さて、まずはとっとと昨日残したところ、つまり軟部の軟骨形成性腫瘍をざっと 流すのである。 ここでやるのは、まず滑膜骨軟骨腫症 synovial osteochondromatosis。 滑膜の軟骨化生により生じる多発性軟骨性腫瘤。20〜40歳代。股関節や膝関節 など大関節に多いが、腱鞘や滑液包の滑膜などにも出来ることがあり。X線や CTで石灰化が見えるときは簡単だが、巣でないときは発見に時間がかかることも あり。 もひとつ。と言ってもこれは半分昨日やった話で、骨外性の軟骨肉腫だ。 組織系としては粘液型と間葉性が多く、粘液型は内部に出血を伴うことが多く、 大腿部や膝窩に好発。一方、間葉性軟骨肉腫は全体の3分の1が軟部に発生、 頭頂部に多く、脳軟膜や髄膜にも発生するらしい。 つーところで、違うジャンルに突入するのである。 今まで極秘にしていた(つーか言及しなかった)そのジャンル、それは! である! 実は、俺はてきめんに脳腫瘍を苦手としていたわけであり、そこを今回克服して しまおうと思うわけである。 で、今日からそれを始めようと思ったのであるが、今日は相当に疲れているので サボることとするのである。(^^;; |