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◆皆さんが普段疑問に思っている事やお仏壇・荘厳
についての問いにすべてをお答えします。
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Q 9:なぜお経をあげるの?
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Q10:浄土真宗であげられるお経は?
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Q11:浄土真宗は金仏壇でないとだめ?
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Q12:打敷はどのように用いるのか?
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Q13:お仏壇の飾り方は?
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A 1:亡き人やご先祖をおまつりするため、
というかたもおありでしょう。
しかし、あくまでお仏壇は仏さまの
お館、仏さまのための壇であるのです。
仏さまとは、もちろん各宗教のご本尊さまです。
仏さまに感謝いたしましょう。
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A 2:お仏壇は普段、ほとんど気にかけてはいないたい
せつな感謝の心を育み、生かされてあるというこ
とを、再確認する場でもあります。
私に、いのちを伝えてくださった多くのかたがた
のご恩、そしてこの私のいのちを支えてくれてい
るお米や野菜、魚や肉といったあらゆるものに
「おかげさまで」と感謝することのできる、得が
たい場でもあります。
お仏壇に日々、手を合わせることによて、ありと
あらゆるものに恵まれて生きているのだというこ
とを、たしかめていただきたいのです。
私さまを中心とした心豊かな生活を家庭に根ずか
せる意味からも、お仏壇は家庭に欠かせない大き
な存在です。
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A 3:お仏壇を求める時期は迷信などにとらわれること
なく、いつでもいいというより、今すぐ、できる
だけ早くが正解です。
世間には、お仏壇を求める時期について、葬式の
ときや年法要のときなどでないと、死人が出ると
いう、まったく根も葉もない迷信があるようです。
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A 4:お仏壇を求める時には、まず「どの部屋のどの場
所に置くか」という安置場所とその安置場所大き
さ(横x高さx奥行)とだいたいの予算を頭に入
れておく必要がありましょう。
もし仏具は今までのお使いになり、仏壇だけをお
求めになられる方は、仏壇の大きさを計る必要が
あります。
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A 5:ある人は「単にお仏壇の中を明るくするため」と
思っているかもしれません。それでは肝心なこと
が抜けてしまっています。ローソクの火は、確か
に私がつけるのですが、ついた火は如来さまのお
徳として味わうことが大切になってきます。
ローソクの火には二つの面があります。
一つは”光”です。周囲が明るく照らすその光は
如来様の智慧を象徴すると言われています。
もう一面は”熱”で、私はこれを如来様の慈悲を
表すと味わっています。
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A 6:お香は体臭などの悪臭を除き、心身ともに落ち着
かせてくれるところから、これを仏前にお供えす
ることが早くからおこなわれてきました。
そのお香の種類は、一般家庭では線香と焼香用の
お香ぐらいではないかと思います。
まず日常生活に使われる線香のほうは、土香炉と
呼ばれる口の広い香炉で燃やします。
次に改まった時に行う焼香は、蓋のついた金属製
の金香炉を用います。つまり、火だねを入れて使
用するのが金香炉なのです。
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A 7:お仏壇の無い家も多く、また逆に、一軒の家でお仏
壇が二つになってしますケースも出てきます。お仏
壇は家族が心を一つにして礼拝する物なので「一軒
にお仏壇は一つ」でよいわけです。
しかし「お仏壇が二つあってはよくない」と何か悪
いことでも起こるように考えるのも間違いです。そ
れにこだわって、人の心を傷つけては何もなりませ
ん。要は家族の一人一人が如来様の真実の心を仰ぎ、
心安らかに手を合わせるところがお仏壇ということ
を忘れないことです。お仏壇はいつ求めるの?
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A 9:お寺の本堂やお仏壇の前でお経をあげておつとめする
のは、お釈迦様のお説法を読み上げている事になるの
です。しかし古代インド語を音写して中国語たる漢字
に翻訳されたものを読み上げるためほとんどの人は何
を言ってるのか理解できません。日本語に訳されない
のは漢字は当時の先進文明国たる中国の言葉なのでそ
のまま学んで内容を把握する姿勢でした。たとえその
意味を理解できなくてもお釈迦様のお説法を朗読して、
共にみんなで聴聞くするということなのです。お仏壇
を求める時の心得は?
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A10:阿弥陀如来を教主としてたのみ、仏力によって往生
成仏させていただくというのが浄土真宗ですから、
用いられるお経は自力の仏教のものと、当然ながら
違ってまいります。浄土真宗のお経は、「浄土三部経」
といわれる「仏説無量寿経」「仏説観無量寿経」「仏
説阿弥陀経」の三つです。この「浄土三部経」を、浄
土真宗の教えの根本をなす経典としているのです。
ローソクの火はなぜつけるの?
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A11:浄土真宗の家庭というとたしかに漆塗りの金仏壇が一
般的に普及しています。
しかし、だからといって金仏壇でなければならない、
というわけではありません。
唐木仏壇といわれる木材の木地を生かした仏壇でも、
いっこうにさしつかえありません。
現代的なデザインを生かした現代仏壇と呼ばれるもの
でも結構です。
お念仏のみ教えに触れさせていただくのが第一義なの
です。
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A12:打敷とは、お仏壇の前卓を飾る三角形の布です。
仏さまにお供えする、お香、お花、お灯明をのせる台の下
に敷いて、仏前を荘厳いたします。
この打敷を、テーブルクロスにたとえるかたがおられます。
それと同様です。できれば2・3種類の打敷を用意して交互
にかえていただくのもいいでしょう。
お仏壇を求める時の心得は?
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*仏教文化研究会編「お仏壇と荘厳」より引用させていただきました。
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