な点がある。
クレリック、そしてバニシングレイといった、無属性即死系のクリーチャーや
スペルに弱いのである。
無属性は、今回防御型と並んで一気に弱体化したカテゴリー。その影響を
アイドルはもろに受けているのである。

そうそう、アイドルは防御型でもあった。
侵略不可能、移動不可能である防御型の不利な点に加え、前述の通り、今回は
バタリングラムやアシッドレインのせいで、防御型クリーチャーが相対的に
非常に弱体化している。非常に不利な状況であるとしかいいようがない。




生存するうえで、弱点が山のようにある‥‥それが、アイドルである。

さらに、もうひとつ、頭に入れて置かねばならないことがある。
こんなに生き残りにくいアイドルであるが、それに反して、「狙われやすい」
のだ。

これは当然である。
アイドルの持つ、凄まじいまでの能力。
アイドルのアイドルたる由縁であるその能力は、多くの場合、対戦相手を
圧倒的な不利に陥れるからだ。
レアカード中心のブックを使っていてアイボリーを置かれる、遺産ブックや
うさぎブックを使っていてバサルトを置かれる‥‥これは致命的であろう。
そういうプレイヤーは、全力で、アイドルを潰しにかかるはずだ。



生存しにくく、そのくせ、狙われやすい「アイドル」。

しかし、アイドルは置かれることによって初めて機能する。そして、アイドル
をメインとしたブック自体も、アイドルが置かれていることにより、また
初めて機能するのだ。
つまり、アイドルは置かれ続けられなければならない
アイドルがいなくなった時、それがそのブックの破綻の時なのだ。

ということは、アイドル使いは、

アイドルを全力で守り続けなければならない
のだ。



アイドルをいかにして守るかを考える前に、まず、アイドルをいかに倒すかを
考えてみたい。
それに対する対策、それこそが「アイドルをいかにして守るか」の方策に
他ならないからである。

アイドルを倒す方法には、大きく分けて以下の2つが考えられる。

(1)クリーチャーでの戦闘による方法
(2)スペル・領地能力による方法


当たり前過ぎるほど当たり前である。(汗)



それぞれを具体的に見てみよう。

まず(1)。具体的には、以下のような状況が考えられるだろう。

(1-1) クリーチャーの全ダメージ付与能力がアイドルのHPを上回る
(1-2) 毒・混乱などのダメージ
(1-3) 即死(クレリック、バタリングラム)
(1-4) ST・HP逆転(ルナティックヘア、ルナストーンなど)

このうち、既に毒や混乱などを付与されている場合を除き、(1-1)から(1-3)
までは、基本的に、直接ダメージを食らわなければ防ぐ事ができる(例外
あり。それは後述する)。よって、これに関しては、カウンターアムルや
ガセアスフォームなど、ダメージ防止系のアイテムで防ぐ事ができそうである。

また、(1-1)(1-2)に関しては、あらかじめグロースボディやミューテーション
などでHPを増やしておくのも有効と思われる。

しかし、それでも、(1-4)の「ST・HP逆転」は防ぐ事ができそうにない。
うさぎに侵略された時点で、命は無いのだ(バサルトがいなければ、な)。
チェンジソルブを持ったレプラコーンに侵略されても同じである。

また、上記の「例外」というものもある。
こちらに支援効果が無い時の、チェンジソルブを持ったマンドレイク、また
逆に、支援効果がある時の、チェンジソルブを持ったサルファバルーン。
デコイ爆弾(デコイ+ライフジェム)なんかも返せない。

さて、これらをまとめて防ぐ方法は無いもんだろうか?
‥‥と考えると、「侵略されなければいい」ということにはならないか?

そこでクローズアップされるのが「ピース」。つまりは全く侵略されなく
なるスペルである。これは効く。
クリーチャー対策は、ピースで決まりであろう。



では、クリーチャー対策はいったん忘れて、今度はスペル・領地能力を見て
みよう。

スペルによって倒されるということは、大きく分ければ、以下のような状況と
なる。

(2-1) ダメージを与えるスペル、領地能力を食らう
(2-2) 即死スペルを食らう


(2-1)は、具体的には以下のようなスペルである。
  • マジックボルト
  • イビルブラスト
  • テンペスト
  • カタストロフィ
  • スウォーム
  • パニッシャー
  • アシッドレイン
  • エレメンタルレイジ
  • アバランチ
  • バンシーの能力
  • アーチャーの能力
また、(2-2)に関しては、現在のところ、バニシングレイが唯一当てはまる
スペルである。

それでは対策。
まず、マジックボルトとイビルブラスト、それにアーチャーの能力は、ランド
プロテクトで100%防ぐ事ができる。また、(2-2)の即死系スペル、つまりは
バニシングレイであるが、これも防げる。

しかし、問題はこれらでは防げないスペル。すなわち複数ダメージ系の呪文で
ある。
これに関しては、まず、MHP自体を上げておく、という解決策がある。
すなわち、グロースボディやミューテーション、場合によってはマスグロース
の出番となる。さっきのクリーチャー戦闘の場合と共通する方策であるな。
あるいは、更に思い切った解決策としては、ファンタズムでスペルによる
HPの上下そのものを禁止するといった方法もある。



と、戦闘とスペル、両者の防御法が出揃ったところで、もう一度まとめて
みよう。

両者共に共通する方策は、グロースやミューテでHPを上げること。

戦闘によるダメージを防ぐには、ピースをかければよい。

スペルや領地能力によるダメージを防ぐには、単体スペルにはランプロ、
複数スペルにはファンタズム
、といったところか。



さぁ、ここからが考えどころ。

我々が実際にアイドルを守る際には、戦闘とスペル、この両者のいずれからも
守らなければならないのだ。
その際、重ね掛け出来ないピース、ランプロ、ファンタズムのうち、どれを
優先していくべきか?

これは、非常に難しい問題である。

現時点で、俺は、「グロースやミューテでHPを上げた後ピース」を
最優先にしている

クリーチャーによる戦闘の方が、スペルによる攻撃よりも、食らう確率が
高いからだ。

しかし、それも、配置されてるのがアーチャー4匹にハイド4匹にスピット
コブラ4匹、とか言う状態になったら(極端な話ね)、ランプロに替えても
いいと思う。
ただ、その場合は、隣からの移動攻撃が死ぬほど恐いので、両隣の土地を
確保しておく
必要がある。直踏みは防げないがやむを得まい。
隣接地を確保した状態なら、ファンタズムも十分選択肢のひとつになる。

一方、ピースをかけている場合は、逆に相手のスペルに気を使わなければ
ならない。サプレッションやシャッターは必需品であろう。
領地能力クリーチャーにも気をつけねばならない。



というわけで、アイドルを使ううえで重要なのは「アイドルを守ること」で
あるというお話であった。

実は、もうひとつ。
「アイドルを守るにはアイドルの能力自体が役に立つ」のであるが、この
話はアイドル各論が終わってからすることとしよう。

(おしまい)


トップゲームカルドセプトアイドル考察はじめに